大観峰を後にして、県道12号線を西へ。 そろそろガスの残量が気になる。
北山レストランのところで県道339号線へ左折しなければならなかったのに、直進して県道45号線へ入ってしまった。 おかしいと気がついて引き返したけど、6kmくらいロスしたかな?
339号線では二重峠の石畳を見るつもりだったのだが、通りすぎてしまった。 引き返すとガス欠になりそうな気がしてスルーすることに。
R57大津のコスモ石油で給油したら3.65L入ったので残量0.1L以下だった。 あのミスコースが無ければ戻れたかもしれないな。
ここまではほぼ計画どおりに走れている。 時間が押していたら熊本港から島原に渡ろうかと思っていたが、予定通り天草から渡ることにする。
インターナビに目的地をセットして案内通りに走る。 宇土からR57で有明海沿いに出る。 並行するのはJR三角線。
向こうに見えるのが島原半島かな? けっこう山が多いね。
順調に走ってきたと思ったらいきなり渋滞。 工事かな?と思ったら道路左手の雑木林が火事だったようで、消火作業で通行止めになっていた。 幸い大事には至らず。
こちら側の車線はクルマが少なかったので比較的早く現場を通過できたが、反対車線は天草から帰ってくるクルマで5kmくらいの渋滞になっていた。 お気の毒。
天草五橋というらしいが、やたらたくさん橋を渡ることに。 これは天門橋かな?
これは大矢野橋。 松島有明道路は原付二種も走れない。
このループ橋は上島から下島へ渡る天草瀬戸大橋。 フェリー乗り場はもうすぐだ。
島鉄フェリーの鬼池フェリーターミナルに到着。 観光地らしくとてもハイカラな建物だ。
切符を買って外に出たら、ちょうどフェリーが入ってきた。
自分の他にもフェリーマニアが写真を撮っていた。 乗船するバイクは自分を含めて3台。
今回は通過しただけだったけど、南九州の西岸はいずれきちんと走りたいと思っているので、天草にもまた改めて来たいと思う。
南島原の口之津フェリーターミナルが近づいてきた。 反転しながら近づいていく。
船首側のもやいを引っ掛けて、それを支点に転回し、引っ張りながらバックして接岸。 お見事。
こちらのターミナルは天草に比べて地味だが、こういう風情も嫌いじゃない。
そういえばキャンプ場にまだ連絡してなかった。 予約なしの飛び込みで到着が17時半頃になるにも関わらず、待っていて頂けるとのこと。 急ごう。
R389を登っていくと尾根筋に出る。 両脇は馬鈴薯の畑かな。
白雲の池キャンプ場の入り口に到着。 ここから凸凹の急坂を登る。
管理棟に着くと、管理人さんもさっき到着したようだった。 受付準備が出来るまでに先に設営していいということなのでお言葉に甘える。
車両が入れるのは管理棟の前まで。 そこから先はリヤカーを借りて荷物を運ぶ。
今日は自分一人なので、どこにでも設営していいとのこと。 トイレが近くて地面が平坦なキャンプファイヤー場に設営することにした。
受付を終えて、管理人さんに近くに食品を売ってる店がないか聞いてみるが「雲仙の温泉街には無い」とのこと。 出発前の事前調査でも無さそうだったので、これは想定内。 予定通り小浜温泉へ買い出しに行く。
橘湾に出て右折。 この洋館は観光案内所。 同僚Mと来た時に、ここで旅館を紹介してもらったのだった。 懐かしいね。
おっ、右手に良さげな銭湯を発見! 市営「浜の湯」か。
買い出しの目的地「Aコープおばま」 は「浜の湯」のすぐ隣だった。 今夜は雲仙の温泉に入ろうと思っていたのだが、これはもう「浜の湯」に入るしかないね。 買い出し前にひとっ風呂浴びよう。
「浜の湯」は温泉銭湯だった。 ボディシャンプーを持参してきてよかった。 さっぱりして実にいい気分。 出てきたらちょうど夕日が沈むところだった。
買い出しを終えてキャンプ場に戻る。 肉も魚もいいのが手に入ったが、ご飯物がなかったので豆腐で代用。 ヘルシーだね。
肉は南部鉄器のフライパンで焼く。 思えば昨年のGWツーリングの反省からこのフライパンを買ったのだった。
21時頃になると冷えてきた。 標高は700mくらいだが冬は雪も降る雲仙。 鍋で豆腐を茹でて温まろう。
あらびきソーセージも食べて22時にお開き。 テントに潜り込んだらすぐに寝てしまった。
本日の走行距離 331.0km
Google Earth用KMZファイル(別府~雲仙) → 20150426.kmz