「植民地」育ちの日産社員、「いまさらルノーと別れるなんて無理」

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ゴーン社長の独立戦争 日産に迫る「植民地化」:日本経済新聞

ある日産幹部は、「この件に関する情報はもう絶対に出ない」と話す。ゴーンがフランス政府との駆け引きに不利になりかねない情報が日本から漏れることを嫌っているだけではない。1999年にルノーが日産に資本参加してから16年。当時の新入社員は40歳手前の幹部社員になり、もはや「ルノーと提携し、ゴーンが経営する日産」しか知らない社員が多くなっているからだ。
 
「いまさらルノーと別れるなんて絶対に無理。この件はゴーンさんに任せるしかない」(ある中堅幹部)、「生産・開発の統合などルノーとの提携深化も、既定路線以外の何ものでもない」(ある若手社員)……。日産社内には今、そんな声が目立つ。昨年は一部の外国人幹部が日産を去ったことが騒がれたが、日産の経営はやはり「ゴーン頼み」なのだ。

そういうもんだろうね。 もし仏政府がルノーCEOからゴーンを解任したらどうするんだろう?
その時に民主化運動をするほど気骨のある社員なんて残っているのだろうか?