スズキ、鈴木俊宏副社長が社長に昇格

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スズキ会長、38年連続"司会"は円熟の境地 | 株主総会2015 | 東洋経済オンライン | 新世代リーダーのためのビジネスサイト

総会後、スズキOBの株主は「修会長は100歳まででも、120歳まででも(トップを)やってほしい」と感想を述べた。今年で85歳を迎えた鈴木修会長兼社長の巧みな進行で、和やかな雰囲気は最後まで変わらなかった。(中略)
 
総会に訪れた、スズキを主要取引先とする内装部品メーカーの会長は「VWの問題が片付くまでは代われないよ。次は(長男の)俊宏さんだとみんな思っているけど、まだ準備は出来ていない。メディアへの発信力、軽業界を代表した発言力も抜群。若くしてトップになって、一番長くトップにいるんだから。あんな人は他にいないよ」と、修会長に高い信頼を寄せる。

この株主総会から一週間も経たないうちに社長が替わるとは思ってもなかったでしょうね。

突如スズキが社長交代を発表!しかし実権は鈴木修会長のまま (オートックワン) - Yahoo!ニュース

スズキが突如社長交代を発表した。新しい社長は鈴木修社長兼会長(85)の長男である鈴木俊宏副社長(56)とのこと。興味深いことに鈴木修氏の地位を見ると社長の肩書きが外れただけで、CEO(最高経営責任者)のまま残るという。
 
CEOとは文字通り会社経営の責任全てを追う役職。鈴木俊宏氏と言えばCOO(最高執行責任者)という位置づけになるからヤヤこしい。
 
どうやら「全てを任せて勇退ということにはならないようです」(スズキ自動車筋)。当面鈴木俊宏社長のバックに鈴木修会長が構えているという状況になるのだろう。

そりゃそうだろうね。 急に引退したら株価が急落するよ。

スズキ、総会直後の社長交代 VW係争終了「待てず」  :日本経済新聞

修氏は今年の株主総会までには係争が決着するとみていた。そのうえでおよそ3年半もの間、経営の停滞を招いたけじめをつける意向だった。
 
ところが仲裁の結論はなかなか出ない。権限を修氏に集中させ続けるひずみも出始めた。15年4月、スズキは国内最多となる199万台のリコール(回収・無償修理)を実施した。修氏はその原因を「私が組織を縦割りにしてしまったため」と反省する。
 
提携戦略が停滞する間に自動車業界の合従連衡は進んだ。ホンダとGMは燃料電池車開発で提携し、トヨタとマツダも環境・安全分野などで手を組んだ。「(VW問題解消を)待つ限度を超えてしまった」(修氏)。早急に新体制への道筋を示すため、30日の中期経営計画の発表に合わせて人事を決めたようだ。

それにしてもね。 急病とかじゃなさそうでよかったけど。