【西川和久の不定期コラム】ASRock「N3150B-ITX」 ~BraswellなCeleronを搭載した約1万円のマザーボード - PC Watch
SoCはBraswellなCeleron N3150。4コア4スレッド、クロックは1.6GHzから最大2.08GHz。キャッシュは2MBでSDP 4W/TDP 6W。位置付け的にはSurface 3に搭載されているCherry Trailの少し上で、デスクトップ・ノートPC向けとなる。プロセスルールは14nm。写真からも分かるようにファンレスだ。
メモリはDDR3/DDR3L 1600 SO-DIMM×2、最大16GB。(中略)
インターフェイスは、PS/2×2、SATA 6Gbps×2、USB 3.0×4(内背面x2)、USB 2.0×6(内背面x2)、Gigabit Ethernet、パラレルポート×1、シリアルポート×1、TPMモジュールヘッダー×1、シリアルポートヘッダー×1、音声入出力。音声系のコンデンサにはELNAのオーディオグレードが使われている。
拡張バスは、PCI Express 2.0 x1×1。microATXマザー「N3150M」は、PCI Express 2.0x16と同x1×2。拡張性は無いに等しいものの、このクラスのPCに何かボードを追加することはないので気にならない部分だ。
Webサーバーに使っているDN2800MTも使い始めて3年が経過しました。 そろそろ替えてもいいかなとも思います。
TDPはDN2800MTが 6.5Wなので N3150B-ITX(6W)に替えてもほとんど下がりません。 パフォーマンスも2コア/4スレッドが4コア/4スレッドになるくらいで、あまり変化はないと思います。 テスト機で使っている Pentium J2900の ASRock Q2900-ITXには遠く及ばないでしょう。 でも64bit OSに対応なのはいいですね。
ただDN2800MTはACアダプタ仕様だし、N3150-ITXにはmSATAがないのが残念ですね。 「B」の付かない N3150-ITXにはハーフサイズの miniPCI-Expressスロットがあるようですが。