デミオベースのサイオン『iA』と言えば、6速マニュアルで1万5700ドル。6速ATだと1万6800ドルである。少しばかり割高な感じ。アメリカでの自動車ビジネスって「高いね」とユーザーが感じたら基本的に厳しい戦いになる。アメリカメディアの評価を見ると苦戦必至かと。
とにかく「狭い狭い」の連発。加えて価格は106馬力のiAより圧倒的にパワフルな130馬力エンジン積み、広いキャビンスペース持つフィットと同じ。アメリカ人の多くがフィットを選ぶと思う。何でパワー低く狭くてカッコ悪いクルマにそんな高い価格を付けたのか全く解らない。
マツダは盛んに「正しいドライビングポジションが取れます」と喧伝しているけれど、コンパクトカーのトーボードを後退させたのは流石に厳しかったのかな?
運転席優先のタンデムディスタンスなので後席が狭いのは仕方ないと思うけど、前席まで狭いと言われたらどうしようもないね。 そもそもマツダはアングロサクソン向けには作ってないのかな?
デザインについては... 個人的には(Aピラー以降も含めて)トヨタのヴィオスの方が好きですね。
マツダ デミオ 新型、米国導入は見合わせか…米メディア | レスポンス
デービス上級副社長はインタビューの中で、「新型デミオよりも、もっと収益性の高いモデルに注力していきたい」と述べ、新型デミオの米国導入に否定的な見方を示したという。(中略)
米国市場に、新型デミオを投入しない可能性が出てきたマツダ。ただし、4ドアセダン版については、トヨタ自動車のサイオンブランドから、デミオベースのサイオン『iA』を米国発売することが決定済み。同メディアは、「マツダのメキシコ新工場の生産能力に余裕が少ない点も、米国市場に新型デミオが投入されない理由」とレポートしている。
収益性もですが、サイズが小さすぎるのも理由の一つなのかもしれません。