ついに始まる電気料金の価格競争、東燃は東電より最大6%割引|週刊ダイヤモンドSCOOP|ダイヤモンド・オンライン
東燃がサービス対象としているのは、「従量電灯B」で30アンペア以上、小規模店舗向けの「従量電灯C」や「低圧電力(動力)契約」の顧客に限定されている。電気使用量の少ない30アンペア以下の契約をする顧客や、東電の契約形態の一つである「電化上手」で、オール電化住宅に住む顧客は対象としない。
東燃の分析によれば、30アンペア以下で契約する電気使用量の少ない顧客には、東電は原価割れの状態で電力供給をしているという。つまり東燃は、電気を売っても儲けのない顧客は狙わない、という方針なのだ。
この販売姿勢は、他の新規参入組も同じ。「できれば、電気使用量が多くて、料金滞納などがないカネ持ち世帯を獲得したい」とは、多くの新規参入社が口にする本音だ。競争市場で生き残らなければならない供給側が、顧客を選別するのは当然ともいえる。
ウチもそうだけど太陽光発電を設置している家庭の大半は、時間帯料金の契約で買電で支払うより売電で貰う金額の方が多いです。 買電量もひと月200kWh行かないレベルなので、新電力にとっては何のうまみもない顧客でしょう。
個人的にはコスト面で家庭向け電力小売り自由化には何も期待していないです。 今の東電の『夜得プラン』のままで何も不満はないし。 本丸は都市ガスの方で、ガス料金が下がるなら電気の契約もセットにしてもいいかな?という感じです。
でもオール電化の家庭は、単価は低いとはいえ電力消費量が膨大なので、電気料金の引き下げに期待していた人は多いんじゃないかな?
東燃のいう「おいしい顧客」ってどれくらいいるんだろう? 大きなマンションは一括で契約しているだろうし。 小規模なマンションやアパート住まいの人には恩恵があるのかな?