修理に出していたWave110iのエンジン部品が、3/1の夜に戻ってきました。
新品のピストンはWPC+MOS2処理しました。 ジョルカブのときはピストンリングやピストンピンも処理をしていたんですが、費用対効果が薄い気がしたので今回はピストンだけです。
カーボンの付着が著しかったシリンダーヘッドは、新品のバルブと摺り合わせをお願いしてあります。
燃焼室の汚れをピカールで磨きました。
バルブスプリングを組もうと思ったら、バルブスプリングシートが見当たりません。 捨てちゃったかな!?
ヘッドが組めないので、クランクケースのチェックをします。
新品クランクが圧入されたRクランクケースです。
摩耗してしまったLクランクケースのオイルポンプシャフトの支持穴にはブッシュが入っています。 オイル溝も切ってあります。 ちょっと穴の公差が小さくてピッタリし過ぎかも。
段ボール箱からクランクケースを取り出すと、小さなビニール袋に入ったバルブスプリングシートが出てきました。 間違えて一緒に送ってしまっていたみたい。 よかった、これでヘッドが組める。
ステムシールは型番変わってないけど緑色のインドネシア製。 茶色い日本製とどう違うのかな?
ロッカーアームはINとEXで形状が違います。 EXのカドの部分をデコンプカムが押し上げるのかな?
値段が高いので躊躇しましたが、今回はO2センサも新品に交換します。
タペットクリアランスを調整して、シリンダーヘッドは完成です。