青根キャンプ(前編)

2016年 4月 9日(土)

はっきりしなかった先週末の天気と違い、今週末は早い段階から晴れマークが付いていて、気温も高めの予想だった。
Wave110iのシェイクダウンは先週で完了したけれど、好天なのにキャンプに行かないのももったいない。

近場で行ってないところというと、関東甲信越で唯一「キャンプ2回」県である神奈川県だ。 しかし神奈川県は大阪府と並ぶ「バイクキャンプ不毛の地」。 キャンプ場がないわけではないのだが、ファミリー・オートキャンプ向けがほとんどでソロ・バイクキャンプだと割高になってしまう。

道志みち沿いでは新戸(しんど)キャンプ場青野原オートキャンプ場が比較的リーズナブルだ。 新戸キャンプ場は友人Hも使ったことがあるらしい。
それ以外ということで選んだのが青根キャンプ場である。 料金は安くはないのだが、ここには大きなメリットがある。

友人Hといえば、スーパードリームに引き続きまた新しいバイクを買ったとかで、京都方面に引き取りに行っているので今週も同行できない。 今夜は浜松のビジホに泊まるらしい。

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出勤する嫁を見送り、犬の散歩を終えてから出発の支度をする。
今回初投入のグッズは夏用グローブ。 昨年のGWキャンプで片方無くしたから買い直したのだ。 GWツーリングの前に慣らしておきたい。

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続いて ROKストラップ。 これまでもダッフルボストンを固定するのに16mm幅のタイプを使っていたのだが、テーブルが1台増えた関係でボストンが太くなり、ストラップの長さがギリギリになっていたのだ。 25mm幅のは長いので余裕で固定できる。

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んで余った16mmのストラップをダッフルボストンとタフザックを連結するのに使ってみた。 でもちょっと長すぎるし、ここは伸縮するほどテンションを掛ける必要はない(万一の落下防止対策)ので、普通のストラップの方がいいかもしれない。

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10:30 出発する。
R16瑞穂バイパスは使わずに箱根ヶ崎を通る旧道を通ってみる。 迂回するバイパスに比べて直進する分距離は短いが、所要時間はあまり変わらないかな?

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八王子バイパスは鑓水料金所があらかた撤去されていた。 ここまでは順調だったが、橋本駅の手前で酷い渋滞。 すり抜けはせずに大人しく並ぶ。

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橋本駅南口入口交差点を右折。 県道508号線から510号線へ入り、新小倉橋を渡る。 道志みちへ行くときの定番ルートだ。
串川橋交差点を左折してR412へ。 そのままキャンプ場へ行くと早く着きすぎてしまうので、走ったことがない道をいくのだ。
中津川沿いの河原にテントが立っていた。 どうやら田代運動公園キャンプ場というところらしい。 次に神奈川でキャンプするときはココにしようかな?

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ちょっと早いが、マルエツ鳶尾店に立ち寄って買い出しをする。 山に入るとスーパーがないからね。 先週、「キャンプの買い出しでマルエツに寄るのは初めて」と書いたが、2週連続で寄ることになるとは思わなかった。

県道63号線へ右折。 本当は厚木ハムに寄ろうかと思っていたのだが、すっかり忘れてマルエツであらびきソーセージを買ってしまったのでパスする。

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ここまで沿道にモスバーガーやマクドナルドなどがあったが、「宮ヶ瀬でうどんを食おう」と思って寄るのは我慢した。
県道64号線で宮ヶ瀬湖へ。 意外とクルマが多いので淡々と走る。

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鳥居原園地はバイクとお年寄りでいっぱいだった。 駐車場無料だし、みんなここに寄るのね。

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丹沢あんぱんの出張販売。 そういえばR412沿いにオギノパンの工場があったな。

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うどんを食おうかと思ってきたのだが、人が多すぎて断念。 特売所もカラの棚が目立つ。 外は風が強いし早々に退散する。 腹減った。

県道64号線からR413に入る。 前を走っているのは黒いシトロエンDS。 今の奴じゃなくて昔の奴ね。 カッコいい!

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7-11相模原津久井青野原店に立ち寄り、チキンカツ弁当で遅い昼食を取る。 ここは外に座れる場所があるからいいね。
R413を右に外れて道志川方面に下っていく。

道志ダムの手前で看板が見えるので右折する。

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道志川に向けて下っていく。 なかなか良さそうな雰囲気だね。

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場内の案内板。 川の向こうがキャンプサイトらしい。 受付はどこかな?

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ここが受付。 Webサイトに「予約は受け付けない(先着順)」とあったのでアポ無しで来たのだが、「川沿いなら少し空いている」というのでお願いした。 申し込み用紙に記入している間にも、空き状況を確認する電話が掛かってきていた。 早めに来ておいてよかったね。

ちなみに料金は2340円と、今夜友人Hが泊まる予定のビジホ(1,700円らしい)より高い。 それでもここに来たのは、温泉「いやしの湯」が併設されているからだ(温泉は別料金)。

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川を渡るところは橋が掛かっているが、前後は砂利なのでバイクでは気を使う。

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川沿いはいっぱいなので、土手側のスペースに設営する。 川に興味はないしね。

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買い出しも済ませてあるし、やることもないので場内を探索しつつ温泉に入りに行こう。

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川沿いのサイトには炊事場もトイレもない。 唯一、水道の蛇口が一つだけある(飲用可かどうかは不明)。

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上にあるのがトイレと炊事場。 真下に浄化槽がある。 これが当たり前だが、実はちゃんと排水処理しているキャンプ場は少ない。

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山側のオートサイト。 ゆったりめの区画サイトでこちらは予約も可能らしい。

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炊事場とトイレは整っているが、収容人数に比べると数が少ないね。 トイレは洋式でウォシュレット付き。 女性には喜ばれるだろう。
トイレの先の坂道を登っていくと県道76号線まで出られるらしい。 道志川が増水して川が渡れなくなっても安心だね。

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山側サイトから下るとロッジのエリアがある。 ロッジは大きめで作りもしっかりしている。 ここも稼働率高そうだった。

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道志川の水は結構綺麗だね。 これなら子供を遊ばせてもいいかも。

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橋は角材を積んだだけ。 増水時は流されること前提なのかな?

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「いやしの湯」は3時間700円。 休憩所や食事処もある。 夏場のキャンプだと早めに着いたらここから出たくないだろうな。

後編へ続く