日産は三菱自が6月24日に開く定時株主総会後に開発部門のトップとして取締役1人を派遣する。三菱自の資産査定が完了後、今秋をめどに第三者割当増資により34%の株式を取得する。三菱自の取締役を現在の13人から11人に減らし、日産側が会長を含む取締役4人を派遣する方針だ。
三菱自の益子会長は日産の出資後も三菱自に残り、ブランド再生のための計画策定や日産、三菱グループとの調整に当たる見通しだ。新体制での社長、会長は三菱自と日産が協議して決める。
トカゲはしっぽを切りますが、不祥事を起こした組織はアタマをすげ替えますね。
<三菱自>益子会長残留に批判 「責任明確化、不十分」 (毎日新聞) - Yahoo!ニュース
日産との資本提携交渉を主導し、カルロス・ゴーン社長との関係が深いことを背景に益子氏の暫定的な留任は決まったが、「商事出身の会長は残り、生え抜きの社長は去る。これが社内の力関係を如実に示した。生え抜き社員の士気は低下するだろう」(三菱自関係者)との指摘もある。
次期社長は、三菱自へ会長を含めて取締役の3分の1を派遣する日産の意向も踏まえて決まる見通しだが、三菱商事で自動車部門が長く、4月から常務執行役員として相川社長を補佐してきた白地浩三氏が有力候補の一人とされている。
社員としてはドッチラケでしょうね。