コンビニでもあったら昼飯を喰おうと思っていたのだが、本宮大社周辺にコンビニはなし(川湯温泉へ行く県道との分岐点にヤマザキのショップはあるが)。
12:09 出発する。 R168本宮道路は快適なバイパスだ。
このまま行けるのかなと思ったがそんなに甘くない。 バイパスが終わったところに結構な高さの滝があった。 十二滝というらしい。
12:28 十津川村でR425へ左折する。 幸いR425の方は交通規制はなさそうだ。 この地点で標高145m。
西川という川に沿ってR425は進む。 超クネクネしている。 その間に集落が点在している。
13:04 小坪瀬。 ずっとバス停の標識があるのだけど、こんな山の中に本当に通っているのかな? 時刻表を見ると1日2本くらいある。 終点は迫西川というところ?
どこかの時点で急に道が細くなるというのではなく、本当に少しずつ道が細くなっていく。 まだ電線が並走しているので、この先に集落があるのだろう。
この先8kmに小学校なんてあるの!?
13:09 湯之野橋。 この吊橋の先に何があるのか...
迫西川公衆トイレの前後で数台のバイクとすれ違う。 リッターバイクや女性ライダーもいたが、大きなバイクでこんな道を走っても楽しくないだろうに。
13:15 この場所で十津川バスとすれ違った。 いきなりだったので残念ながら写真は撮れなかったが、本当に走っているんだね。
13:16 ここが迫西川のバス停。 R168との分岐点からでも48分掛かっている。
ちなみに迫西川小学校というのはこの航空写真の中央下部にある建物らしい。 意外にも正式に閉校したのは今年(2017年)ということだ。 キャンプ場にすればいいのに。
13:28 牛廻峠に到着。 標高833m。 ここで和歌山県に入る。
あとは下るだけ。 と思ったら大間違い。 左側は急峻な崖になっており、確かに落ちたら自力では這い上がれない。
ついにはこんなところも。 崩落してから結構時間が経っているっぽいが、普通だったら通行止めになってもおかしくない。
14:00 R371に合流し北へ向かう。 そういえば今朝、串本町で海岸線から離れて北上し始めたときの道路がR371だったな。
14:03 「道の駅 龍神(ウッディプラザ木族館)」に到着。 この辺りで標高は450m程度。
食堂がまだやっていたので遅い昼飯にする。 日替わり定食(ハンバーグ) \1000。 ハンバーグがふわっとしてて美味しかった。 しばし座敷でリラックス。
14:36 出発する。
キャンプ場へ行き易いということで、深く考えずにこのルートを選んだのだが、この道は高野龍神スカイラインだった。 護摩壇山の1290mまで一気に駆け上がる。 キャンプ道具満載の原付二種には辛い道だ。
15:00 「道の駅 田辺市龍神ごまさんスカイタワー」を通過。
一面あじさいが咲いているところがあった。 下界ではもう時期が過ぎたが、ここは標高1000mを越えている。
スカイラインの名にふさわしく、尾根筋を走るこの道はアップダウンを繰り返す。 頑張って走っているのだが、後ろから速いクルマが来た場合は路肩に寄って道を譲る。 下りだけなら負けないが、上りではどうしても勝てないからね。
でも遅いクルマは道を譲ろうと思わない人が多い気がする。 お互いに精神衛生上良くないと思うのだが。
15:30 高野山の手前でR371は分岐する。 高野山の街に行くクルマは右折するが、自分はR480に合流するために左のバイパスへ。
15:33 大きな赤い門が見えたので慌ててバイクを停める。 これはなんだ? Youがたくさんいて写真を撮っている。
寄るつもりがなかったので全く予習をしていなかったのだが、これは高野山の「大門」らしい。
向かって右の阿形像。 デカい!
同じく左の吽形像。 左右の像で作者が違うらしい。
不勉強でも「高野山」という山がある訳ではなく、総本山である金剛峯寺を中心に街全体が高野山なのは知っている。
どうせならちゃん時間を取って見たいので、時間がない今回は素通りさせてもらう。
この辺りで標高は855m。 電光掲示板の気温は24.8℃と表示されていた。
そのままR480で下界に降りてくると、ほっとすると同時に暑い! さあて、これからどうするか。 ガスも入れなければならないし、買い出しと風呂はどうしよう。
16:09 紀の川を渡る手前に 7-11かつらぎ町東渋田店があったのでピットイン。 アメリカンドッグを喰いながら考えをまとめる。 買い出しよりも前に給油が先だよな。
16:29 浜口石油 セルフ笠田SSへ行ってみたらノーブランドのスタンドだった。 でも安い(\115/L)からまあいいか。
問題は風呂だ。 「かつらぎ温泉 八風の湯」が近くにあるのだけど値段が高い(1200円)。 関西はおしなべて高い傾向なのでそれは仕方ないのだが、ゆっくり入っている時間はない。
迷った挙句、汗だくで寝るのはイヤだということで、16:37 「八風の湯」に到着。
それでも40分くらいは滞在し、17:20 近くのオークワかつらぎ店に到着。
昨日から持ち越した食材もあるので控えめに買い物して、17:38に出発する。 R24を東へ。
最近は16時くらいまでにキャンプ場に入るようにしているのだが、今日は大幅に遅れている。
焦っていたのはもう一つ理由があって、今夜泊まるキャンプ場にはまだ連絡していない。 到着時刻が18時を過ぎるのは確実なので、到着まで待ってもらうのは忍びないと思ったのだ。
紀北かつらぎI.C.入り口の先で左折して山へ向かうと広い道路に出くわした。 「ツーリングマップル」に快走路と書かれていた紀の川広域農道らしい。 確かにこの道は素晴らしい。 R24は信号が多くて苦痛なので、次回からこの広域農道を走ることにしよう。
県道61号線にぶつかったところで左折して 本格的に峠越えへ。 気がつけばかなり標高が上がっている。
今日は本当に酷い道を走ってきたので、それに比べれば全然悪くない道だが、日没近くになり薄暗くなってきているので、心理的に圧迫感がある。
18:01 不意に赤い鳥居が見えたので停車した。 丹生神社というところらしい。 伏見稲荷大社みたいだね。
鳥居のすぐ先に蔵王峠があった。 標高は495m。 ここから先は大阪府だ。
写真では明るく見えるが、実はもうかなり暗い。 2速でも加速していくかなりの急勾配で、コンクリ路面は滑り止めがしてあるとはいえ、雨が降っていたらかなり気を使わなければならなかっただろう。 暗くなってからの峠越えはおすすめしない。
18:11 細い道を抜けると荒滝キャンプ場があった。 門が閉まっているのは営業してないから?
18:14 光滝寺キャンプ場に到着。 幸いまだ管理人さんたちが居た。 本来は17時までの受付らしいのだが、今日は他にも遅れている客がいたらしい。
このキャンプ場も出入り口に鉄製の大きな門がある。 大阪だけに治安が悪いのだろうか?
門を抜けると川を渡ってキャンプサイトということになる。 「明日の朝は早く出発したいのですが」と言うと、「門には鍵は掛けていませんので大丈夫ですよ」とのこと。 鍵をかけられたら、夜間に避難できないものね。
右側の建物はトイレ。
今日は日曜日だが8組程度の利用者がいる。 自分以外はオート客だ。
明日の朝のことを考えると、出口に近い方が好ましい。 他の客とも等しく距離を取れるように、橋を渡ってすぐの場所に設営した。
後ろの一段上がったところが、本来はテントの設営場所だということだった。 ただどちらにしても地面は砂利なので変わりはない。 エアマットは有ったほうが無難だが、よく整地してあるので凸凹は少ない。
後ろの洗い場は水道で飲用に問題はない。
画面左側のテントはミスチルをずっと流していた。 大阪でのキャンプは二度目だが、マナーが悪そうで不安だ。
時刻は18:35。 なんとか暗くなる前に設営できてよかった。 晩飯にするとしよう。
本日のラインナップはこちら。 舞茸とうどん以外は昨日からの持ち越し食材(あらびきソーセージは初日から!)。 クーラーバッグの中に入れていたので問題はない。
明日の朝はゆっくり朝食を食べている時間がない。 コーヒーを買うのを忘れてしまったこともあり、ベーコンエッグ用の食材も食べきってしまう。
今さらだが、こういう炒め物にベーコンを入れると美味しいね。 自分は精肉を使うことが多かったのだけど、友人Hはよく料理にベーコンを使っていたな。
〆はうどんとあらびきソーセージ。
筑前煮用水煮は安かったから買ったのだが、クソまずかった。 筍、ごぼう、人参を茹でているだけなのだが、どうしてこうも不味いのだろう。 おそらく素材が悪いんだろうな。 こういう水煮は便利だけど、当たり外れが大きいような気がする。
今日の走行で走行距離は千kmを超えた。 明日はいよいよ最終日。 長距離走行が待っている。
20時過ぎには就寝。
本日の走行距離 251.2km
Google Earth用KMZファイル(潮岬~河内長野) → 20170723.kmz