WiFi経由でUSB HDD/SDカードリーダーを接続する

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コンピューターウイルスの感染騒ぎが起きるたびに、職場で使うPCのセキュリティポリシーが厳しくなります。
感染経路は主にメールなんですが、とばっちりでUSB接続の外部記憶やノートPC内臓のSDカードリーダーも読み書きできなくなってます。

替わりにクラウドを使ったファイル交換サービスを使えというのですが、送れるファイルサイズはたったの10MB! フロッピーディスクの時代かよっ!

海外出張に行くと、自社工場内でパシャパシャ写真を撮る訳です。 いま使っているDSC-WX350(私物)だと1枚4MBくらいのファイルサイズがあります。
3週間で500枚くらいが平均的ですが、前回のインド出張では12GBくらい撮ってます。 他に動画も撮ったりします。
帰国してからも、これらの写真を見ながら現地に指示を送ったりしなければならないので、PCに取り込めないというのは死活問題です。

こういう状況を見越して、Eyefi mobiカードからPCに直接転送できる環境を整えていました。 前回の出張でもこれはうまく機能してくれました。 これがなかったらどうなっていたことか。

ではもし普通のSDカードを使っている場合はどうすればいいのでしょうか?
そういう場合は、カードリーダー付きのポータブルWiFiルーターを使いましょう。

自分が使っているのはエレコムのWRH-300CRです(CRはカードリーダー付きを示す)。 WiFiが11n(300Mbps)留まりなのが残念ですが、11ac対応のカードリーダー付きポータブルWiFiルーターは他社を含めてまだないようです。
いちいち社内のWiFiから接続先を切り替えないとならないのは不便ですが、ちゃんと使えています。

この製品はUSB type Aポートも持っていて、USB接続の外部記憶装置も接続することができます。 試しに2TBのUSB HDDを接続してみましたが、WRH-300CRからのバスパワー給電でも動きました。
WRH-300CR自体もmicroUSB端子から電力を受けます。 USB ACアダプターからパワーサプライすると配線がごちゃごちゃするので、モバイルバッテリーから給電するようにしました。

ツーリングで使っていたバッテリーですが、QuickCharge対応ではないのでこちらで使うことにしました。
代わりにツーリング用のを買わないと。