2017年12月 2日(土)
11/17(金)の朝にインドから帰ってきて、さすがに疲労が溜まっていたのでその週末は自宅で静養していた。
翌週末の11/25(土)は天気が良くて、最高気温も15℃以上の見込みだったので、学校橋河原へキャンプに行くつもりだった。
だが午前中に内科に行き、そろそろ出発の準備を始めようかというところで母から電話があり、「入れ歯が壊れたので歯医者へ行きたい」と言う。
今日を逃せば明日は日曜日だし、前歯なしではみっともない。 仕方なくキャンプは諦めて、母の通院に同行することにした。
このまま今シーズンは終了にしてもよかったのだが、なんだかモヤモヤ感がすごくある。
毎年キャンプシーズンの終了は、心と体のどちらかが「もういいよ」と言ったタイミングなのだが、まだファイティングポーズは解かれていない。
12/2(土)の最高気温は12℃、最低気温は1℃の予報。 個人的なキャンプ泊の判断基準(最高気温12℃以上、最低気温5℃以上)からすると外れることになるが、ケリをつける為に最後のキャンプに行くことにした。
行き先は昨年の最終キャンプと同じく利根キャンプ場である。
日が短くなって17時には既に暗い。 その前に買い出しをして風呂にも入ってということになると、14時にはキャンプ場に到着しておきたい。
自宅から1時間半もあれば到着するので、12時半までに出発すればいい。
1ヶ月半ぶりのキャンプということで準備に少々手間取ったが、吉郎の冷たい視線に見送られつつ12:30に出発する。
通い慣れた道なので道案内はいらないのだが、ナビをセットして何も考えずにそのとおりに走る。 やはりバイクはいいなぁ。
出張中に何が辛いってバイクに乗れないことだよな。 自分はたとえ雪が降ってもバイクで通勤したいと思うもの。 電車通勤ならさぞかし会社に行くのがイヤになっていたろうな。
13:57 利根キャンプ場に到着。 サイトに入っていくと、先客が東屋の隣にデカいテントを組み立てていた。
嫌な予感がしたので、離れた位置にテントを設営する。
設営中に焚き火用の枝を拾いに来た先客(50~60代の男性)が話かけてきた。
男性「人数が多いのでちょっとうるさいかもしれん。失礼だけど、ナンバーからすると地元の人じゃないようだけど、なんでこんなところに?」
自分「ここは結構有名ですよ」
男性「何度か来たことがあるの?」
自分「昨年の今ごろも来ましたよ。11月末だったけど、あのときは群馬県の山岳会の団体がいてクソうるさかった...」
男性「あー、それ(ウチ)だ。去年は少し早かったんだよな。そういえばバイクの人が居たねえ」
ということで、嫌な予感は当たったようだ。
14:26 設営を終えて風呂に行く。 行き先は昨年と同じ「利根の湯」。 長湯をしても結局は冷えるので30分ほどで上がる。
駐車場の農産物直売所は、昨年と同様に焼き芋のいい匂いがしていた。 義母が赤飯を炊くときに金胡麻を使うというので2袋ばかり購入する。
ベイシア尾島店で買い出しをしてキャンプ場へ向かう。 なんとか日が沈む前に帰って来れた。
16:11 サイトに帰還。 よかった。 まだ山岳会の連中は集まっていない。
奴らがクルマでどやどや来るのは分かっているので、バイクをバリケードにしてスペースを確保する。
NHKラジオ第一の『ちきゅうラジオ』を聴きながら、まずは餃子から焼いていく。 最初は8個入り197円の餃子を手に取ったのだが、10個入り97円のを見つけたのでそれにしてしまった。 友人Hの病気が伝染ったかな?
フライパンに油を引いて、ぎゅうぎゅうに餃子を敷き詰め、少し焼いてフライパンが熱くなったところで水を入れてフタをする。
ひっくり返してみたら、底のほうは完全にくっついていた。 箸で分解して食べたけど、クリスピーな食感。 いかにも安い味だけど、それもまたいい。
続いて牛肩小間切れを焼く。 この後に鍋があるので買おうか迷ったのだが、牛肉が食いたくて買ってしまった。
しかし不覚にも前回のキャンプで「戸村のたれ」が切れたことを忘れていた。 新しいのを買ってあったのだが、補充するのを忘れていた。
仕方がないので味ぽんで食べたが、やっぱり牛肉に味ぽんは合わないな。
夕日が堤防の向こうに沈んでもかなり粘っていたが、いよいよ暗くなってきた。
下は暖パンの上にオーバーパンツ、上は長袖ヒートテックに長Tとベストを着てライダージャケットを羽織っている。
だが靴は普通のスニーカーなので、足元から冷えてくる。 あと手指も。 使い捨てカイロを買ってくるべきだった。
温まるには鍋だよね。 今回も水煮は使わず、じゃがいも、人参、玉ねぎを切って煮ていく。 味付けはコンソメに鍋キューブと厚切りベーコン。 じゃがいもは煮崩れし易いキタアカリなので、後から入れる。
風呂に行く前に、テントの周囲に落ちていた小枝を拾い集めて、テントの前室に入れておいた。
煮えるまで焚き火ごっこをして遊んだのだが、火の番に夢中になっていたら鍋の底が焦げ始めた。
そういえば昨年、友人Hがシチューを作るとかいって焦がしていたな。 「焦げると全てが台無しになる」と嘆いていたっけ。 幸いに焦げ臭くなるギリギリのところで危うく踏みとどまった。
最後にうどんを投入して完食。
21時に片付けてテントに入る。 山岳会の連中は相変わらず大声で談笑中。 女性が一人いるのだが、甲高い声が響いて耳につく。
でも離れているからなんとか我慢できる。 22時頃就寝。
0時過ぎに尿意で目が覚める。 小便をしに外へ出ると月明かりで明るい。
山岳会の宴会も終わって静かになっていた。
本日の走行距離 61.7km
Google Earth用KMZファイル(自宅~大田) → 20171202.kmz
2017年12月 3日(日)
おはようございます。
06:45に目が覚めた。
山岳会はもう撤収作業を完了しており、それぞれのクルマも帰り始めている。 でもまだ酒抜けてないだろ?
テントは表も裏も凍ってカピカピになっていた。
単に霜が降りたというよりも、凍りついているという感じ。
バイクも凍てついている。
ハンドルカバーもご覧の通り。
寒いので寝袋に入って横になっていたが、8時になって「音楽の泉」が始まったので起き出して朝食にする。
イワタニのジュニアバーナーは前室に入れておいたのだが、寒さで気化しない。 テント内に入れていた荷物にカセットガスがもう1本あったので、そちらに交換したらガスが出た。
先にトーストを焼いてからベーコンエッグを作ってみたのだが、待ちきれなくてトーストを先に食べてしまった。
ベーコンエッグが出来上がったら、今度はトースト待ち。 やっぱりバーナーは2基ほしいね。
ジュニアバーナーをもう1個買ってもよいのだけど、寒い時期なら液体燃料の方がいいかもしれない。 持ち腐れになっている MSRドラゴンフライを持ち出してみようかな。
パンとベーコンエッグが揃ったときにはコーヒーがない。
グラウンドゴルフのお年寄りは相変わらず元気だ。 彼らにはシーズンオフはないんだろうな。
山岳会の最後の一人も、10時になると同時に帰っていった。
10:10 記念撮影をして自分も出発する。 また来年だね。
10:24 「道の駅 おおた」に到着。 トイレを済ませて、豚キムチや天ぷらやとりめし弁当などを購入。
10:36 出発する。 帰りも行きと同じ道を通り、12:16に帰宅した。
本日の走行距離 54.7km
Google Earth用KMZファイル(大田~自宅) → 20171203.kmz