海外出張に持っていく新しいBTスピーカーが届いたので、さっそくチェックしてみたいと思います。
まず箱から取り出したときに感じたのが「重い...」ということ。 MXSP-BT03Jの重さが275gであるのに対して、XB20は590gもありますから倍以上です。
大きさはMXSP-BT03Jよりも少し大きいですが、そんなに変わりません、
一般的に「オーディオ機器は重い方が音がいい」(物量=カネが掛かっている)ので、音質も期待できそうです。
横から見ると若干上向きの角度が付いています。 ベッドサイドのテーブルに置いて使うにはいい感じです。
XB20の設定をするには、Music Center(SongPal)をダウンロードする必要があります。
XB20とペアリングした状態。 画面右下の「スピーカーとフィーダー」アイコンを押すと、本体の音量調整が出来ます。
本体のボタンでも音量調整できますが、スマホでできるのは便利ですね。
初期状態ではわりと低めのボリューム(40%くらい?)になっているので、80%くらいまで上げた方がいいと思います。
設定画面では、イルミネーション機能(もちろんOffにしました)や、サウンド(Preset EQ)の設定ができます。
Preset EQは「FLAT」か「EXTRA BASS」の二択。 「FLAT」の方が自然かと思いきや、高音がキツくなる印象でした。
最初から「EXTRA BASS」ありきで音作りをしているのかもしれませんね。 こっちのほうが自然に感じました。
それでは実際に聴いてみましょう。 スマホは Galaxy A8(Android7.1アップデート済)なので、BTのコーデックはSBCになります。
まず PowerAMPで、CDからリッピングしたFLACを聴いてみます。
MXSP-BT03Jもしばらく聴いていると慣れてきて違和感を感じなくなるのですが、XB20は最初から「まっとうなHiFi」のサウンドバランスで鳴ります。
SBCコーデックということで、帯域の寸詰まり感があるかと思いましたが、バランスがいいので気になりません。
「EXTRA BASS」を謳っているので、低音がブーミーだったりするんじゃないかと心配していましたが、全然そんなことはありません。
続いて「らじる★らじる」でNHKラジオ第一の『ちきゅうラジオ』を聴いてみます。
スタジオの音声や音楽は自然な感じで帯域が詰まった感じはありません。 ただ海外在住者との電話コーナーでは、電話回線の圧縮音声とSBCの相性が悪いのか、よく聞き取れませんでした。
LDACで聴いたらどうなるのか気になりますが、いずれ嫁のスマホ(Xperia XZ)で確認してみたいと思います。
1万円で買えるBTスピーカーとしては、かなりちゃんとした音質で聴けるスピーカーだと思います。
十分オススメできますが、時代はスマートスピーカーなんでしょうね。 Amazon Echo Dotと組み合わせてみてはいかが?
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