昨日、無事に帰宅しました。
長いツーリングだったので、例によってレポートが出来上がるまで非常に時間が掛かると思います。
先に反省会をやります。 まずは良かった点から
○ 無事故、無検挙
何よりもこれが1番ですね。 初日の夜行でも眠くてフラフラになることはなかったです。 「Monster Energy」のおかげですが、出発が早かった(18時)のも良かったのだと思います。
ブラインドでクルマが出てきたときに、「あっ、今のちょっとタイミングがズレたら危なかったな」と思ったことは何度かありました。
リスクをゼロにすることは出来ませんが、「ここでクルマが出てくるに違いない」と減速するなど危険予知が働いたのは良かったです。 今後も気をつけたいと思います。
単独走行時のスピード取締や、一時停止違反についても意識して気をつけました。
○ 室戸岬灯台と足摺岬灯台
どちらも見れてよかったです。 室戸岬はまた行きたいですね。 足摺岬はもういいかなw
○ 計画の完成度が高かった
「四国への道」にてルートを公開していますが、雨回避で愛媛県をキャンセルした以外は、ほぼほぼ計画通りでした。
特に自画自賛したいのは、給油ポイントが1箇所を除いてほぼ計画通りだったこと。 それも給油量が3.2~3.5Lということで燃料タンクの容量(3.7L)を使い切った距離設定でした(携行缶を持っているから出来ることですが)。
買い出し用のスーパー、温泉などの情報も完璧でした。
ルート上の景観もよかったですね。 特に剣山の見ノ越トンネルを抜けて徳島市側に出たときの景色はとても良かったです。 あれは東行きのルートだったからこそで、逆向きだとあそこまで感動しなかったと思います。
若狭湾のR162レインボーラインも良かったです(パトカー多いですが)。
○ キャンプ場にハズレがなかった
今回泊まったキャンプ場はどこも良かったです。
4/28 吉田キャンプ場(低価格600円、歩いて温泉、ゴミ捨てられる、風光明媚)
4/29 三野農村ふれあい広場(無料、歩いて温泉)
4/30 室戸岬夕陽ケ丘キャンプ場(1080円だがエリアで唯一無二、施設充実、温泉とスーパー近い)
5/1-2 土佐西南大規模公園入野松原キャンプ場(低価格510円、ゴミ捨てられる)
5/3 大麻山キャンプ場(無料、ファミキャン少なし)
5/4 能登香の里キャンプ場(低価格320円、利用者少ないが雰囲気は良い)
5/5 パークホテル九頭竜(1500円だが綺麗なサイト、歩いて温泉)
オートキャンプ料金は論外ですが、基本的に料金よりロケーションや温泉の近さを考慮して選んだのですが、結果として比較的安価なキャンプ場が多かったです。 友人Hが一緒だったとしても満足頂けたでしょう。
大麻山キャンプ場にリベンジできたのもよかったです。
○ Wave110iが頑張ってくれた
今回のツーリングの最大のミッションである「Wave110iで徳島県でキャンプする」が達成できてよかったです。 これで「同一バイクでの47都道府県でキャンプ泊」を達成できました。
とにかく荷物が多くて、リアキャリアが(というか付け根のフレームが)折れるんじゃないかとヒヤヒヤしました。 リアサスもだいぶ抜けてきたようなので、そろそろ交換が必要かもしれません。
エンジンはなるべくブン回さないようにしましたが、それでもやむを得ずフルスロットルにしなければならないこともありました。
スプロケとチェーンももう交換時期です。 エンジンブローから復帰して丸2年。 しばらくはメンテナンスに勤しみたいと思います。
Wave110iでロングツーリングに行くのはこれで最後でしょう。 本当にご苦労さまでした。
○ 讃岐うどんを食べた
今回は時間があまりなかったので、営業時間と合わないかもと優先順位を高く設定していなかったのですが、一福と宮川製麺所で食べられたのはよかったです。
高松から宇野へ渡るファリー内でもうどんを食べました。
次にダメだったところ
☓ 荷物が多過ぎ
8泊分の着替え3点セット(パンツ、半袖T、靴下)はハンパないです。 半分にして洗濯日を設けないとダメですね。 長Tは着ていく1枚で我慢すべき。
ワークマンで買った合羽が嵩張りすぎ(シュラフと同じくらい大きい)。 耐水圧性能も大事だけど、もっとコンパクトなものに変更したいです。
ゴム長靴も持っていったけど使いませんでした。 週間天気予報で雨天は2日のみと分かっていたので、ブーツカバーで対応するとか、必要なら現地調達するとかするべきでした。
☓ 忘れ物が多かった
初日の夜間走行用に使うはずだった手袋を玄関に忘れてしまいました。 軍手じゃ寒い! 「こなべっち 焼あごだし鍋つゆ」や「鍋キューブ スープカレー鍋」も忘れてしまったし。
スロットルアシストも付けていくのを忘れてました。 でも今回は右手は痛くなりませんでしたが。
現地の脱衣所に忘れたのは腕時計。 安物ですが残念。
☓ 防寒対策が貧弱
GWは気温がどうなるか読み辛いです。 今回は薄手の物を重ね着することにしましたが、裏地なしのウインドブレーカーでは走るとちょっと寒かったです。
荷物が多すぎて裏地付きの上着を持っていけなかったからですが、タフザックに入らなくてもゴムバンドに挟んで持ち運ぶこともできます(雨が降ったら合羽と入れ替えでザックの中へ)。 ここは妥協すべきではなかった。
☓ 自動車専用道路上にルート設定していた
先に事前計画が良かったと書きましたがダメダメだったところもあって、姫路港へ向かうルートに東播磨南北道路やR2加古川バイパス、R2姫路バイパスが含まれていました。 特に兵庫県内のR2バイパスは原付二種NGなのは知っていたはずなので、完全な凡ミスでした。
寝不足で回らないアタマで迂回したので時間がかかり、姫路港11:15発のフェリーには乗れませんでした(出港3分前に到着)。 計画より1時間程度早く姫路に着いたとはいえ残念でした。
5/5(土)のルートでもR27と並行する舞鶴若狭自動車道の若狭三方I.C.~若狭美浜I.C.区間を走るルートになっていました。 これは分かりやすかったので無視できましたが。
☓ 雨予報に対応した計画立案
期間中の週間天気予報は的中度が非常に高かったです。 5/2(水)、3(木)が雨予報でしたが、それに対応した計画は立てていませんでした。
5/2に四国カルスト(姫鶴平)でキャンプするのは、出発前から難しいと分かっていましたが、プランBを立てていませんでした。
実際には雨は高知県黒潮町では 5/1(火)の21時から降り出し、翌2日の23時に上がりました。
雨の中で撤収して、次のキャンプ地でも雨の中で設営というのは気が滅入ったので、入野松原キャンプ場で受付するときに連泊することに決定したのですが、最初からそのような計画にしていればコインランドリーで洗濯する時間も取れたはずです。
「四国全県でキャンプする」というのも目標の1つだったので、愛媛県でのキャンプを諦めたくありませんでしたが、なんでも思い通りにことが運ぶ訳じゃありませんからね。
☓ カセットボンベは常に予備を携行のこと
結果的には損失は軽微でしたが、前の晩に予想よりもガスの消費量が多くて、4/30(月)の朝食中にガスが切れるという事案が発生しました。 このボンベは前週の川井キャンプでおろしたもので3泊でカラになりました。
「使用中のボンベ以外に、常に新品ボンベを1本携行する」というルールを徹底します。
さらにイマイチだった点、
△ マクドナルド23号浜田町店の”裏切り”
これは自分の確認不足ですが、東海道の夜行で必ず立ち寄る名古屋市のR23沿いのマクドナルド。
いつもは朝の6~7時に到着しますが、今回は4時間近く早く出発したので、夜中の2時過ぎの到着になりました。
この店舗は24時間営業なのですが、1時~5時まではドライブスルーのみの営業でした。 そりゃないぜ!
同じく常連の1号線富士店は店舗も24H営業なので、こんなワナがあるとは気がつきませんでした。
△ 男木島灯台を見逃した
小豆島の土庄港から高松港へのフェリーで男木島灯台を見る(距離約3km)つもりだったのですが、FBに上げる写真のキャプションを書いていたら通り過ぎていました...
また香川へ行く理由が残ってよかったとも言えますが。
△ 北濃駅を見逃した
九頭竜湖駅はR158沿いなので目に入りますが、北濃駅は油坂峠を下りて北へ行かなければなりません。 すっかり忘れて南に下ってしまいました。
△ 飲酒はそこそこだったが相変わらず食べ過ぎ
飲酒量は「ビール長2+チューハイ短1」を基準に、プラスマイナスでビール短1というところでした。 酷い二日酔いはなし。
4/29(日)の朝は頭痛がしましたが、これは徹夜走行で目を酷使した(しかも新しい眼鏡で)のも大きいと思います。 寝る前に目薬は毎日さすべきですね。
川井キャンプで買ったそば焼酎「雲海」の紙パックも持っていきましたが飲みませんでした。
晩飯は相変わらず食べ過ぎ! 空腹時はどうしても買いすぎてしまいます。
食べきれずに食材が余ると、保冷が必要になり毎日氷を背負って走ることになります。
これについてはガイドラインを設定することにしたので、改めて検討したいと思います。
その他の気づきとしては、
・調理用品の携行方法を何とかしたい
ジップロックの袋にガサッと入れてますが、ボロボロになっているのでちゃんとしたものにしたいです。
・防水スマホでもUSB端子には要注意
宇野でフェリーを下りたらにわか雨が降ってきたのですが、移動すれば止むだろうと合羽も着ないで走っていました。
柵原に着いて見学していたらスマホに「USB端子に水分を検出しました。確認してください。充電を中止します。」という表示が出てました。
給電ケーブルを接続しないでしばらく走っていたら、乾いたのかその表示は出なくなりましたが、こんなこともあるのだなと思いました。 防水を過信してはいけませんね。
・モバイルバッテリーは20,000mAhが1本あれば十分
今回は2本持っていきましたが、1本で事足りました。
・1泊で使う水は2LあればOK
2Lのポリタンクを持っていきましたが、1回汲めば翌朝出発までそれで賄えました(ペグ洗い用の水は除く)。
ただし、荷物を減らすという意味では、1Lの方のポリタンクを持っていくべきだった。
・保冷用の氷は板氷の方がいい
今回は毎日ロックアイスを買ってクーラーバッグに入れていました。 「雲海」を飲むときに使うかなと思ってロックアイスにしたのですが、夜は肌寒いので飲んだとしてもお湯割りだったでしょう。
気づきでもなんでもなく当たり前ですが、保冷目的ならロックアイスよりも板氷の方が溶けにくいですね。
・シーズンオフは鍋スープの素を売ってるところが少ない
「鍋キューブ 鶏だし・うま塩」は荷物に常備しているものの、前述のように「あごだし」や「スープカレー鍋」を持って行くのを忘れてしまいました。
旅先のスーパーで探したのですが、冬が過ぎると売ってるところが極端に少なくなります。 帰宅してから通販で買い貯めしました。
次回以降のキャンプに向けて改善していきたいと思います。
5/6時点でのキャンプした場所はこのようになっています・
愛媛県でキャンプが出来なかったのは残念でしたが、代わりに高知県がフルマーク(5泊)になりました。
走った軌跡です。 四国にもまだまだ走ったことがない道があります。