17:38 入浴してさっぱりしたところで出発する。
17:48 田んぼの中の抜け道を通って、R117を踏み越えてR252へ入る。 西日を背中に受けながらキャンプ場へと走る。
17:53 県道53号線へ右折。 さらに県道214号線へ右折。 だんだん道が細くなる。
ここ最近は遅くとも16時にはキャンプ場に到着し、17時には晩飯を始めるなど余裕をもったスケジュールでキャンプをしていた。
今日は走行距離が長いので早めに出たのだが、ナビの到着予定時間は18時を指している。 風呂や買い出しは終わっているとはいえ、ちょっと焦る気持ちが出てくるのは否めない。
ましてやキャンプ場とはいえ、これから行くところは山の中だ。
18:03 キャンプ場の看板があった。 ここを大きく右折して少し登れば、今日の野営地である笠置キャンプ場がある...
ハズなのだが、GoogleMapsが指し示す場所は深い草むらの中。 草が伸びているというより、キャンプ場の気配すらない。
道よりもちょっと奥に入った場所にあるようだが、分岐するような道はなし。 もう少し上ってみようか。
18:05 300mくらい進むと舗装が途切れて砂利道となった。 しばらく進んでみたが県道74号線まで突き抜けてしまいそうなので引き返す。
しばらく行ったり来たりしたが、このままじゃ埒が明かない。 日はどんどんと傾いていく。 今日の日没は18:58。 別のキャンプ場へ行くなら早く決断するべきだ。
だが... このままキャンプ場を確認しないで立ち去ったら、絶対に後悔しそうな気がする。
18:22 砂利道になる100mくらい手前に、左へ上がる急坂があった。 ここを上がってみてダメなら他へ行こう。
18:25 100mくらい登ると、ネットで見たことがあるトイレがあった。 ここがキャンプ場か?
トイレの前には平らな草地があるが、ここはキャンプサイトではなく駐車場らしい。
サイトはトイレの横の山道を200mくらい上ったところにあるという。 とりあえずバイクと荷物はそのままにして徒歩で偵察に行く。
登山道なのか、それとも獣道なのか、落ち葉が敷かれた細い道がいくつも分岐している。 どちらへ行けばいいのか... とりあえず右へ行ってみる。
またさらに分岐。 今度も右へ。 もう100mくらいは歩いたのかな? 木立に囲まれて、まったく距離感が分からない。
奇怪な形をした樹木の中に、少し広い空間が現れた。 これがキャンプサイト? ちょっとイメージと違うような...
広場から左手に伸びる細い道を行ってみる。
樹木の切れ目から南魚沼の街が見下ろせた。 景色が良いキャンプ場と聞いたけど、これはちょっとなぁ。
さっきの広い空間からは見えないし。
ヨシ! もう気が済んだ。 撤退しよう!!
そうと決まれば早くバイクのところに... と思うのだが、帰り道どれだっけ? 太陽はこちらから射しているから、方角は合っていると思うのだけど。
そういえば今回のツーリングの直前に新潟県の五頭連峰で登山の親子が遭難していたな...
例の空間に出てきた。 どう考えてもここでキャンプする雰囲気じゃないよな。 大昔だったら武芸者が山に籠もって修行をしてそうな感じ。 この辺はクマは出るのかしら?
18:33 出発する。 県道214号線に戻り、六日市方面に下っていく。
GoogleMapsにはキャンプ場を片っ端から登録してある。 とりあえず近場で管理の緩そうな(既に受付時間は過ぎていると思うので)キャンプ場ということで、上の原キャンプ場に行ってみる。
18:52 少し迷ったものの、上の原キャンプ場に到着。 なになに? 「ひいらぎ山荘に連絡せよ」とな。
電話したものの応答なし。 地図で確認したら200mくらい手前だったので行ってみたが、電気も点いてなくて真っ暗。 今日はもう営業終了か?
もう日が暮れてしまったし、これから別のところへ行くのも大変だ。 受付は明日の朝にして、設営させてもらおう。
バイクが1台停まっているが、他に利用者がいるのかな?
キャンプ場の隣にはでっかい体育館。 バレーボールチームのトレーニング施設なのかな?
トイレはこの体育館のか使えるようだ。 自販機もある。
サイトは芝で草もよく刈られているが、駐車場から奥の菖蒲園に掛けてなだらかに傾斜しており、テントの設営に適した場所は少ない。 真ん中に傾斜が緩いスポットがあるので、そこに設営する。
ちなみに奥の東屋みたいなのは足湯らしい。 左下には炊事場も見える。
設営したら即宴会。 時刻は19時半。 いつもならもう片付け始めている時間だ。
炊事場の水道が煮炊きに使えるか自信がなかったので、自販機にてミネラルウォーターを購入。
そのとき、奥のサイトにバイクの持ち主らしき先客が居た。 なるほど、あっちにもサイトがあったのか。
ラジオの電波が入らないので、「らじる★らじる」で「歌え土曜日ラブヒッツ」を聴きながら、単刀直入に肉を焼いて喰う。
しばらくすると駐車場に1台のクルマが入ってきた。 藤色のハッチバック。 若そうな男性2名が降りてきて、例の立て看板をしばし眺めていた。
キャンプなのかな?と思ったのだが、駐車場にテーブルを出して宴会を始めた。 どうやら車中泊に変更したようだ。
食材を余らせても困るので、予定通り『鍋キューブ』のスープカレー鍋を作る。
21時過ぎに片付けてテントの中へ。 長い1日だったな。
ところで笠置キャンプ場のキャンプサイトは結局どこだったのだろう?
GoogleMapsで航空写真モードにすると、キャンプサイトが明らかになる(キャンプ場の位置情報は修正済み)。
木立の中のスペースから左に行ったのは正しかったようで、そのまま行けばこの開けた場所に出たのだろう。
途中で引き返してしまった砂利道のところにも左に行く分岐があったようだ。 そこから登ればサイトまでバイクで行けたのだろうか?(ダートだけど)
サイトにはベンチがいくつかあるほか水場(?)も一応あるらしい。
確かに東側は開けているので、景色はいいだろうね。
ツーリング計画の立案に自信を持ちすぎてしまって、今回は詰めが甘いまま出てきてしまったようだ。 反省点は多々あるが、この条件下でやるだけのことはやった感じもある。
リベンジ? んんーん... 気が向いたらね。
本日の走行距離 372.3km
Google Earth用KMZファイル(自宅~六日町) → 20180602.kmz