2019年 5月22日(水)
おはようございます。
今朝は5時半に目が覚めた。 スッキリした目覚め、と言いたいところだが、「具合が悪い」と言いたくなるほど調子が悪かった。
昨夜の酒量が特に多かったという訳でもないし、走行距離も200km以下と短かった。
疲労が溜まっているのはその通りだが、一番大きいのは昨日は温泉に入れなかったということだろう。
1時間くらい寝袋の中でウダウダしていたら、やっと動く気力が湧いてきた。
遠くで「ばりっ、ばりっ」という音が聞こえてテントを出る。 どこだろう?と柵沿いに歩いていく。
いたいた。 昨日は姿が見えなかったので、地震の影響で牧場が廃業してしまったんじゃないかと心配していたのだ。
鳥のさえずりと牛が草を食む音しか聞こえない。
「ん?」
なんて可愛い顔をしているんだろうね! のほほんとしていてストレス少なそう。
20分くらい見ていたら、なんの合図もないのに一斉に帰っていった。
早起きしてでも見る価値があると思うのだけど、一緒に見ていたのはバイカーの人だけだった。
そろそろ7時だ。 朝食の支度をしよう。
オートキャンパーは夜中まで酒盛りしていたので、まだ起きてこない。
今回のツーリングでは初のベーコンエッグ。 いつもはトースト3枚、ベーコンエッグ2枚食べるが、今日は1セットのみ。
食後のヨーグルトは味が濃かった。
食事の量はいつもより少なかったが、本当に気持ちの良い朝で椅子に座ってまったりする。
今日は別府に移動するだけなので、昼過ぎに阿蘇を出ても十分に間に合う。
バイクで走る「最後の阿蘇」になるかもしれないので、思い残すことがないように走りたい。
08:51 片付けてテントはそのままにして出発する。
09:08 R325から県道111号線に右折して標高を上げていく。 平日だし朝も早いのでクルマはほとんどいない。
今日も良い天気だけど、昨日に比べたら少しモヤってるかな?
前にクルマが居ないと本当に走ってて楽しいね!
走るほどにどんどん景色が変わっていく。
九州のライダーはこんなところが近くにあって羨ましいと思うけど、慣れてしまうとこの感動も薄れてしまうのだろうか?
それも良し悪しだねぇ。
よそ見しながらそんなことを考えていたら、路肩に寄りすぎていておっとっと。 ちゃんと前を見て走ろう。
もう山頂が近い。
09:21 ところが火口への有料道路はクローズされていた。 あれだけ噴煙を上げているので仕方ないか。
県道298号線を北西へ。
09:26 草千里に到着。 草千里駐車場は有料(バイク100円)なので入らず。
広すぎてレンズの画角に収まらないね。
ヘアピンカーブを曲がって上った先に草千里展望所と無料駐車場があった。 これだけ引いてもまだ全体を写せない。
火山だから先が窪んだ山が多いね。
米塚っていうより蟻塚みたいだよね。
ここにも牛がいっぱい。 撮影している人もいっぱい。
どんどん標高を下げていく。 気圧で耳が詰まる。
09:42 R57に左折するところにペットと泊まれる温泉宿の看板があった。 吉郎と一緒に来れたら最高だろうけど、埼玉からはちょっと遠いよね。
右折するべきところを通り過ぎてしまったのだが、R57は交通量が多くてなかなかUターンできない。
ようやく元のルートに戻って外輪山へ向かっていく。
09:54 ここは通称「ラピュタの道」の登り口。 熊本地震で崩壊したと報道されていたが、いまはどうなっているのだろうか?
「この先、長寿ケ丘公苑 駐車場まで通行できます」という看板が。 ということはその先は通行止めなのだろう。
長寿ケ丘公苑がどの辺にあるのかも分かってないが、とりあえず上ってみる。
09:58 ゲートはすぐに現れた。
このヘアピンカーブのところが絶景スポット(というかそこをさらに上から見下ろした景色が有名)なのだとか。 歩いていけばまだ登れそうだが、そもそも「ラピュタ」に思い入れがない(観たこともない)のでやめておく。
長寿ケ丘公苑には観音様が祀ってあった。 家族の健康を願ってお参りしていく。
押戸石の丘編へ続く