五島への航海(その1)

今年の5月連休だが、4/25(土)スタートでは早すぎるということなのか、5/2(土)スタートの9連休である。

年頭抱負でも書いたが、5月連休は長崎県の五島列島でキャンプをするつもりだった。

いや、いまでもそのつもりなのだが、日本でも現在進行系で新型コロナの感染が拡大中であり、一ヶ月先の状況がどうなっているのかは見通せない。
もしかしたら収束に向かっているかもしれないし、逆に全国のあちらこちらでロックダウンや外出禁止令が発令されているかもしれない。
それどころかGWまでに自分や家族が感染してしまっている可能性だってある。


ソロのキャンプツーリングで新型コロナに感染する確率は相当に低いと思ってはいるが、大勢の死者が出たりで世間的に自粛ムードになっていると、遊びに出かけることに対して風当たりが強いことも予想される。

例えば福江島でクラスターが発生していたりすると、渡航自粛要請があるかもしれない(それ以前に、そんな状況で行こうとは思わないが)。 あるいはウイルスを持ち込むかもしれない旅行者(よそ者)が歓迎されないということだってあり得る。

また、キャンプ場や入浴施設、旅客フェリーなどが休止になってしまうかもしれない。 既にいくつかのキャンプ場が新型コロナを理由に休業している。
アウトドアで社会的距離(2m以上)をとっていれば感染リスクは少ないのだが、リスク回避に動くのも理解はできる。 その施設でクラスターが発生したということになれば、壊滅的な風評被害を被るだろうから。

フェリーに関していえば、理屈から考えて二等船室(雑魚寝)も二等寝台(1部屋に6~12台のベッド)もどちらにも感染リスクがあるのは確かだ。 だがまだフェリーがクラスターの温床になったという事例は報告されていない。
どちらかというと密室になる二等寝台の方が怖いが、雑魚寝はよく眠れないので避けたいところ。


まあ未来のことを心配しても始まらないのであるが、何が起きても不思議ではない状況にあると覚悟はしている。
だからといってノープランでツーリングに臨んでもいい結果は出ない。 事前計画はしっかりと練ったうえで、出来る限り柔軟に対応できるように選択肢(オプション)を考えるべきだろうね。