2020キャンプツーリングの出口戦略を考える

後半組だった我社の5月連休も、残すところあと2日となった。

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ツーリングには行けなかったが、部屋や倉庫の片付けなど普段やれていなかったことがやれたのはよかったし、嫁の休みが重なった日は吉郎を連れてテラスのあるレストランでランチをしたりした。

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もちろん新型コロナの感染には、レストラン側も我々も十分に注意している。

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犬OKのレストランでも、隣に他の客がいると気になるものだが、むしろ社会的距離を取らなければならない今の状況の方が、犬連れとしてはありがたかったりもする。

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他にも、冷凍庫の上を有効活用するためにレンジ台を設置したりした。

幅を収縮できるので、冷凍庫の天板の窪みの中に収めることができ、安定感がある。
重いものを載せるつもりはないが、スペースを稼ぎ出すにはよい方法だ。


5/4に政府から、緊急事態宣言の期間を5/31まで延長すると発表があった。
埼玉県を含む13の特定警戒都道府県の指定も変化なし。

データとグラフで見る「新型コロナウイルス」(世界版)|日テレNEWS24

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一時は全国で700名を超えていた一日あたりの新規感染者数も、直近の5/7、8は100名を下回っている。

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埼玉県もほぼ同様の傾向であり、このまま一人ひとりが感染防止の努力を続けていけば、5月末には緊急事態宣言が解除される可能性が高い。

もちろん緊急事態宣言が解除されたとしても、新型コロナウイルスが完全に無くなった訳ではなく、以前と同じ行動をすればまた感染が広がってしまうだろう。
新しい生活様式」の実践が求められるのは言うまでもない。

という状況を踏まえて、今年のキャンプツーリングの再開に向けての計画を練ってみたい。

1.緊急事態宣言および特定警戒の解除時期について

5/14に状況を評価して、緊急事態宣言の早期解除ができる都道府県は前倒しで解除するという話もあるが、埼玉県が特定警戒から一気に解除されるとは思えない。 特定警戒から外れることも可能性としては低そうだ。

逆に5月末で埼玉県が特定警戒から外れるものの、緊急事態宣言は継続されるという可能性は一定程度あると思う。
ただその場合でも、県境を越える移動やソロキャンプツーリングに対する世間の風当たりは緩和されているだろうと期待している。

2.キャンプ地について

6月に入ればすぐに梅雨がやってくる。 土日とも天気が良いということはめったにない。
天気がよい時間帯を狙ってキャンプをすることになり、必然的に200km圏内の近県でキャンプすることになるだろう。

東京都、千葉県、神奈川県を除けば、関東甲信越で埼玉県より感染者が多い県はない。
東京都の場合、若洲海浜公園などの公営キャンプ場はもとより、3月にキャンプをした川井キャンプ場も5/1から臨時休業に入っている。
東京都は6月になっても緊急事態宣言が解除されていない可能性が高いし、キャンプに行くのは難しいだろう。

神奈川県は青根キャンプ場も5/31まで臨時休業をしている。
だが5月末で緊急事態宣言が解除された場合は、6月から営業再開する可能性もありそうだ。 その場合でも、受け入れ人数を半分くらいに抑える必要がありそうだが。

群馬県については4月頃に公営キャンプ場を中心に使用禁止のお知らせが流れていたが、現在は役所のページを探してもそのような規制を見つけることができない。 おそらく6月以降であれば問題なさそうだ。
長野県は感染者数が非常に少ないこともあり、キャンプ場への休業要請は出していないようだ。

3月以来キャンプできていないし、在宅勤務でバイクにもあまり乗っていない。
6月はリハビリの時期と考えて1,2回はキャンプをしたい。

3.ロングツーリングの検討

今年の7月3連休は7/24(金)~26(日)だ。 1日か2日の有休を付けて、少し遠くまで行きたいところだ。
3泊4日か4泊5日なら岩手県の魹ヶ崎へ行きたいな。 本州の端で残っているのは東端のみなので。

8月連休は8/7(金)~16(日)の10日間であるが、嫁の休みも8/8(土)~14(金)なので7日間重なっている。
嫁に予定がある日は、代わりに吉郎の面倒を見なければならないので、ロングツーリングに行くのは難しい。
昨年のようにオートキャンプに行く可能性もあるが、外出自粛でストレスが溜まったファミリーが大挙してキャンプ場へ押し寄せるのは目に見えている。
でも犬OKの宿に1泊くらいはしたいな。

GWに徳を積んだことで、5連続有休を取得してツーリングに出るという方法もある。
今年は海外出張がないが、国内出張は(新型コロナが弱まれば)そこそこある。 だが調整は可能だろう。

ではどこへ行きたいか? だが、これには行く時期が関係する。
6月か7月であれば、北海道に行きたい。 北海道でもっとも雨が少ないのは6月らしい。 6月下旬から7月の本州が梅雨に入っている時期の方が北海道は良さそうだ。

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問題は6~7月に北海道で新型コロナが収束しているかどうか?
それに7月3連休+αでキャンプに行くなら、同じ月に仕事や家庭を放り出して9日間もキャンプには行きづらい。
7月に北海道に行きたいのなら、7月3連休に5連続有休を付けて10日間の日程にするべきだろう。

9月なら北海道はもう肌寒いので、中国・四国から九州か。 まだ残暑が厳しいので、(寝苦しくて睡眠が浅いなど含めて)体力の消耗が激しいかもしれない。
九州に行くなら、行き帰りとも大阪発着のフェリーを使った方が良さそうだ。

ちなみに9連休だと、五島列島に行くのはちょっと厳しい。 行けなくもないが、余裕がないので行程の組み換えが難しそうだ。

4.今年達成したいこと

休みや時期の制約は別にして、今年達成したいと思っていたことを振り返ってみる。
2020年の抱負」を見ると、こんなことを書いている。

・五島で3泊キャンプして長崎県をフルマーク(5泊)にする ・・・ ✕(今年はムリ)
・1月から12月まで毎月キャンプをする ・・・ ✕(4月できなかった)
・17泊以上キャンプする ・・・ △(残り7ヶ月で14泊は厳しいが可能性はある)
・秋田県、岩手県、三重県、佐賀県でキャンプしたい ・・・ △(4県全部は無理そう)

という訳で、もっとも実現可能性がある「あと14泊する」ことを重点目標とするべきだろう。

秋田、岩手は、北海道か魹ヶ崎に行くならキャンプできると思う。
三重県は1泊では厳しいが2泊3日なら行けそう。 佐賀県でキャンプするには、他のすべてを捨てる覚悟が必要だね。

いずれにせよ、あと2週間すれば新型コロナの大勢が判明することだろう。
それを見てから具体的なスケジュールを組みたい。