川井キャンプ・春(初日)

2021年 3月26日(金)

首都圏一都三県への新型コロナ緊急事態宣言は、3/21(日)で解除された。
当初は1/8~2/7までの1ヶ月ということだったが、その程度では感染者数が減らないのは目に見えていたので、3/7までの1ヶ月延長になったのは想定内だった。

だがそこからさらに2週間の延長というのは蛇足だったように思う。
緊急事態宣言というのはカンフル剤であって、ショック療法のようなものだ。 効果があるからといって常用すれば効果が薄れるのは道理だろう。 案の定、2週間の再延長期間に底を打って感染者数が増加に転じた。 
さすがにこれ以上待つと解除の機会を逸すると悟って2週間で打ち切ったようだが、賭け事と同じでスケベ心を出して深追いすると墓穴を掘ることになる。

ちなみにたとえ緊急事態宣言を解除しなくてもリバウンドは「必ず」するし、第4波も間違いなくやってくる。
それらが起こることを前提に、いかに遅らせて山を低くするかを考えるべきだろう。
国会での野党の質問を見ていると「今解除してリバウンドしないのか?」とか不毛な議論をしていて脱力してしまうが...

などと文句タラタラ書いたのは、緊急事態宣言の再延長のせいでキャンプ場の再開が遅れてしまったからだ。
「キャンプ場でクラスター発生」はいまのところ聞いたことがないので、新型コロナ感染リスクは低いはずなのだが、事なかれ主義の思考をすると閉鎖という結論になってしまうのだろう。


さて、スギ花粉も落ち着いてきたことだし、そろそろキャンプに行こうと思ったのだが、今週末は日曜日の天気が悪いらしい。
降るのは夕方からのようなので土日でキャンプも出来ると思うが、緊急事態宣言解除後初の週末だ。 キャンプ場も混むだろう。
金曜日は晴れだということだし、在宅勤務を午前中で切り上げてキャンプに出かけることにしよう。
朝の散歩で風が強いのが気になったが、昼には止んだようだ。

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12:02 出発する。 飯能の中央公園の前を通ると桜が満開だった。 シートを敷いて宴会している人は見かけなかったが、見物客は多かった。

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12:45 成木から軍畑へ抜けて、川井キャンプ場に到着。 ここの河原フリーサイトは基本的には先着順なのだが、新型コロナの影響で予約も受け付けている。 金曜日だから混雑の心配はないが、念の為に水曜日に予約の電話を入れておいた。

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上段にはテントが3基建っていた。 橋の真下に砂地で柔らかい場所があったのでそこに設営した。
設営している最中に左隣にカップルがやってきて設営を始めたのだが、旅行用のハードケースにキャンプ道具を入れて持ってきていた。
このキャンプ場はJR青梅線の川井駅から遠くないので、ハイカーなど電車利用のキャンパーも多いのだが。

13:26 設営も終わったので、温泉へ出発する。
川井キャンプ場に来たときは、風呂に入るのが面倒で省くことも多いのだが、今日はまだ時間も早いしね。

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13:40 もえぎの湯に到着。 金曜日は500円で入れるらしい。 平日に来た甲斐があったというものだ。
汗を流すことだけが目的なので、身体を洗って湯船にある程度浸かったらさっと上がる。
14:07 出発する。 ビールや食材は家から持参しているのだが、途中で7-11奥多摩古里店に立ち寄って、つまみ用の惣菜を買い足す。

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14:25 キャンプ場に帰還。 右隣にお父さんと小さい男の子の二人組がやってきてテントの設営を始めていた。
こちらはもう始めちゃいましょうかね。 フィッシュ・アンド・チップスは温めて貰ったほうがよかったかな?
とりあえず枝豆を食べる。

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サラダも食べて、あさりごはんで遅い昼食。

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空腹も満たされてひと息。 金曜日は下の段もテントが少ないね。

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ここにもスーツケースを持ったカップルがキャンプに来ていた。 キャスターがすぐに壊れそうだけどな。
自分なんかアスファルトの上でさえなるべく転がさないようにしていたものだが(空港までは宅配で送ってたし)。

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ん? よく見るとiPhone付けた自撮り棒を地面に立てて撮影しているな。

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だが今日は時おり突風が吹いており、自撮り棒は傾くしテント(ワンポール?)を建てるのにも四苦八苦していた。
頑張れ、YouTuberカップル(勝手に命名)。

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フィッシュ・アンド・チップスの方だが、スキレットで温めて食べてみた。 ビールのつまみにはいいね。

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おっ、テント建ったね。 良かったよかった。

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さて、次は100円生餃子を焼くとしようかね。 フィッシュ・アンド・チップスから出た油にサラダ油を足して、餃子の底面にしっかり油を付けて焼く。

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この頃から強烈な突風が何度も吹くようになってきた。 ウインドスクリーンでバーナーを囲む。

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地吹雪みたいな強烈な突風が背後からやってきて、バーナーを飛ばされないように抑えているだけで精一杯だったのだが、気づくと下の段の若者男子2人組のテントが飛ばされていた。
幸い川までは飛ばされなかったようだが、20mくらいは飛ばされていたな。 安物じゃなくて mont-bellのドームテントのようだが、破れてなかったかな?

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ちなみにウチのテントは無事。 ペグが効きにくい河原なので、ペグの上には念の為に小岩を載せている。
河原では川に沿って風が吹くことが多いので、西側に前室を付けている(今回は南風だったが)。

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ちょっと焼き過ぎたけれど、このクリスピーな感じも嫌いではない。

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くだんの若者たちはペグをちゃんと打っていなかったのか? それともテントを飛ばされたときにペグが四散してしまったのか? テントが飛ばないようにずっと抑えていた。 ずっとそうしているつもりかい?

ドームテントはなまじ自立する分、ペグの重要性が希薄になるのかもしれないね。 ムーンライト3なんてペグをしっかりと打たなければ成立しないからな。
”春の河原”は突風に注意だね。

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YouTuberだかInstaライブなのかわからないカップルの方も、焚き火用の薪を買ってきて準備万端のようだ。
ちなみに自分は今回は焚き火はしない。 もともと「暖を取る」のが目的なので、今日のように暖かいなら必要ない。
クーラーバッグがパンパンで、薪まで持ってこれなかったというのもあるが。

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暗くなってきたし、そろそろ肉のメインを頂こう。
風があるのでバーナーでヤシガラ炭に着火する。

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本日のメインは牛ヒレ肉のステーキ(グラム\298)。 今回はシーズニングを使わず、シンプルに岩塩と黒胡椒で。

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ところが風の強さを見くびっっていたようだ。 カマドの周囲をウインドスクリーンで囲っても、風で熱を奪われてしまい肉の表面をカリッと焼くだけのパワーがない。 気温が低いわけでもないのに、こんなことは初めてだ。 スキレットで焼いた方がよかったな。

それでも何とか2枚の肉を焼いて食べきったところで、今日の夕餉は終了。
片付けてテントに入る。 金曜日はラジオ番組が違うからなんかヘンな感じがするね。


本日の走行距離 44.5km
Google Earth用KMZファイル(自宅~川井) → 20210326.kmz