高千穂を出てからR225で高森方面に戻る。
09:34 永野原の安藤石油店の手前を右折して、高千穂から波野への最短コースを取る。

上りのワインディング地帯でトラックに追いつく。 道を譲ってはくれないようだ。
対向車線が見やすいカーブを見極めて、上り坂の出口での立ち上がり加速が鈍いトラックに対して、こちらはスピードを殺さずにコーナーに入って一気に抜き去る。

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こんな山の中の道でも2車線だし路面状態もいいんだよね。

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09:52 今年も毛虫がたくさん道路を横断している。 普段はあまり気持ちがいいものではない毛虫だが、一生懸命に身体を動かして歩いている姿を見ると、どうか踏み潰されないで渡りきってほしいと思ってしまう。

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平均時速70km/hで運転しながら、常に毛虫が居ないか路面をチェックして避けているので、心が休まらない。

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09:54 阿蘇望橋を通過。 出来てもう20年以上になるけど丈夫だね、
09:57 豊肥本線を渡った先で左折。 今日は「道の駅 波野」には寄らない。

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10:00 R57に到達。 ここからミルクロードに入る。

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ミルクロードも牧場関係のトラックが走っているが、バイクが近づいてくると先に行かせてくれる。 速度差が大きすぎるので、行かせた方が安全なのだ。 もちろん挨拶はする。

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阿蘇に来たのが何回目になるのか覚えていないが、やっぱりミルクロードがいちばん阿蘇らしい道のような気がする。
単に美しい景色というだけじゃないんだよね。

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10:11 県道11号線経由で45号線へ入る。 クルマも増えてきたが、平日だから少ない方。

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10:19 大観峰に到着。 向こうに見えるのは九重連山

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ここに来たらソフトクリームは欠かせない。 根子岳に乾杯。

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ソフトを食べながら展望台へ上っていく。 マスクがあると食べづらい。

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最近、吉郎が散歩であまり歩かなくなっているので、必然的に自分も運動不足になっている。 マスクをしていることもあり、この程度でも息が切れる。

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大観峰は阿蘇五岳をほぼ真北から見るかたちになる。

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ここに来るのは習慣というかお約束なので、今さら感動するなんてことはないのだけど、やっぱりこの景色を見ないと阿蘇に来た気になれないな。

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水を張った田んぼがキラキラと光る。 火山の中に住んでいるって不思議な感じだけど、ここで生まれ育った人には当たり前なんだろう。

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2年前に来たときはまだコロナ禍の前だったから、外国人観光客でいっぱいだったな。
個人的には人が少ない方が有り難いけれど。  

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10:44 駐輪場に戻る。 そろそろ行きますか。

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その前にバイクと涅槃像の写真を撮っておこう。
この後の予定だが、大分県の竹田津港から周防灘フェリーに乗って山口県の周南市へ渡る。
デジカメからスマホへのEye-Fiの転送が不調で時間が掛かってしまった。

11:07 出発する。 R212を北上して小国でR387に右折する。 クルマが多いので淡々と走る。
11:51 JR久大本線 引治駅の辺りでショートカットしてR210に入る。

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12:16 水分峠を越えて由布院へ。 久大本線とともに南へ向かうR210と分かれて、県道216号線へ分岐する。
大観峰を出てから既に1時間以上が経過している。 1時間あれば別府に着いているものだと考えていたのだが甘かった。 

正面に見えるのは由布岳。 近くでみると結構いかつい。 火山だしね。

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気合を入れ直して、県道11号線で由布岳の南側を登っていく。 
今日はこんなハイエースに何度も前を塞がれている。 平日だから仕事のクルマが多い。

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登坂車線が現れて前を走る軽は避けてくれたが、そのまま本線を走っていくハイエース。
速度は50km/hくらい。 舐められている?

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速度を60~70km/hまで上げて、登坂車線を走ってコーナーのイン側からハイエースをぶち抜く。
ごめんね、急いでいるので。

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ペースを維持したまま写真も撮らなければならないので忙しい。
12:24 標高769mmのピークを通過。 ここから別府まで一気に転げ落ちていく。

国東半島編へ続く