予定にはなかったのだが、ここまで来てR418の通行不能区間を確認しない訳にもいくまい。
武並橋を渡って左に行くと県道412号線(右)との分岐がある。
この先のR418はこの先4kmの地点で通行不能だから、県道412号線で迂回しろということらしい。
とりあえず無視して行ってみる。 しばらくは民家もあってのんびりした風情。
09:01 武並橋から1.9kmほど行ったところで、大型車が停まっていた。 どうやら交互通行らしい。
煤けたR418の道路標識が、この道の現在の立場を物語る。
2分ほど待って発進。 交互通行は工事による臨時ではなく常態であるらしい。
確かに道幅ピッタリの大型車が向かってきたら、バイクとて離合できないかもしれない。
関西電力の笠置ダムが見えてきた。 前走の大型車はあそこへ行くようだ。
ダムの手前で右手へ登る道があったが、この先は行き止まりらしい。
09:09 ダムを通り過ぎてすぐに目の前にゲートが現れた。 ここから先は通行不能区間だ。
おそらく自分のように行き止まりを確認に来る物好きは多いのだろう。 ここに来るまで「この先は行き止まりですよ~」などの声は掛けられなかった。
09:15 武並橋の前を通り過ぎ、県道68号線で迂回する。
09:22 県道402号線へ左折する。
坂折棚田というらしい。 長閑でいいところだ。
景色とは裏腹に道は結構厳しい。
八百津町に入ってもまだまだ登る。
09:30 この先で県道353号線へ左折する。
驚いたことに、途中に八百津町立潮見小学校があった。 周囲にまとまった集落はないのによく廃校にならないもんだ(失礼)。
09:36 R418の八百津バイパスの端に到着。 ここで右にカーブする。
真新しいR418の道路標識を見て安心する。
09:40 ずいぶん高いところを走る橋を通過。 新旅足橋というらしい。 なぜか橋の上で交互通行をしていたのだが、あれは何だったのか。 → バンジージャンプだったらしい。
2020年3月、同年4月より本体工事に着手する旨が発表された。これにより岐阜県八百津町内の丸山ダム管理所が高台へと移転され、2029年度の完成を目指すとしている[要出典]。現在丸山ダムは写真のように蘇水峡からダム直下流に行くことができるが、本体工事が始まればそれも不可能となる。そして2029年度に予定されている新丸山ダム完成により、日本における大ダム建設の号砲となった丸山ダムは完全に水没しその長きにわたる使命を終える事になる。
今回は先を急ぐ旅だったので、八百津町側のR418の行き止まり地点には立ち寄らなかったが、新丸山ダムが完成する前にまた来たいと思う。
09:53 さくらの森通りに左折してR418をショートカットする。
10:05 R41を踏み越えて、東海環状自動車道の美濃加茂SA付近でR418に復帰する。
前を行くタンク車には積み荷がチョコレートと書いてあった。 近くにモンテールの美濃加茂工場があるからだろうか? ヤマザキマザックの工場も見えた。
10:31 ENEOSパウメトウおぜ418SSに着いたが、のんびり入れているのでなかなか空かない。 田舎だからしょうがないか。
R418は武芸川沿いに西北西へ進む。
お腹すいたな。 7-11があったら寄りたいけど。
とか思っていたらコンビニすらなくどんどんと山の中へ。
11:12 尾並坂峠を越えて本巣市へ。
11:20 樽見駅付近でR157に合流する。
いきなり赤文字で「通行不能」と書いてあるとビビるけど「大型車は」なんだよね。
いよいよこの先は温見峠か。 ちなみにR418との重複区間でもあるんだよね。
自転車の人を追い越したけど、彼も峠越えを目指しているんだろうか?
11:25 道の駅うすずみ桜の里・ねおに立ち寄ってみる。 バイクは5,6台停まっているが、みんな温見峠を通ってきた(あるいはこれから通る)のかな?
道の駅は新型コロナで閉鎖中だった。 トイレだけ済ます。
それにしてもお腹へった。 何かのトラブルで遭難したら餓死しそう。 コロナ許すまじ。
隣のうすずみ温泉四季彩館も閉館中。 次回は寄れるといいな。
R157温見峠編へ続く