9月末期限の緊急事態宣言は「解除すべき」…大阪・吉村知事 : ニュース : 関西発 : 地域 : 読売新聞オンライン
24日現在、府全体の病床使用率は40・3%で、人口10万人あたりの自宅療養者と入院調整中の感染者の合計は45・5人。いずれも国の分科会が宣言解除が可能とした基準(50%未満、60人程度)を満たしている。
解除するべき、というかこの水準で解除できなかったらいつ解除するのか、という感じだよね。
これまでは感染者数が下がりきってリバウンドを始める頃に解除してきたから、「解除するのが早すぎたから感染者が増えた」とか医師会あたりが馬鹿なことを言っていたけど、2回接種率(9/23時点で55.8%)が米国(55.7%)を抜くところまできた状況でどう変化するか興味はある。
新型コロナ: ワクチン接種完了率、日本が米を逆転 19日時点で: 日本経済新聞
日本が新型コロナウイルスワクチンの接種率で米国を19日時点で逆転していたことが分かった。首相官邸が22日更新したデータによると、国内で接種を完了した割合は19日分で人口の54.8%となり、同日までに54.7%だった米国を上回った。政府はワクチンの普及を前提にコロナ対策の行動制限を緩める方針で、経済の正常化へ向けて接種の促進がなお課題となる。
出羽守が春頃に日本の接種遅れを騒いでいたけど、こんなもん粛々とやるだけの話なんでね。
最初にワクチン接種を始めた英国が67%らしいんで、早いところ追い抜きたいね。
そもそも「なんで第5波が収束してきているのか」の理由を専門家もよく分かってない。
新型コロナウイルス対策にあたる政府の分科会のメンバーで、東邦大学の舘田一博教授は、感染者数が減少していることについて「これまで5回の感染の波を経験する中で、一人一人がどういう状況、環境で感染しやすいのか正しく判断できつつあり、リスクを下げる行動を取れるようになった効果も出ているのではないか。対策への努力やワクチンの効果が重なる中で感染者数の減少につながってきている。この傾向を続け、どこまでベースラインを下げられるかが大事だ」と話しています。
エビデンスもない、ふわっとした定性的な話だよね。 「よく当たる占い師」のバーナム効果みたいなもんだ。
「5回の感染拡大で学習した」とかよく言うよ(苦笑)。 迂闊だったり、環境的に感染リスクが高い人が感染しきってしまったという方がよっぽど有り得そうだけど。
こんなだから「酒類提供禁止」とか「営業時間は20時まで」という規制がどの程度効果があったのか、あるいは無駄な規制だったのかの検証もない。 飲食店の方々の憤りもわからなくもない。
ちなみに2回めの接種は9/2(木)に終わってるけど、個人的にはまだ外に飲みに行こうとは思わないな。
今回の緊急事態宣言は日曜日終わりではなくて月末終わり(9/30まで)なんだね。
埼玉県の新規感染者数も200人台まで下がってきているし、重傷者用ベッド使用率も40%を切ってきた。
さいたま市や川口市などで「まん防」が残る可能性はあるが、緊急事態宣言は解除されるだろう。
「緊急事態宣言地域からの客お断り」というキャンプ場や温泉があるから、それだけでも少しはマシになる。
でも関東近郊の河原や公営キャンプ場の閉鎖はまだ続くかもしれないな。 それが一番困っていることなんだけどね。