スーパーカブC125の新型エンジンはトルク不足?

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最高出力は9.7psから9.8psへと微増しているが、その違いは分からずじまい。一方で気になったのは、従来は4速までシフトアップしたらあとはオートマ感覚で走れていたのに、新型は無意識に3速を多用していたこと。最大トルク10Nmは変わらないが、その発生回転数が5000rpmから6250rpmへと高回転側に移動していることから、その影響も考えられよう。

それって4速だと坂道で失速するとか、速度低下からの再加速で力がないなど、トルク不足の典型例では?

厳しくなった排ガス規制への対応での新骨格エンジンの導入だから、従来型よりパワフルになると期待している訳じゃないけれど、いまよりもっさりが酷くなるんじゃなぁ。

なお、両車に共通する小さくないメリットとして、新型エンジンのオイルエレメント新設が挙げられる。これまでは遠心分離式のオイルフィルターとオイルポンプのすぐ近くにある金属のネットのみだったが、新型は一般的なエレメントを追加。より微細な不純物を取り除けるようになり、結果的に長寿命につながることは間違いない。

これは日本仕様のスーパーカブ110(JA44)と同じだね。