2022年 4月29日(金)

おはようございます。

いつもどおり5時前に起床する。 5時から開く朝風呂に行かねば。
でも意外と起きてる人が多かった。 すぐに行くと風呂が混んでいそうなので、先に4Fのラウンジでサンドイッチとコーヒーを食して時間調整する。

05:15に風呂に行ったところ、脱衣所には8人くらいいて混んでいたが、大半は風呂から上がった人たち。 洗い場も湯船も空いていた。
とはいえのんびりしていたら次の波がやってくるのは確実だ。 早めに上がって着替えていたら、05:35くらいから第2波がやってきた。 見事に人波を読み切った俺GJ。
その後は寝台に戻ってゴロゴロする。

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06:55に別府港に着岸するが、バイクの下船は一番最後。 レストランで待機する。

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07:20 ようやくバイクにも下船指示が出たので車両甲板に降りる。 パニアケース付きのアドベンチャーバイク多すぎだろう。

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自分のバイクは「火」の前あたりにある。 ぎっちり詰めているのでたどり着くのにひと苦労。

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外は雨なので、狭いスペースの中でみんな合羽を着込む。 スニーカーも長靴に替える。

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07:33 ようやく下船できた。 雨はほとんど降ってはいないが、雨雲が低く垂れ込めているので、いつまた降り出してもおかしくない。

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R10を大分市方面に南下していく。 雨はときおりパラパラと降るが断続的。

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08:04 大分市でR10と分かれて県道21号線へ直進。
08:20 大野川を渡ったところで右折する。 この辺りから雨が強くなってくる。
08:30 九六位峠を通過する。 E10東九州道と並行に走る県道21号線だが、一般道としては1本東の県道201号線か、内陸側の206号のほうが一般的なのだろう。

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臼杵の市街地を抜けてからは、県道217号線、さらには707号線で海岸線を舐めるように走っていく。

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08:59 あれは臼杵08:50発-八幡浜行きの宇和島運輸フェリーかな。
九四オレンジフェリーなら 07:45発だろうし。

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今回のツーリングの大きな目標の一つが「大分県南部の海岸線を走ること」だった。
いままでも何度かチャレンジしようとしたのだが、悪天候に見舞われるなどで断念してきた。
今回も雨の中になってしまったが、朝早くから走り始めることで不退転の決意を示すことにした。 もちろん天気の神様に対してだ。

とはいえ、大分県の海岸線は地勢が険しいこともあってなかなか過酷な道だった。
特に津久見市。 R10が佐伯市まで内陸側をショートカットしているのも分からんでもないが、大分県はもう少し道路にお金をかけるべきだと思った。 東九州道があれば済むという話ではない。

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その佐伯市も初めて走る自治体だ。
10:12 小田の浜海水浴場は素朴ながらきれいな砂浜で、夏は賑わうのだろう。

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だが佐伯市へ続く道はなかなかの「最果て感」があって、個人的には萌える。

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10:37 佐伯駅前でR388へ左折。
10:45 SOLATOセルフ蛇崎SSで給油。 電子マネーは使えないので現金払い。

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10:57 茶屋ヶ鼻橋を渡ったところで県道604号線へ左折する。 ここまでは前菜みたいなもの。 いよいよ本番である。

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これから行くのは「最果てオブ最果て」、九州最東端の鶴御崎である。

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11:27 女郎崎の根本のトンネル入口で、丹賀砲台園地という看板を見た。 興味はあるけど今日は見て回る時間がないので、戦争遺構巡りはまた今度に取っておこう。
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11:34 分岐が現れた。 右へ行けば鶴御崎、左へ下れば水ノ子島海事資料館。

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先に距離が近い水ノ子島海事資料館を済ませていこう。

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11:35 400m下ると浜に出て行き止まりとなる。

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「下梶寄キャンプ駐車場」とある。 そうここにはキャンプ場があるのだ。

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だが砂浜ではなく岩の海岸だし、少し草地があるけれど、まさかここにテントを張るのか?

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テントを張るのは大型テントを2つ張ったらいっぱいになりそうな、このスペースらしい。 

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隣の建物はトイレ。 洗い場も一応ある。
昔は僻地でのキャンプに憧れを持ったものだったが、齢を取って悲しいかな分別がつくようになってしまった。
来てみないと利用可能かどうかわからないところは計画に入れづらいね。

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今日は金曜日なので水ノ子島海事資料館は開いているようだ。

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見学している時間はないが、敷地内には入ってみよう。

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こちらの白い建物がかつて水ノ子島灯台の吏員待息所だった水ノ子島海事資料館らしい。
水ノ子島灯台は「日本の灯台50選」に選ばれており、ひとめ見たいと思っているが、豊後水道のど真ん中にあるので近づくことすら難しい。
だが天気が良ければ海事資料館からでも14.5km沖にある水ノ子島灯台が見えるらしい。 今日のこの天気では無理だね。

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こっちの建物は「渡り鳥館」。 水ノ子島灯台に激突して亡くなった渡り鳥の剥製が保存してあるらしい。

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さて、そろそろ鶴御崎へ行かねば。
11:42 出発しよう。

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11:51 先程の分岐点へ戻って山の上に出ると鶴御崎灯台が見えた。 あと少しだ。


鶴御崎編へ続く