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11:53 駐車場にバイクを置いて、ここからは歩いていく。

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日豊海岸国定公園は佐賀関から宮崎県の日向市辺りまでの海岸線を含むらしい。
対岸の宇和島側もそうなんだけど、この辺りは複雑なリアス式海岸になっているものね。

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200mほど歩いて鶴御崎灯台に到着。

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手前にあるこの黒っぽい構造物は何だ? 廃墟のようだが...

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これは明治時代に作られた鶴御崎海軍望楼というものらしい。 要するに豊予海峡を通る艦船の監視所だね。

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鶴御崎灯台は望楼の奥に建っている。

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初点灯が 1981年 3月25日というからまだ新しい灯台だね。 水ノ子島灯台なんて 1904年 3月20日に初点灯だから、77年も新しい。

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水ノ子島灯台の方を見ても煙って何も見えない。

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望楼の方も見てみよう。 屋根がなかったり一部壊れているのは、戦後GHQによって破壊されたものだとか。

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この小窓の中から監視していたんだろうが、多分ヒマでしょうがなかっただろうな。

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さて、大事なのは最東端の方だ。 できるだけ先まで行ってみよう。

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これが最東端の看板? 「男の港 発祥の地」ってなんだ??

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このデッキの上が最東端なのだろうか? ちょっと怖いが行ってみる。

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観光地によくある恋人たちが南京錠を付ける奴。 数の少なさが物語っているね。

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デッキの端には展望案内図が。 最東端らしくないなぁ。

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まあデッキの先にもまだ陸地が続いているんだけどね。

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ん!? その先へ降りていく小道があるな。

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デッキから螺旋階段を降りて下へ行けるらしい。 あんまり行きたくないけど、気がついてしまったのでは仕方ない。

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勾配はそこそこだけど、足元はあまりよくない。 まだ合羽を着ているし、気をつけて降りる。

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去年、魹ヶ崎へ行って経験値が上がったので、これくらいなんてことない。

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12:05 歩いていった先に探し求めていたものがあった。 やっぱりこれがないとね。

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到達証明を発行してくれるそうだが、自己満足でやっているので必要ない。
写真を撮ったらさっさと戻る。
12:21 バイクに乗って出発する。

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12:41 中越まで戻って左折する。

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小浦中越ふれあいトンネルの入り口には幼少時を佐伯市で育った漫画家である冨永一朗の絵が書いてある。
昔は鶴御崎海軍望楼が「最東館」という名前で「富永一郎まんが館」があったらしい。
今は「富永一朗 海の漫画館」という立派な建物があるそうな。 

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12:59 「空の公園」という展望所を通過。 天気が良ければ鶴御崎も見えるのだろう。

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この辺りは道路も良くて気持ちよく走れる。
13:05 尾浦トンネルを抜けた先で、R388に復帰。

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13:31 ここで R388は内陸へ迂回する。

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1分間迷って海沿いの県道122号線へ直進する。

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13:34 急に道が良くなってトンネルが現れた。 本来の県道は名護屋湾沿いに海岸を進むのだが、ショートカットするトンネルが新しく出来たらしい。

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13:35 再び分岐。 ここを右に行けば先ほど分かれた R388にまた合流できるらしい。
いったんは山へ向かって走り始めたものの R388に迂回しても距離的には有利には思えない。 2kmほど進んだものの、けっきょく浦北トンネルの手前で引き返す。

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13:44 9分間ロスして分岐に戻り、また海岸線を進む。

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13:51 綺麗な砂浜が現れた。 波当津海水浴場といって「日本の白砂青松100選」にも選ばれているらしい。 松林の中はキャンプも可能だそうだ。 

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県道122号線で来ようとすると大変だが、東九州道の波当津I.Cを降りて3kmくらいで着くので、意外とアクセスしやすいだろう。

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13:58 陣が峰を越えて宮崎県に入る。 いや~長かった、大分県。


矢立高原編へ続く