南島原が見えてきた。 長い一日だったが、上陸したらあとはキャンプ場に向かうだけだ。
と思っていたのだが、ここからがまた長かった。
あれー、口之津のフェリーターミナルってこんなだったかな?
16:11 上陸する。
2020年3月に新しいターミナルビルが開業したらしい。
この航路がなくなってしまったら困るので、頑張って存続させてほしい。
R251で西海岸を北上する。
ん? 海岸に何か立ってるな。
16:29 両子岩というものらしい。 モアイかと思った。
16:33 国崎半島へ向け左折する。 集落を抜けるときは、速度を抑えてできるだけ静かに。
ナビによるとこの道でいいハズだが、どんどん坂道を登っている。
ずいぶん高いところまで来た。 標高80m。 海岸のキャンプ場だと思っていたのだが...
16:36 傾斜した駐車場にバイクを停めて、この先は歩きで。
バイクで通れなくもないけど、この先がどうなっているか分からないしね。
16:40 道の先は広場になっているのかと思ったら、なんと階段になっていた。
この階段が海岸まで通じているとしたら、相当な高低差になる。
キャンプ道具を下ろすには 3往復する必要があるし、買い出しも含めれば 4往復か。 絶対ムリだろう。
諦めて他のキャンプ場を探すべきなのだろうが、この先がどうなっているのか見てみたい気持ちもある。
しばしためらったが、降りてみることにした。
しばらく下ると、レジャー用具を持って上がってくるカップルを遭遇した。 デイキャンプをしていたようだ。
男性の方に「海岸までまだありますか?」と訊いたら「あと半分くらいですね」という。 だいぶ息があがっている。
キャンプ道具なしでもこの階段を登るのは大変だよ。
ラスト1/3くらいは勾配も緩やかになり階段ではなくなった。
16:44 ついに坂を降りきった。 帰りのことは今は考えないでおこう。
右手の小屋はトイレのようだ。
ひとまず広場の方へ行く。 なかなかの広さ。
こっちに降りれば砂浜かな?
おー、南の島っぽい雰囲気あるね!(半島だけど)
こじんまりとしているが綺麗な砂浜だ。
左手が半島の先端方向。 岩場がある。
右手の海岸沿いに道はなし。 やはりここに来るにはあの階段を上り下りしなければならないようだ。
おろ? 黄色いテントが建っている。 登山用のテントかな?
近づいてみると自分と同年輩くらいの男性だった。
話しかけてみるとやはり登山をする人で、キャンプ道具は軽量コンパクト。 買い出しもしてからここへ来たらしい。
今夜は貸し切りですね。 楽しんで。
16:55 バイクに戻る。 大汗掻いたが、帰り道の方が短く感じるね。 「リターン・トリップ・エフェクト」というらしい。
カバーが掛けてあるのがテントの男性のバイクだろう。 さて、どこでキャンプしよう?
小浜温泉編へ続く