盛岡・仙台旅行(2日目)

2022年 8月16日(火)

おはようございます。

計画では 4時半に起きて神子田朝市へ行くつもりだったのだが、さすがに疲れが溜まっているのでやめておく。
それでも6時半には起きて、ゆっくり温泉に浸かる。

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ドーミーインは朝食が美味しいという話だったが、「そこそこいいビジホの朝食」レベルでそんなに特別な感じではない。

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でも家族で泊まっても苦情が出ない程度にはよく出来ていると思う。

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あとドーミーイン盛岡では冷麺が食べられる。 せっかく来たのだから食べられてよかったね。

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9時にチェックアウトして、宇佐美 出光盛岡南インターSSで給油後、東北道を南下して花巻JCTから釜石道へ。
遠野I.Cで降りて、とおの物語の館に着いたのは 10:45。

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11時から語り部による昔話が聞けるというので、それまで昔話の展示を見る。
手をかざすとセンサーが反応して影絵が動いたりとなかなかおもしろい。

「遠野座」での昔話は撮影禁止。 参加者は自分たちを入れて8名くらい。 小さなおばあさんが聞かせてくれた。
ところどころで単語の意味なども解説してくれるが、半分も聞き取れなかった。 でも大体の話の筋は分かった。
通常2話のところ、サービスで3話もやってくれた。

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「遠野座」の向かいにあるのが柳田國男ゆかりの「高善旅館」。

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柳田國男はここに逗留して『遠野物語』を書いたらしい。

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柳田國男の生涯を解説した展示もある。

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12時ちょうどに遠野食肉センター本店に到着。 雨が激しい。
20分くらい待って通される。 平日でも多いね。 駐車場の車は半分くらいが県外ナンバー。

遠野食肉センターは姉妹店が盛岡駅付近にもある。 でもジンギスカンは遠野で食べたかったのだ。

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外食でジンギスカンを食べるのは実は初めてだ。 だから勝手がよく分からない。
三種盛り(肩ロース、ロース、ランプ)とショルダーラック、ラムソーセージと野菜を注文する。
最初に焼けた鍋にラムのラードを塗りたくる。

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続いて野菜を炒める。 外周に落ちた野菜が脂の飛び跳ねを防いでくれる。
ラムソーセージは少し硬いかな。 インドやマレーシアで食べたチキンのソーセージを思い出した。

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あっという間に食べきったのでランプを追加。 野菜がセットになっている。 普通はこれを頼むものらしい。
出てくるまで少し時間が掛かって、待っている間にお腹がいっぱいになってくる。
結局ライスは頼まず肉だけ食って退店。 会計後、隣の精肉販売所で生ラムとタレを購入した。 ちなみにオンラインショップもある。

本当は伝承園にも行きたかったのだが、物語の館と食肉センターで大幅に時間を超過してしまったので断念。
13時半に出発する。 本当はいい天気のなかで美しい遠野の風景を嫁に見せたかったのだが、雨の遠野もなかなかいい。

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14:25 高田松原津波復興祈念公園に到着。 ここは国営らしい。 「いわてTSUNAMIメモリアル」は入場無料。

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津波に流された消防団の車両。

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知らなかったのだが、遠野が三陸沿岸の後方支援基地として機能したらしい。
そういえば遠野食肉センターの近くに「東日本大震災 後方支援資料館」なる施設があったのだが、そういう意味だったのね。
伝承園ともう一つ、また遠野に行く理由ができた。

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建物を出て公園を歩く。 雨は上がっている。 遠くに堤防があり、海は直接は見えない。

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右手に奇跡の一本松が見える。

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白状すると、歩きながら「ここの芝生でキャンプできたらいいのにな」とか考えていた。

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堤防に登ると献花台。 その先には穏やかな海が見える。

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この10年間で三陸沿岸に作り上げた巨大堤防は総延長400kmとも言われる。 万里の長城は長さが 21,196kmと言われるが、その建設には数百年掛かっている。

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だがこの巨大な防潮堤をもってしても、次の巨大津波は乗り越えてしまうだろう。 田老の防潮堤と同じように。

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だからといって防潮堤が無駄という訳ではない。 津波のエネルギーを減衰させて、避難の時間を何十秒か稼げただけでも救える命はあるのだから。
15時半に出発する。

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18:10 ANAホリデイ・イン仙台にチェックイン。 これで朝食付きで二人で1万円しないのだからお得。
ちなみに昨日のドーミーイン盛岡は1.6万円。

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19時に仙台駅まで歩いていく。 今日は盛岡のように「予約なしお断り」はないだろう。
先に売店で土産を大量に購入。 嫁の友達家族に牛タンを買おうと思っていたが、コスパがいまいちでペンディング。

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夕食はS-PAL仙台東館3Fの奥州ろばた センダイエキ天海へ。 お通しが上品。
塩竈 しらはたも推したのだが、いろいろ食べられる方がいいらしい。
以下、料理写真。 どれも美味しかったが、特に枝豆が香ばしかった。

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