Still Laughin'

無料でコミックを読めるサイトはたくさんありますが、もともとコレクター気質なので気に入ったものは Kindleで買っています。
先日、Kindleのコンテンツを整理していたら、コミックだけで 1,280点ありました。
買いすぎですね。

ここで昨年から読み始めて面白かったコミックを紹介してみたいと思います。
本当は 10選のはずだったんですが、収まりきれなかったので 16選になってしまいました。
2021年以前から読んでいるシリーズは除外しています。　紹介順はほぼ読み始めた時系列です。
ちなみに気の利いた紹介文は書けないので、面白そうか否かはご自分で判断してください。

１．『不徳のギルド』（全10巻、連載中）

とにかくボケとツッコミの笑いのセンスが秀逸。
それでいて不意に泣かせてくるので油断できない。
海苔が多いが、実はそんなにエロくはない。
推しはトキシッコ。

２．『運命の恋人は期限付き』（全2巻、連載中）

大好きな作品だった『婚約破棄が目標です！』と同じく偽装婚約からミイラ取りがミイラになるお話。
これも良作だった『スキル『台所召喚』はすごい！～異世界でごはん作ってポイントためます～』の紫藤むらさき先生の作画が美しい！

３．『魔力チートな魔女になりました～創造魔法で気ままな異世界生活～』（全2巻、連載中）

自分はゲームをやりませんが、「あつまれどうぶつの森」的な世界観とでもいうのか、モンスターが襲ってきても緊迫感がない落ち着いた世界。　悪人も出て来ない。
とにかくテトがかわいい。

４．『捨て悪役令嬢は怪物にお伽噺を語る』（全2巻、連載中）

銅版画のような独特のタッチの作画だけど、すぐに慣れて物語に引き込まれる。

５．『魔法世界の受付嬢になりたいです』（全5巻、連載中）

2022年に最初にドはまりしたコミック。　しばらく何度も読み返していた。　作画がとにかく綺麗。
好きな相手にはなかなか素直になれないよね。

６．『リビルドワールド』（全9巻、連載中）

これもハマって、Web版の小説も読みました。
こういうワンマンアーミーものに惹かれるのは昔からです。

７．『どうも、好きな人に惚れ薬を依頼された魔女です。』（全3巻、連載中）

作品は前から知っていたのですが、読み始めたのは遅かったです。　身分差の恋という設定ですが、ジワリます。
この作品が気に入ったなら『占い師には花騎士の恋心が見えています』もおすすめ。

８．『仮面伯爵は黒水晶の花嫁に恋をする』（全1巻、連載中）

数々のノベルの挿絵やコミックのキャラクター原案を手掛けている氷堂れん先生が作画のコミック。
とにかく美麗なキャラクターが素晴らしい。
でもいくら事情があったとしも、嫁いできた女性を手籠にするのはいただけないね、仮面伯爵様。
Kindle Unlimited加入者なら分冊版が読めます。

９．『没落令嬢、貧乏騎士のメイドになります』（全2巻、連載中）

同じく今年から読み始めた『死神の初恋～没落華族の令嬢は愛を知らない死神に嫁ぐ～』の千世トケイ先生のコミック。
こちらの熊騎士は朴念仁過ぎるので、仮面伯爵の爪の垢でも煎じて飲ませたい。
お母様が男前過ぎる。

10．『片田舎のおっさん、剣聖になる～ただの田舎の剣術師範だったのに、大成した弟子たちが俺を放ってくれない件～』（全2巻、連載中）

何と言ってもバトルシーンの作画が素晴らしいです。　剣術の型の表現とか。
幼少期のスレナの話は泣きました。

11．『乙女ゲームのヒロインで最強サバイバル@COMIC』（全2巻、連載中）

ハマリすぎてノベル（全5巻）まで買って読んでしまいました。
この主人公も他人の力を頼みにしないで独力で頑張る子です。
お祖父様はいつになったら孫に会えるんでしょうね？

12．『隣のクーデレラを甘やかしたら、ウチの合鍵を渡すことになった』（全2巻、連載中）

日英ハーフの英国貴族のお嬢様よりも、優しく気遣いも出来て教会のパイプオルガンを弾けて料理も得意なイケメンが彼女もおらずフリーとかまずあり得ないとは思うが、ヒロインのユイがかわいいので許す。

13．『紅の死神は眠り姫の寝起きに悩まされる』（全5巻、連載中）

政略結婚で嫁いでみたら第一印象最悪だったけど打ち解けて、という意味では『こじらせ王太子と約束の姫君』に近いジャンル。
でも人生は夫婦となってからも先が長いわけで、相互理解が大事だしそれにはちゃんと口に出して言わないと伝わらないんだよね。

14．『結界師への転生』（全6巻、連載中）

とても面白いし好きな作品ではあるけれど、今年読んだなかでは一番の問題作でした。　
とりあえず 2巻まで読み切ってもらいたいと思います。　その後、その先まで読み続けるか判断してほしい。
ちなみに 3巻以降は安心して読めます。

15．『貴族から庶民になったので、婚約を解消されました！』（全4巻、連載中）

これも前から存在は認識していたけど、タイトルからして悲しい結末っぽくて手を出していませんでした。
でも読んでみると意外にもタフさをみせるヒロインや、周囲の人々の心の機微を通り一遍ではなく丁寧に描写してて面白かったです。

16．『親に売られた私の幸せな家族』（全2巻、連載中）

奴隷（制度）が登場する世界観のコミックは（特に異世界ものに）数多いです。
近代まで奴隷制があった欧米では禁忌なのかもしれないですが、日本人はあまり馴染みがないのでファンタジーとして題材にしやすいのかもしれません。　欧州の貴族制に倣った身分制度の世界観のコミックも多いし。
この作品も題材の一つとして奴隷を取り上げているけれど、ほっこりするというか沁みる話なので読んでみてほしいです。

他にも『美龍艶笑譚～自己肯定感が激低なドラゴン級美少女魔王を、勇者がイチャラブで退治するお話～』、『落ちこぼれ魔女と恋を知らない天才魔術師』、『私は悪役令嬢なんかじゃないっ‼　闇使いだからって必ずしも悪役だと思うなよ』、『影の英雄の日常譚』、『左遷された最強賢者、教師になって無敵のクラスを作り上げる』、『辺境ぐらしの魔王、転生して最強の魔術師になる』、『厄災の申し子と聖女の迷宮』、『外科医エリーゼ』、『辺境の錬金術師　～今更予算ゼロの職場に戻るとかもう無理～』、『ロメリア戦記～伯爵令嬢、魔王を倒した後も人類やばそうだから軍隊組織する～』、『青薔薇アンティークの小公女』、『ルベリア王国物語 ～従弟の尻拭いをさせられる羽目になった～』、『隠れ星は心を繋いで～婚約を解消した後の、美味しいご飯と恋のお話～』などが面白かったです。