たけのこ汁ツーリング(初日・車坂峠編)

2023年 6月24日(土)

将棋の第81期名人戦は、挑戦者の藤井聡太六冠(20)が渡辺明名人(39)を破り、4勝1敗でタイトルを奪取した。
その第5局が行われたのが長野県高山村というところだ。
高山村は主要な街道からは離れているが、未踏自治体ではない。
2018年に毛無峠ツーリングで通っているからだ。

あのときは紆余曲折あって新潟県魚沼市の上の原キャンプ場に泊まったのだが、その途中「栄村直売所 かたくり」でたけのこ汁というものを食べた。
ちょうど根曲がり竹の採取が解禁されていた時期で、毛無峠周辺でも取りに来ているクルマが多かった。
たけのこ汁がまた食べたくて、去年の北陸ツーリングの帰りに栄村に寄り道したこともあるが、7月下旬だったからかやってなかった。

TVのニュースで高山村の話題が出るたびに、たけのこ汁を食べたいという欲求が強くなってきた。
調べてみると高山村では採取解禁時期に合わせて「たけのこ街道」という町おこしのキャンペーンをやっているらしい。
調べてみると温泉が近くにあるキャンプ場がいくつかあるし、標高も600m~1400mと高いので涼しそうだ。

解禁時期が 5/27~6/25なので、行くとしたら今週末しかない。
先週も千葉県へキャンプに行ってきたばかりだが、この機会を逃すとまた一年後になるので嫁にことわって行かせてもらうことにした。


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10:16 出発する。 R254で富岡市まで行き、12:19 中央交番前交差点を右折して県道218号線へ入る。

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12:23 県道194号線にぶつかって右折。 新しくできた道っぽい。

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12:25 県道217号線へ左折。 妙義山へ向かって西進。 雲は多いが広々して気持ちがいい。

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12:33 県道213号線から県道51号線へ右折。 上信越道 松井田妙義ICの前を通過して 12:35 R18に左折する。

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12:39 おぎのや横川店は今日はバイクが少ないな。 通過して R18碓氷バイパスへ。

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12:44 上信越道の遠入川橋の下をくぐる。

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松井田妙義ICの辺りからずっと前を走っているヤリスクロスだが、微妙に遅いくせに登坂車線に移らない。
仕方ないので登坂車線から抜いていく。

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12:54 入山峠を通過。 今日はクルマが少ないね。

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13:03 塩沢交差点の辺りから渋滞。 そろそろ腹が減ったな。

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13:12 7-11軽井沢鳥井原店で「ぶたはげ監修 ピリ辛炭火焼き豚丼」を食す。 普通に美味しい。

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13:27 出発する。 正面に浅間山が見える。
13:36 県道80号線(浅間サンライン)へ右折する。

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13:47 高津屋トンネルの手前で左に逸れて、トンネル入口の上を右方向へ。 ここで標高877m

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道幅が狭い区間もあったが総じてよく整備された登坂道。 クルマもバイクもいない。

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上るにしたがってどんどん勾配が急になる。

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小諸市市道0106号線にすぎないチェリーパークラインがなぜこんなに良く整備された道路なのかというと、はかつては有料道路だったかららしい。

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峠まであと少し。 眼下に佐久平を望む。

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高峰高原ホテルが見えてきた。

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14:06 車坂峠を通過。 GPS読みで標高 1,942m(標高点標高 1,973m)。 19分間で 1,000m以上上ってきたことになる。
標高で比べれば渋峠(2,172m)はもちろん麦草峠(2,120m)にも及ばないが、それでもなかなかの峠だった。

浅間山第一外輪山最高峰の黒斑山とその西に連なる高峯山の間を抜けるのが車坂峠で、ほぼ浅間山をオーバーパスする道と言っていいだろう。
1本西側に地蔵峠(1,732m)を越える県道94号線があるが、そちらは 2018年に通ったことがある。

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14:09 車坂峠から 2kmほど進んだ辺りで舗装が切れてダートになった。
県境でダートになる峠といえば大弛峠(2,360m)と比較するべきかもしれない。

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砂利ダートとしては状態が良い方だと思うが、久しぶりなので身体が硬直してしまう。

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まだ14時過ぎだが、天気もどんよりして不安になる。 もう少し遅い時間だったらさぞかし心細い気持ちになっていただろう。

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それでも速度を落として慎重に進んでいるうちに身体も慣れてきた。

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後ろからジムニーが1台来たので、カーブで右ヘアピンカーブで避けて先に行かせた。 他には対向車2台とすれ違う。

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14:27 標高を 500mほど下って、舗装路に戻ってほっとする。

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14:31 つまごいパノラマラインに左折。 この道は走ったことがある。
人里に降りてきたら腹が減ってきたな。


大笹街道編へ続く