檜枝岐ツーリング(2日目・大塩炭酸場編)

2023年 7月29日(土)

おはようございます。

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暑くて 05:45に目が覚める。 このキャンプ場には木陰がほとんどない。
炊事場の反対側で野営していた女性ライダーはもう出発していった。

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時間とともに日差しが強くなれば、撤収作業が地獄と化すのは目に見えている。
おにぎり1個だけ食べて、急いでテント内から荷物を出し炊事場内の調理台に移す。

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06:33 テントも畳んで、フライとブルーシートを軽く干す。 日陰にいると少しそよ風も吹いて涼しい。
本日の走行ルートについて確認する。 山に入る前に給油しなければならないが、セルフはどこにあるのかな?

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06:55 聞こえていたいびきが収まって、テントがモゾモゾ揺れたかと思ったら、友人Hが顔を出した。
既に気温は30℃近くになっているはずだが、よく寝れたもんだ。
さすが自宅では冷暖房を使わないと言うだけのことはあるが、過信して熱中症にならないか心配だ。

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本日の行程は200kmほどなので、急いで出発する必要はない。
もやしでインスタントラーメンを作って食べるHの話を聞く。 Tシャツの微妙なグラデーションは寝汗によるものだ。
彼とはここで分かれて以後は単独行動となる。

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08:13 日向に出たくなかったがいつまでもこうしては居られない。
喜連川温泉で買った麦茶のペットボトルに水を入れて出発する。 太陽はもうあんなに高い。

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Hが言うにはここは逆木用水といって「宇都宮の上水道発祥の地」らしい。
県道63号線を北上し、県道74号線にぶつかって右折する。 県道242号線に乗り換えて矢板市街地へ。

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08:33 ENEOS Dr.Driveセルフ矢板富田店で給油する。 申し訳ないがごみも捨てさせてもらった。

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すぐ隣にマクドナルド矢板市役所通り店があったので、朝マックにする。 マクドナルドの「エッグ」は好きじゃないのでソーセージマフィン。 クーラー最高!!
09:18 出発して県道30号線を北上する。

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この県道30号線は信号が少ないし緑も多くて涼しいのでとてもよかった。 夏は R4を走るよりこちらがいいな。
ペットボトルに入れた水を首に巻いたダイソーのクールタオルに掛けて走ると涼しくて気持ちがいい。

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09:44 塩原で R400とぶつかって左折する。 この道は通ったことがあるはずなのだが見覚えがない景色が続く。
がま石トンネル(2011年)に続いて 2022年に潜竜峡トンネルが開通して完成した下塩原バイパスのせいだろうか?
塩原温泉街の中を走る区間はわずかでほとんどがバイパス化されているので走りやすい。

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峠に向かって標高を上げるが、カーブらしいカーブはこのヘアピン1箇所。

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10:05 尾藤トンネルで日光市へ。

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10:09 上三依塩原温泉口で日光から来た R121と合流する。

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10:17 山王トンネルで福島県に入る。 トンネル入口に県境標識があるのは珍しいな。

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「道の駅 たじま」にはツーリング中のバイクがたくさんいた。
前をバスがゆっくり走っていたので、路肩に寄ってこの先の分岐を確認していたら、後ろから数台のバイクが追い越していった。 中には大宮ナンバーも数台いた。
10:26 会津鉄道の高架下をくぐって左へ行けば R352で檜枝岐、右へ行けば R121/R400で会津田島(南会津町)。
直行するなら左折なのだが、行きたいところがあるので右折する。

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会津田島市街地で直進するバイク集団と分かれて、ルート通りに左折して永田橋を渡る。
その先で右折して信号待ちしていたら右手から先ほどのバイク集団が合流してきた。 どうやら彼らも同じ道(R400)を行くらしい。

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信号待ち中に後ろからバイクが 1台来たので発進する際に先に行かせる。

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田島ダムの辺りは R400田島バイパスといって登坂車線もある綺麗な道だ。 キャンプ道具満載なのでゆっくり登る。

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積入山トンネルが開通する前の R400は、舟鼻峠という別ルートを通る峠道だったらしい。
田島ダム西側の高野トンネルを出てすぐ左に旧道への分岐点があるが、通行止めの標識があるので通れないのだろう。 ストリートビューでも行けない。
道路の維持保全費用も馬鹿にならないので、廃道になってしまうのも仕方がないのだろうが、残念なことだ。

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積入山トンネルに入ってあと少しで出口というところで片側交互通行の信号待ち。
スノーシェッドではよくあるが、トンネルの中で信号待ちさせられるのは珍しい。 先を譲ったバイクが待っていた。

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旧道の舟鼻峠はこの舟鼻トンネルの上にある。 舟鼻トンネルの前後にも旧道への分岐があるが、チェーンが掛けられていてバイクで入ることはできない。

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舟鼻トンネルからの下りは道幅も狭くなかなかスリリング。
10:55 白森清水の手前、見沢川沿いに左に分岐するところで、会津田島で先行したバイク集団が合流してきた。 道を間違えて引き換えしてきたのだろうか?
タイミング的にバイク集団の中に取り込まれた格好になったが、彼らは喰丸集落で R401へ分岐していったので同行したのは短時間だった。

彼らは R401博士峠を越えて会津若松へ行くのだろうか? そういえば昨日、9/10に博士峠トンネルが開通するという記事を読んだ。
トンネルができるのは便利になってよいのだが、舟鼻峠のように旧道が閉鎖になってしまうことも多い。
これは近いうちに訪問しなければな。

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11:04 先を譲ったバイクも「道の駅 からむし 織の里しょうわ」へ入っていった。
こっちもそろそろ腹も減ってきたなぁ。 どこか食べられる店とかあるのだろうか?

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でも久々に前にクルマもバイクも居なくなったし、自分のペースで走れるのは気持ちいい。

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この辺りは赤い屋根の家が多い。 雪が積もったら分かりやすいし、滑り落ちやすいのだろう。

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11:25 会津川口で R252にぶつかる。 ここが折り返し地点。

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左折して JR只見線の会津川口駅前を通る。
只見線は11年間ものあいだ不通だったが、昨年10/1に全線復旧した。

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11:29 R252本名バイパスは昨年の1/20に開通した。
現道はトンネルの手前を左に逸れて、本名ダムの上を通って対岸を走る。

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本名トンネルを出たところで、バイパスに平行して歩行者用の吊り橋があった。

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11:31 湯倉橋で只見川を渡って対岸へ。 右手に見えるのは旧橋。

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湯倉橋を渡った先に現道との合流地点がある。

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二本木橋で再び只見川を渡り、大塩温泉共同浴場の前を通って500mくらい進むと「大塩天然炭酸水」の看板が見える。
トイレのある駐車場があるが、ここには停めず右折して入っていく。

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11:41 大塩天然炭酸場に到着。

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その名の通り、ここは天然の炭酸水が湧水する場所らしい。

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あそこで炭酸水を汲めるらしい。

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左手に大きな屋根が掛かっているところは炭酸井戸というらしい。 炭酸ガスが滞留すると危険だね。

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『鉄腕DASH』の国分くんも炭酸水を汲みに来たらしい。

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その炭酸水だが、空になったペットボトルに汲んで飲んでみたが、シュワシュワはしていなくてちょっとピリッと酸味のある水だった。 軟水なので飲みやすい。

檜枝岐編へ続く