これから檜枝岐へ向かうわけだが、R252を少し戻ったところにある県道352号線への分岐が分かりづらい。
11:55 行き過ぎて戻ったところにある小さな標識。 近づかなければ分からないほど細い道へ左折する。
しばらくのどかな田舎道が続く。
12:05 工事のための交互通行ではなく、道が狭いからという珍しい信号機。 幸い到着と同時に青信号になった。
確かに軽トラ同士でもちょっと離合が困難かもしれない道がしばらく続く。
松坂峠は標高598mの静かな峠。
峠付近では百合が何種類もたくさん咲いていた。
12:21 只見町明和集落でR289へ左折する。 工事用信号が右折と左折で別々なのだが、前に停まっていたクルマが右折だったので動かず、長い間待たされた。
R400は長いわりにあまり面白くない道だったが、R289は山も開けているし景色も綺麗だ。
途中で R401が合流してくる。 新鳥居峠は 9/9まで通行止めらしい。
R289と分かれてR401を南下していく。
12:43 南会津町伊南の「ブイチェーン わかまつや」で買い出しをしていく。
明日は定休日らしくて、店内の生鮮食品の多くが 3割引~半額だった。 ロックアイスも売っていた。
半額の鶏もも肉を買い物カゴに入れてレジに行くと、店のおばさんが「コレ、臭うからやめよう」と言う。 焼けば大丈夫じゃないかと思ったが、言われるとおり 3割引のものに交換した。
12:57 買い出し後、100m先の ENEOS いなSSで給油する。 ここから先、魚沼までセルフはない(GSは檜枝岐村に1軒ある)。
ここまでの走行距離は 375km。
13:07 R352との合流地点を過ぎると、道路標識に魚沼の文字が。 ここから先は初めて通る道だ。
伊南川に沿ってどんどんと山に分け入っていく。
期待感爆上がりだが、今日は檜枝岐村のキャンプ場までなので、本番は明日だ。
13:19 屏風岩という標識があったので駐車場に入ってみる。
長瀞(埼玉県)の岩畳みたいな感じかな。
気づくと北の空からゴロゴロと雷が鳴っている。 あまりゆっくりしている暇はなさそうだ。
13:22 出発する。
13:23 ここから先が檜枝岐村。 福島県最後の未踏自治体だ。
もはやトンネルという感じのスノーシェッドが続く。
13:27 「檜枝岐村」「よくきらった」と書かれた門がお出迎え。
井籠門(いろうもん)というらしい。 出来たのは比較的最近のようだ。
13:28 見通りオートキャンプ場に到着。 雷はもう待ったなしの気配を伝えている。
受付には「料金はあとで徴収するので先に設営可」と書いてあった。
もはや一刻の猶予もない。 大急ぎでテントを設営するのだが、大きなハエみたいなのが何匹もまとわりついてくる。
キャンプ場の予約の電話を入れたときに「虫が多いので対策してきて」と言われたのはこれのことか。
なんとか設営して写真を撮っていると、大きい雨粒がポツポツ落ちてきた。 ギリギリセーフだ。
どうやら尾瀬の辺りで酷く降っているらしいね。
さっきのハエみたいなのはアブらしい。 多いと言われて連想するより 5倍くらいたくさんいる。
アブだと知っていれば「パワー森林香」を持ってきたのだが。
児玉兄弟商会 (2011-03-08T00:00:01Z)
¥1,173
雨はしばらく止まないようだ。
昼飯を食ってないので腹が減った。 仕方ないのでテントの中でつまむことに。
買い出ししたスーパーにはご飯物がなかったので、惣菜をいくつか買ってきた。
キャンプを始めて以来、醤油と味ポンは欠かしていないが、ウスターソースを持参するようになったのは最近だ。
揚げ物の場合、ミツカン「やさしいお酢」を掛けて食べることも多いが、ソースで食べるのもいいね。
馬刺しも 3割引だったので買ってみた。 会津といえば馬刺しで、来れば必ず食べる。
雨量はそれほどでもないのだが、落雷は相変わらず多い。 テントに落ちることはないとは思うが、絶対にないとは言い切れない。
雨が小止みになったところで、キャンプ場の管理人さんがやってきたので受付をしてもらう。
温泉の入浴券を買えば、通常700円のところを400円で入れるというので購入する。
徒歩 3分のところに温泉があるが、18時まで(最終入場17時半)と早いので要注意。
16時になったら温泉に行こうと思っていたのだが、ビールを 1本飲んだせいで居眠りをしてしまった。
16:21 支度をしてテントの外に出る。
白い建物はトイレと炊事場。
管理棟の裏で分別してごみを捨てられる。
意外にも路面はもう乾きつつある。
尾瀬も上高地もまだ行ったことがない。 他に行きたいところがたくさんあるのでね。
「道の駅 尾瀬檜枝岐」にある「森の温泉館アルザ尾瀬の郷」へ。
浴室の割に脱衣所がとても広いのだが、室内プールと共用だかららしい。
洗い場が少ない(5席)が湯船は広くとてもきれいだ。 当たり前だが露天風呂はない。
キャンプ場の周囲に何個か立っていたこれが「アブ取りキャッチャー」らしい。
てっぺんの緑の筒の中にアブがたくさん溜まっていた。
17:25 焼き物をする前提で買い出しをしてきたので、炭を熾して甘とうがらしを焼く。
蚊取り線香はアブには効果がないが、気持ちだけ。
17:43 甘とうがらしが焼けたら、塩胡椒した鶏もも肉を焼いていく。
17:47 両面焼いたらキッチンはさみで裁断して断面を焼いていく。
17:53 焼けたところでテントに入る。
甘とうがらしは果肉は少しピリ辛くらいで美味しいが、欲張ってヘタに近いところまで齧ってしまうと種が激辛だった。
半分から2/3くらいまでに留めるのが正解。
明日(7/30)は土用の丑の日。 ということでうなぎの蒲焼を買って来ていた。
どうやって温めるかな?
フライパンに少し水を入れて、串に刺さったままの鰻に蓋をする。
串のおかげで鰻が水に浸かることはない。
蒸し焼きのようにして温めたら、付属のタレと山椒を掛ける。
白いご飯があれば最高だったんだが仕方がない。
明日はいよいよ「通り抜け」だ。 天気がよければいいが。
本日の走行距離 200.4km
Google Earth用KMZファイル(高間木~檜枝岐) → 20230729.kmz