「冠山峠道路」あす開通

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悲願の福井・岐阜県境「冠山峠道路」あす開通 過酷な峠越えが長大トンネルで「通年通行可能」に | 乗りものニュース

福井~岐阜の深い山岳区間をトンネルでむすぶ「冠山峠道路」が、いよいよあす2023年11月19日に開通を迎えます。昼は開通式典が執り行われ、17時から一般開放となります。

長大トンネルといっても「冠山トンネル」は延長 4,834mだから、山岳トンネル日本一の雁坂トンネル(延長 6,625m)よりはだいぶ短い。
5千mを越えると危険物積載車が通れないから、最近のトンネルはすべてそれ以下だね。

岐阜県の周囲では道路の開通が相次いでいて、「大野油坂道路」も10/28(土)に九頭竜ICまで開通しました。

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「大野油坂道路」は最終的に、県境部の「油坂峠道路」へ直結し、いよいよ東海北陸道までノンストップとなります。残りの「和泉・油坂工区」15.5kmは2026年春の開通予定。全通すれば、福井~岐阜~中京圏を結ぶ新たなネットワークが完成となります。

来年は Wave130iで安房峠道路を走りに行くので、そのときに通れるかな?

岐阜県で通ってみたい道路に山白川郷ホワイトロード(旧 白山スーパー林道)がありますが、あそこは二輪車通行禁止だし、災害で長期通行止めが続いています。

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その白山白川郷ホワイトロードは2020年に大規模な土砂崩れに見舞われ、4年近く経ってもいまだに復旧していません。また、もともと冬季通行止め区間であり、ネットワークとして機能不十分でした。
 
そのルートを長大トンネルなどで高規格化し、東海北陸道と「中部縦貫道」へつなげて岐阜・長野方面へ動脈ルートを開拓しようとするのが「小松白川連絡道路」です。開通すれば、「ホワイトロード」経由のクネクネ山道に比べ、1時間10分もの時間短縮が図られる想定があります。また、東海北陸道や九頭竜方面が寸断された際の代替ルートしても期待がかかっています。

新道ができれば(自動車専用道路になりそうですが)二輪車でも通れるようになるかもしれませんね。