車にためた電気を家で使うV2H、効率悪い問題 やはり蓄電池は据え置きがいい?【藤本健のソーラーリポート】- 家電 Watch
ここでV2H充電から走行使用電力を直接差し引く形でいいのか? という疑問を持たれるかもしれない。確かに充電におけるロスはあると思うので、その効率を多少加味したほうがより正確になるのかもしれない。ただ、日々、Nature Remo Eで発電状況や充電状況を見ている中で、この充電ロスはほぼ誤差のレベルのようだ。つまり太陽光で発電した電気がサクラへと送られる中、ほぼ100%に近い形で電気が溜まっていく。たとえば、サクラのバッテリー容量が50%という状況から4kWhの充電をすると、計算通り70%になるので、ロスがあるのは放電側である、と仮定してこの表を作り出している。
太陽光発電からBEVへ直流のまま充電するならロスはあまりないだろうね。
BEV(蓄電池)から家庭内へ配電するときは、交流に変換する必要があるので必ずロスは出る。 系統電力と混ぜる必要もあるし。
それ以外にもこの記事で言及されているような「消費電力が低いときはBEVを含めたシステムの待機電力が目立って効率が悪くなる」というのもあるんだろう。
何事も理想論どおりにはいかないということだね。