「山のふるさと村」でのキャンプのときに、友人Hが「LY125Fiのクラッチのジャダーが酷くなってきた」と言っていた。
走行中の変速は問題ないのだが、発進時に酷く出るらしい。
「1速に入れて動いたらすぐクラッチ切って2速に入れる」など乗り方で対処しているが、坂道発進時は大変だということで対策を検討中とのこと。
その対策の一つにエンジンオイルの変更がある。
先人によるジャダー対策で「カインズ(ホームセンター)のエンジンオイルにしたら収まった」という事例があったらしい。
彼の住んでいる地域には近くにカインズがないらしいのだが、埼玉県にはあちこちにあるので自分も行ってみることにした。

カインズ鶴ヶ島店に行ってみると、彼が言っていた 10W-40のバイク用オイルが売っていた(ちなみになぜか通販では購入できない)。
数年前までは 700円を切る販売価格だったようだ、今は 980円。 それでも 10年前の G1並に安い。
同じ 10W-40の PRO Honda Sportsと比べても半値だ。

その隣には 15W-50のオイルもあった。 価格は 1,280円とこれも安価。

ちなみに PRO Honda Standard 5W-30も売っていた。
ホンダ以外にもヤマハやスズキの純正オイルもあったが、すべて横並びで 1,980円だったのが面白かった。

まだオイル交換の時期は少し先だが、10W-40のオイルを 1缶買ってみた。
鉱物油なんだね(15W-50も鉱物油だった)。 モデルチェンジする前の G1 10W-30も鉱物油だった。
ちなみに PRO Hondaの Standardや Sportsは部分化学合成油。
長時間連続して高回転域を持続するような使い方でなければ、鉱物油でも問題ないはずだ。

タイヤはスリップサインが出るまで履き、チェーンが伸びてもコマを詰めて(!)まで使う友人Hが、「エンジンオイルは 3,000kmで交換している」らしい。
鉱物油の寿命は若干短いかもしれないが、3,000kmで交換するならあまり関係ない。
GWツーリングのように一度に 3,500km走らなければならない場合は PRO Honda Sports 10W-40かな。
ちなみに カインズ 10W-40オイルに交換した LY125Fiだが、ジャダーは軽減したもののまだ症状は出るらしい。
以前のオイルも交換直後は症状が軽くなったらしいので、経過観察中とのことだ。