決算みどころ:自動車各社09年3月期は計画未達が続出(ロイター) - Yahoo!ニュース
自動車メーカーの2009年3月期業績は計画未達が相次ぐ可能性が高く、28日のホンダから始まる4─9月期決算発表は、各社がどこまで通期予想を引き下げるかが注目される。
市場は総じて前年比2─4割の営業減益を見込んでいるが、足元の急激な円高から一層の下振れが懸念される。規模が大きくマクロ環境の影響を受けやすいトヨタ自動車は、前年比半減との見方も浮上している。
「4割減ではサプライズなし」とのことですが、半減となるとちょっと変わってくるでしょう。
トヨタは第一四半期決算の際に為替を甘めにみているので、下方修正の幅が大きくなるのは避けられないでしょう。
日産、ホンダはともかくとして、
4番手のスズキは新興国と小型車を得意とし、上位3社とは事業構造が異なることから「三重苦」の影響を最も受けにくいとみられていた。しかし米国発の金融混乱は新興国にも波及し、同社にも「赤信号がともり始めている」(UBS証券の吉田氏)。主戦場のインドは8月の販売が前年比マイナスに転じ、上半期(4─9月)の実績は前年に比べて伸びが鈍化した。また、スズキが強いパキスタンと、工場があるハンガリーは外貨流出で債務不履行(デフォルト)の危険性が指摘されており、先行き不透明感が増している。
昔(といっても2001年)アルゼンチンが国債のデフォルトをやっちゃいましたが、今回の金融危機ではそういう国がいくつか出ても不思議じゃありませんね。