構成変更

昨夜発注したWHS用の新マシンですが、一旦キャンセルして構成を変更しました。

変更したのはM/Bです。
Intel D945GCLF2から、昨年末に発売されたばかりの D510MO に変えました。

GPU統合Atom「Pine Trail」搭載マザーが発売、約7千円から

今回発売されたマザーボードのうち、Intel D410PTとD510MOは、いずれもファンレスの冷却システムを採用。ファンを搭載していた同社従来モデルの「D945GCLF2」などに比べるとヒートシンクは大型化しているが、静粛性が向上した点は大きなメリットと言える。
 
両モデル共通のスペックは、スロット数がPCI×1、DIMM×2(シングルチャンネルDDR2 800/667、最大4GB)、主な搭載機能がVGA、Serial ATA(2ポート)、USB 2.0。機能面のスペックもD510MOのほうが高く、PCI Express Mini Cardスロット、Gigabit Ethernet、6チャンネルサウンドなども搭載している(D410PTはEthernet、4チャンネルサウンドなどを搭載)。

メモリが2本刺さるのは嬉しいですね(買ったのはとりあえず2GB 1本だけですが)。 2割ほど省電力になって、ファンレスなっているのもメリットです。 それでいて価格は600円程度しか違いません。
ついにパラレルATAが廃止されましたが、HDD、DVDともSATA接続にするので問題ありません。
出たばかりなのが若干不安ですが、購入者のレビューをいくつか読んだ限りでは、特にネガらしいものはなさそうです。

元麻布春男のWatchTower:新旧Netbookをテストして次世代Atomの可能性を考える - ITmedia +D PC USER

Pineviewこと新Atomの最大の特徴は、従来チップセットのノースブリッジが提供してきた機能を、すべてCPUに取り込んだことだ。このため、従来は2チップ必要だったチップセットが1チップ化され、Intel NM10 Express(開発コード名Tiger Point)だけで済むようになった。CPUと合わせて、従来は3チップ必要だったプラットフォームが、2チップで構成可能になったわけで、低コスト、低消費電力、パッケージ面積(実装面積)の縮小、さらには性能向上に貢献すると思われる。
 
中でも特に顕著なのがパッケージ面積の縮小と消費電力の削減で、インテルは前者についてNetbookで60%、Nettopで70%の削減が実現されたとしている。消費電力についても、チップセットを含めたプラットフォームレベルでの消費電力が大きく削減されたとする。単にチップカウントが減っただけでなく、発熱源であるグラフィックスエンジンが、CPUと同じ最新の製造プロセスである45ナノメートルプロセスルールとHigh-kメタルゲートを利用することになったのが大きく寄与しているのだろう。

性能はAtom330とほとんど変わらず、消費電力が下がっているようです。

【笠原一輝のユビキタス情報局】 急速にPine Trailへの移行を促す、IntelのAtom戦略

それよりもOEMメーカーにとって頭が痛いのは、DVOポートが殺されていることと、MPEG-4 AVCやVC-1(WMV)などHD動画をCPUに負荷をかけずに再生するためのハードウェアデコーダが内蔵されていないことだ。新Atomに内蔵されているディスプレイ出力は、内蔵ディスプレイ用のLVDSとアナログRGB用の出力しか用意されていないのだ。このため、HDMI端子をそのままで装着することができない。
 
従来の945Gのデザインであれば、DVOと呼ばれるデジタルの出力が用意されており、ここにHDMIのコントローラチップを接続することで HDMI出力を実現できていたのだが、Pineviewではこれが殺されているのだという。おそらくネットブックやネットトップではHDMIは必要ないという判断なのだろうが、HDMIやDisplayPortを備えるディスプレイが増えつつある現状を考えると疑問符をつけたくなる仕様だ。
 
そしてHD動画のハードウェアデコーダだが、すでに述べたようにPineviewではメモリコントローラが CPUに統合されたことで、メモリレイテンシが削減され性能が向上しているが、それでもHD動画、しかもビットレートの高いものを再生するのはかなり厳しいと考えられる。そこで、GPU側でハードウェアでデコードするエンジンを持てば、CPU負荷率を下げることができる。ところが、これがPineview でも内蔵されていないのだ。

今のところデスクトップ用に使うことは考えていないので、ディスプレイ出力がアナログRGBだろうと、動画再生支援機構がなかろうと問題はないです。


今回壊れたのはWHS機ですが、Webサーバーの方は相変わらず IBM NetVista M42 Slim 6290-34J が頑張ってくれています。 こちらは24H、365日稼働して、もう3年半になります。 リース流れの中古物件なので、実働はもっといってると思いますが、非常に信頼性が高いです。

とはいえいつかは寿命が来る訳で、そうなったらデスクトップPCとして、暫定的 に使っているNetVista M42 Slim 6290-14J を横滑りさせます。
んで、デスクトップ用には64bit前提のAMD機でも作ることにしましょう。

我が家からPentium4が無くなるまでは、まだ当分かかりそうですね。