NIKKEI NET(日経ネット):トヨタ、一時金5カ月プラス6万円 労使交渉、満額回答割れ
トヨタ自動車の今春の賃金労使交渉は16日、年間一時金について基準内賃金の5カ月分プラス6万円(180万円)で決着する見通しとなった。労組側の要求は5カ月分プラス10万円(184万円)で、2年連続の満額回答割れとなる。足元の生産・販売は持ち直しているものの、業績はなお回復途上。大規模リコール(回収・無償修理)の影響で先行きも不透明ななか、会社側は満額回答を見送る。
あと4万円が出せない額ではなかったと思います。 ホンダの影響で満額になったと思われたくなかったのかな。
従業員をホメて伸ばすホンダと、シゴいて伸ばすトヨタの違いでしょうか。
asahi.com(朝日新聞社):トヨタ春闘 一時金、2年連続の満額割れへ - ビジネス・経済
組合は、賃金5カ月分に業績反映分や組合員の努力分を加え、一時金の要求額を算出している。今期は業績予想が赤字のため、単純計算では、賃金5カ月分を割り込む。だが、組合は「厳しい経営状況のなかでも努力した」として、昨年実績と同じ水準の賃金5カ月分プラス10万円を要求。「理屈を超えた要求」(組合幹部)だった。
一方、経営側は、従業員の努力には一定の理解を示しつつも、2期連続の営業赤字見通しやリコール問題で、企業が危機的な状態にあることを強調。5カ月分プラス2万円を提案した。グループ内には業績の低迷で定期昇給すら難しい企業もあるとして、「要求に応えることは到底困難」と主張してきたが、最後は経営側が4万円上積みし、双方が歩み寄った。
例えば、この先に業績が回復すれば、年末賞与でちょっと上乗せするとかってすればいいのにね。
【新聞ウォッチ】春闘大詰め、ホンダ一時金「満額回答」 | レスポンス自動車ニュース(Response.jp)
きょうの各紙が報じているが、一足早い妥結は異例。一時金の満額回答は、年間6.6か月で決着した2008年以来、2年ぶりとなる。満額回答についてホンダでは「これまでにないほどの従業員の頑張りに報い、士気の向上を図るため」とコメントしているが、1年前から実施している残業カットは継続中。2月25日の新型ハイブリッド『CR-Z』の報道発表会では、18時以降の「夜の部」は、原則として残業がつかない管理職が応対するなどの徹底ぶりであった。
ピーク時では月10万円を超える残業代を稼いでいた従業員もいたほどで、「満額回答」でも残業カットが続けば年収ベースでは2年前に比べてもダウンする可能性がある。
「満額回答」といってもピーク時に比べれば1ヶ月少ないですし、もうあの頃のような好業績は望めないのではないでしょうか。
kwsk
栃木にいる者です。
単独決算は2Q(中間)と4Q(年間)の2回の決算書の最終頁に「参考資料」として
公開しています。2Qでは4Q見通し付です。
また法令により決算書の内容に大幅な修正があった場合には公開の義務が
あるため、時折3Qにも単独業績の修正内容が公開されます。
今年は大幅な上方修正がされ、2150億円は3Q時点での4Q予測です。
http://www.honda.co.jp/investors/financialresult/2009/2009_3rd/Financial_Result_2009_3q_J.pdf
ダブリン市民からkwskへの返信
kwskさん、コメントありがとうございます。
勝手ながら、コメントされた記事を変更させていただきました。
なるほど。まだ単独決算の数字も開示されているのですね。 2年くらい前に、これからは開示しないと聞いたもので。
参考になりました。