まだ書くことがあるのか、と思われるかもしれませんが、後日談と総括について。
友人HのCBX250Sですが、セルモーターを分解したそうです。
ブラシの削りカスが多いですね。
ブラシが完全に摩滅して、銅線まで細くなっていたようです。 ローターの方は再利用可能なレベルだということです。
ヤフオクに出品されていた中古モーターも落札できたようですし、とりあえず始動の不安は解消するでしょう。
リヤタイヤも交換すると言っていました。
自分の方は、サイドバッグを車体から外してテラスに置いていたら、中がカビちゃってました。
元はトランザルプで使っていたサイドバッグで、容量はあるのですが横への張り出しも大きく、小排気量では空気抵抗の増大も無視できません。
パッキング方法を見直したいと思っていたので、サイドバッグについては廃却としました。 10年使い続けたデイバッグも同様です。
夏用の手袋も、穴が開いてしまったので捨てました。 ブーツカバーも古くなっていたので処分。
ブーツについては、シーソーペダルのWaveでは普通の靴でもいいのかなと思います。 もちろん寒くなるとブーツの方がいいですが、夏は濡れても乾きやすいスニーカーとかデッキシューズの方がいいのかも。
新調した合羽は悪くなかったのですが、手首がゴムなので雨水が入りやすいこと、股間の縫い目のシーリングが甘くて浸水したことが問題です。
シーリングは手当をするとしても、これは通勤用に回して、ツーリング用はまた買い直そうかと思います。
今回は左手首をブヨ(?)に噛まれたり、あちこちを蚊に刺されたりしたのですが、どう考えても蚊が刺さないようなところに虫刺され(刺されたところが硬くなって盛り上がる)が多数できました。
函館でのキャンプ以降、常に湿気が多い状況だったので、どうやらマダニが発生していたのではないかと思います。
特にエアマットが濡れてしまったのがまずかったのでしょう。
テントやシュラフは、先週の休みに少し晴れたので干しました。 テントもテラスに建てて、中をアルコールで除菌しました。 本当はバルサンでも炊こうかと思ったのですが。
何回か繰り返し干して、クリーンな状態で次のキャンプに出かけたいですね。
それと夏場は特に、虫除けや虫刺されの薬品も持っていくべきだなと実感しました。
真夏にキャンプ道具を積んで走ると、タイヤがすぐに減るものです。 フロントはそれほど減っていませんでしたが、リアタイヤはスリップサインが出ていました。 今シーズンのツーリングが終わるまで、もう少しもって欲しいものです。
ただチェーンはやはり伸びました。 信号待ちで最前列に出て急発進するという走行パターンが多かったですから仕方ありません。
まだ調整範囲内ですが、二次減速比の見直しを(ドライブ側を15Tに)したいと思っているので、むしろ早く伸びきってくれた方がいいですね。
動力性能については、ボアアップしてから全く不満はありません。 パワーアップよりも、むしろ航続距離を伸ばしたいですね。
切れたテールランプと、ハイビームについては、昨日2りんかんで買ってきました。 本日から代休なのでヒマをみて交換する予定です。
今回のツーリングでは判断を迫られる場面が多々あって、うまくいった時もいかなかった時もありました。
結果論で「ああするべきではなかった」といっても仕方ないですが、一つ言えるのは「判断に使える情報が少なすぎた」ということです。
一週間を超えるようなロングツーリングでは出発前の事前調査を超える、まさに「想定外」の出来事が起こり得ます。 出先でもPCと同様のインターネット機能が使える(防水タイプの)スマートフォンの必要性を強く感じました。
おそらく年内にあと2回くらいはツーリングに行くでしょう。 課題を潰し込んで臨みたいですね。
最後に、北海道ツーリング自体についてです。
出発前に設定した目標の達成度を見てみます。 番号は優先順位と考えて頂いていいです(1~3はMUST項目)。
1. 北海道に宿泊 ・・・ ○
2. 青森県に宿泊 ・・・ ○
3. 岩手県に宿泊 ・・・ ×
4. 函館で観光&美味いものを食べる ・・・ ○
5. 北海道でジンギスカンを食べる ・・・ ○
6. 青森県・酸ヶ湯温泉に入る ・・・ ×
7. 青森県・恐山を観光 ・・・ ×
8. 秋田県・男鹿半島方面を走る ・・・ ×
9. 青森県・十和田湖および奥入瀬渓谷を観光 ・・・ ○
10. 岩手県・盛岡「もりしげ」で冷麺を食べる ・・・ ×
11. 秋田県・玉川温泉に入る ・・・ ×
12. 秋田県・乳頭温泉に入る ・・・ ×
5勝7敗ですか。 それでも状況を考えれば頑張った方だと思います。
友人Hのバイクのトラブルなどがありつつも、なんとか北海道まで行ってキャンプが出来た。 それに尽きると思いますし、それが出来たのだから大成功だったと思います。
もはや未踏なのは沖縄だけですね。 それ以外の都道府県は全てバイクでも走破しています。
岩手に泊まれなかったのは残念ですが、2泊3日でも行けますからね。 長距離走行に自信がつきましたから。
ただ、青森のあの宿泊はやっぱり悔いが残るかな。 青森にもリベンジする必要がありそうです。
読み返してみると、自分でもなんでこんなティーンネイジャーがやるようなツーリングをしちゃったのか、不思議でしょうがないです。 なんというか映画「スタンドバイミー」みたいな心象でした。
「二人が行動を共にする必要がある」という点では、デニーロ主演の「ミッドナイト・ラン」の方が近いかな。 付き合ってくれた友人Hには感謝したいです。
忘れられないツーリングになりましたが、もうこんなことは二度とないでしょう。 一回だけで十分です(笑)
禄太郎
はらはらどきどきの展開を失礼ながら楽しませて頂きました。それにしてもお二人の根性というか執念は凄かった。そして行動が若い!若すぎる。色々あったにせよ、その場その場での判断はそう大きく外していなかったことも、これまでの経験があるからこそだったと思いますよ。今回に関してはレベル(状況)が違いすぎて「私だったら」と考えながらレポートを読むことができませんでした。ただただ連ドラに吸い込まれていく視聴者のようでした。
こういうロング・ツーリングとなるとタンク容量は本当に何とかしたいものですね。エンジンのボアアップ同様、タンク容量アップキットなるものがあったらいいのに。
あんまり奥さんに心配かけちゃだめですよ。
関係ありませんが、新しいバイクを下関(彦島)から仕入れてきました。下見を含めて二度下関に行きましたが、一緒に食事をしたあたり(唐戸の三叉路)を通りながらあのときのことを思い出しました。あの店まだあるんですかねぇ。
ダブリン市民から禄太郎への返信
ソロツーリングならどうとでも書けるのですが、同行者がいる場合は嘘は書けません。
でも一緒に居ても、ものの見方は180度違ったりします。 ですから、①時刻も含めて状況を出来る限り正確に表す、②そのとき自分が何を考えていたのかを正直に書く、の2点を心がけました。
いつもは「です・ます」調で書くのですが、「だ・である調」になったのは、その影響です。
それでもあくまで自分の主観によるレポートなので、友人Hからみればまた違ったものになるでしょう。 あとから思い出したことがあれば追記していますが、記憶があやふやになっているところもあります。
40も半ばになりますが、我々もまだケツが青いというのを自覚致しました。
でも結論を出すのに時間が掛かったりしていますが、あれは優柔不断というよりも自分のやりたいことはあるものの、お互いに相手を慮って抑えた結果です。 そういう点では、十代とは違いますね。
レポート作成に追われていましたが、禄太郎庵はチェックしていましたよ。 FAZEを選ばれるとは意外でした。 ロングスクリーンを付けた方がかっこよく見えますね。
来年のGWには九州遠征を果たしたいと思いますので、ご一緒したいです。