2011年 10月2日(日)
いよいよ最終日。 しかも自宅まではまだ長い道のりが残っている。
朝6時に起床。 テントの中でカップ春雨とコーヒーのいつもの朝食。
近くの月ヶ瀬カントリー倶楽部で、スタート合図の音がする。
こんな感じのゲートボール場の端っこに、テントを設営した。 奥の建物がロマントピア月ヶ瀬の建屋だ。
この斜面の上に手すりのようなものがあるのだが、もしかしてあの上がキャンプ場だったのだろうか?
管理人が来てうるさいことになるのは嫌なので、さっさと撤収しよう。 しかしフライシートには、表も裏も結露でビッショリで、撤収には難儀した。
08:00 出発準備完了。
出発前に斜面の上がどうなっているのか確認しておきたい。
敷地内の道路に出る。 ここは道の駅ではないので、屋外のトイレはない。 売店の中にはあるが、営業時間外は閉まってしまう。
建物の前を通り過ぎて左に曲がると、急な坂道がある。 昨夜は真っ暗だったので、この先には上がっていない。
上っていくと、右手にちょっとした広場があったが、トイレも炊事場もないのし、キャンプ場という感じではない。
坂道を登って、例の手すりを通り過ぎ振り返ったところ。 道路の右手は茶畑だ。 どうやらこの辺りは敷地外らしい。 一体何なんだ?
敷地の外に出て、月ヶ瀬カントリー倶楽部方面に少し戻ると、看板が出ている。
ここは昨夜も確認したのだが、キャンプ場に関する情報はない。
ちなみにクリエート月ヶ瀬(松原市青少年自然の家)にはキャンプ場があるが、いろいろと煩くてあまり評判はよくないようだ。 「少年自然の家」系キャンプ場は、規則とか厳しくてあまり顧客満足度は重視していない印象がある。
ロマントピア月ヶ瀬の謎はそれぐらいにして、出発することにしよう。
08:16 県道82号からR25旧道へ。 本当に国道かと思うような田舎道だ。
R25の本線である名阪国道は「高速自動車国道に並行する一般国道自動車専用道路」なので、原付では走れない。
08:24 上野市でR368/R422に合流。 すぐに右折してR163(津市方面)との重複区間へ。
芭蕉生家を通り過ぎてから、R25は左折してR163と分かれるのだが、標識がない上に細い路地なので見過ごして通り過ぎてしまいそうだ。
地図がないのでR25をなぞって走ったが、通常は県道の新服部橋を渡るルートを通るのが正解なのだろう。
08:51 名阪国道の伊賀I.C.を過ぎてから、急に道が狭くなり寂しい感じになる。
こんなガード(関西本線)もあるので、大型車は通行が難しいかもしれない。
かと思うと、急に2車線の整備された道になる。 でもそれも1km程度で終わり。
急にクネクネしだすと同時に、路面が荒れてきた。 途中で、ツーリングの原付集団とすれ違う。
ほとんどアスファルトが剥がれてダート状態になる。 実はこの辺りに採石場があって、ダンプが通っているらしい。
再び関西本線の下をくぐって、アメージング区間は終了。
写真を撮っていると、向こうからオフ車が一台走ってきた。 クルマは全く通らなかった。 そりゃそうだろうな。
09:17 R1に合流(R25も重複)。 すぐに道の駅 関宿でトイレ休憩。
亀山バイパスから四日市までは非常に流れがよく、そのまま走ってたら 09:58にR23に入った。
R1はどこに行ったのだろう?と思ったら、四日市市街を通る細い道なので通らない方がいいようだ。
R23(名四国道)はバイパスなのでセルフがあるだろうと期待していたのだが、名古屋へ向かう側には普通のGSばかりだった。 反対車線にはそれなりにあったのだが、どうしてこんなに偏るのだろうか? 需要があるから旧来のGSが生き残れるからなんだろうな。
10:19 根負けして、揖斐長良大橋の手前にあるミニセルフで給油してもらう。
だが給油して正解だった。 ここからR23は橋と高架の連続で、一気にペースが上がる。
伊勢湾岸道の豊明I.C.入り口に着いたのは10:56。 約30分で名古屋をパスしたことになる。 ここからはR1に復帰するが、とたんに信号待ちが激増し、ペースも70km/h→50km/h以下に遅くなる。
11:23 安城市でマクドナルドを発見。 お昼にする。 出たばかりのダブルマックリブを食した。 ロッテリアほどではないけれどイケる。
Google Mapで地図を確認。 嫁と友人Hにメールする。
着いたときには比較的空いていたのだが、11:55に出発する頃にはドライブスルーに長い行列が出来ていた。
12:48 豊橋市の西八丁交差点を通過。 豊橋市には市電が走っていた。 新型は広くて快適そうだけど、風情がないね。
豊橋市街を抜けると急にペースアップ。 おまけに気味が悪いほど急にクルマが少なくなった。 こういうときに調子に乗って飛ばすと、ネズミ捕りが居そうだな~と自重して走ったが杞憂だった。
13:09 代わりに出てきたのが「自動車専用道路」の標識。 潮見バイパスの入り口だった。
もう(やっと)静岡県だ。
R1旧道は潮見坂を下りてバイパスと並走する。 弁天島から浜名大橋を見る。
13:53 東海道新幹線と交差する手前にセルフがあったので給油する。 あと何回給油するのかな。
14:07 新天竜川橋を渡る。 ここからはバイパスの連続となる。
14:22 磐田バイパスと袋井バイパスを抜けたところでコンビニ休憩。 リポDを補給してすぐに出発する。
掛川バイパス、島田バイパスと順調に通過できたが、藤枝バイパスは125cc以下お断り。 14:54 野田I.C.から旧R1へ迂回する。
15:22にバイパスと合流するまで約14km、アベレージは60km/hから40km/h以下に下がる。 市街地を走る方が、よっぽど事故に遭う確率は高いと思うんだけどね。
静清バイパスに入る。 安倍川大橋を渡り賤機山トンネルを抜けると、またしても「125cc以下は側道へ」という標識が。
約10kmの間、高架下の側道を走るが、交差点が多くて頻繁に信号に引っかかる。 こりゃ原付二種に対する差別だよ。 軽二輪登録してやろうかと、半分マジで思ってしまった。
興津からR1は海沿いを走る。 実はR52で甲府に抜けて帰ろうかとも思っていたのだが、知らない間に通り過ぎてしまったようだ。
だんだんと富士山が大きくなってきて、「帰ってきた」感が増してくる。 クルマの流れも80km/h近いペースに。
16:18 新冨士川橋を渡る。 確か、初めて渡った24年前は有料だった。
16:20 かつての料金所跡地にある道の駅 冨士で休憩。 肉まんを食す。
ここからだと帰宅は20:30頃かな? 16:34 出発する。
昔の印象だと、沼津バイパスは交通量も信号も多くて走りづらかった覚えがあるのだが、なぜか今日は超スムーズ。 17:04 上石田交差点でR246へ。
17:22 セルフがあったので寄ったのだが、えらく混んでいて順番待ちとなった。 もう少し先に行けば、Expressのセルフがあってガラガラだったのに、判断ミスが悔やまれる。
17:40 荻原北でR138を跨ぐ。 日が暮れて薄暗くなってきた。 少し冷えてきたが、まだ大丈夫。
Waveで明神峠/三国峠を走ったことがないので、道志経由で帰ろうかと思っていたら、またもや通り過ぎてしまった。 暗かったのと、道路改良で金時公園への降り口が以前と変わっていたので分からなかった。
これでR246で厚木まで出て、R129とR16で帰るしか選択肢がなくなった。 「どうせ混むんだろうな」と諦めかけたが、予想よりも流れはよくて 18:51にR129と合流した。
20年以上前、週末に友人Hと浜松に遊びに行っていた頃の印象がずっと残っていたのだが、地道な改良によってアベレージが上がっているのかな? それとも翌週の3連休を控えて、行楽客が少なかっただけ?
交通を阻害する遅いクルマもいないし、信号のタイミングもギリギリ通過できている。
本来なら休憩して嫁にメールを打ちたいのだが、ここまでの良い流れが変わってしまう恐れがあるので、ひたすら走る。
19:22 橋本五差路でR16に入る。 左入町を19:40、米軍横田基地第二ゲート前を19:53に通過。
自宅に着いたのは、ほぼ予想通りの20:25。 総走行距離は帰宅直後の記事にあるように1,945kmだった。
実は自分一人だけなら、東北にリベンジに行くつもりだった。 Hが行けることになったので、直前に四国に変更したのだ。
予報通りに9/30に雨に降られて、別子銅山見学は叶わなかったものの、それ以外は概ね良好な天気だった。
同時期の東北は大荒れの天気だったようなので、四国を選んで良かったと思う。
これで今年のキャンプツーリングは打ち止めの予定(Hは茨城でキャンプするとか言ってるけど)。
温泉宿に泊まる、のんびりしたツーリングなら行ってもいいかな。
本日の走行距離 474.9km
Google Earth用KMZファイル(月ヶ瀬~自宅) → 20111002.kmz
禄太郎
ツーリングもレポートもお疲れ様でした。
もはやライダーの旅日記というより、行者さんの修行日記という感じで(特に前半は)読ませて頂きました。そんな中でもLTyamaさんとの再会はドラマでもないような展開でしたね。彼とタンデムで大観峰まで行ったのが懐かしいです。確かにLTyamaさんと言えば四国みたいなイメージは未だに私にはありますが、まさかそれほどまで四国に通っているというわけではないんでしょう。
友人Hさんとは同じエリアから同じエリアへツーリングをしているのに、それぞれでスタートして現地合流という、実に「大人」スタイルのツーリングっていいですね。私には二人ツーの理想型のように感じました。
思わず今朝から四国の地図を眺めておりましたよ。いつも駆け足の行程になってしまうんですが、次回こそは美味いカツオを堪能したいものです。もう一つの目標は石鎚スカイラインです。往復夜行フェリー&現地1泊というスケジュールが理想です。
ダブリン市民から禄太郎への返信
確かに往路は辛かったです。 リポDにアリV2本でも足らなくて、レッドブルまで飲んだくらいですから。 友人Hと待ち合わせていなければ、岡山でキャンプしていたと思います。
体温を奪われて疲労が蓄積するのを過小評価していました。
LTyamaさんが香川に居るのは来春までらしく、一緒にうどんツアーでも行きたかったのですが、強行軍だったこともあり、今回は事前の連絡はしていませんでした。
それだけにあんなところで遭遇するとは、ビックリしたというかキョトンとしたという感じでした。
今回、現地集合にしたのは、夜間走行で眠いのに相手のペースに合わせると、事故の確率が高くなってしまうからです。 Hは下道派ですが、バイパスの制約もありますしね。
九州に行くときは、夕方に大阪南港に着けばいいので、もう少しラクだろうと思います。
南国土佐というだけあって、今年もまだまだツーリングは楽しめると思います。
一泊圏内にある方が羨ましいですね。