20世紀遺跡:近現代史をめぐる/16 京都・丹波のマンガン鉱山跡 - 毎日jp(毎日新聞)
京都・北山の地は風光明媚(めいび)な観光名所としてよく知られている。だがその周辺に多数の鉱山があり、過酷な労働に耐えた人たちがいたことは、さほど知られていないだろう。その跡を訪ねた。【栗原俊雄】
京都駅から車で北上し1時間ほど。緑豊かな山の中に、丹波マンガン記念館(京都市右京区)がある。
同館は在日コリアン1世の故李貞鎬(リジョンホ)さんが、家族で経営していた「新大谷鉱山」を整備し、1989年に設立した。李さんは長年、丹波の鉱山で働いていた。(中略)
見学用坑道と資料館、復元した「飯場(労働者の住居)」などがある。李さんの次女で同館事務局長の順連(スンヨン)さんが案内してくれた。坑道はおよそ300メートル。ヘルメットをかぶって、曲がりくねった坑道を進む。
あちこちにマネキンが置かれ、明治・大正の手掘りの時代から、大戦後の機械掘りの時代までを再現している。
連チャンですが、こちらも鉱山跡についての記事。 数日前の毎日新聞に載っていて、探していたのでした。
確かこの「20世紀遺跡:近現代史をめぐる」シリーズで、別子銅山のことも知ったのでした。
先日の四国ツーリングの往路で、この辺りの近くを通ったことになります。 京都北山から丹波にかけては、秘境のニオイがしますね。