2012年 4月30日(月)
起床は06:30。 雨粒がテントを叩く音と、国道を走るクルマの音が煩くて、昨夜はよく眠れませんでした。
ラジオを聞きながら、カップ春雨とコーヒーで朝食です。
昨夜は入り口近くにオートキャンプの家族がいたんですが、07:30には撤収していました。
施設は整っている方だと思います。 入り口の向かいにローソンもあって、とても便利です。
夏は花火をしたりして騒ぐ若者が出没するそうなので、避けた方がいいかもしれません。
こんな夜中になんの用があるんだと思うほどクルマの往来がありますので、騒音を軽減するためにもなるべく海側にテントを建てた方がいいと思います。
鹿児島県の予報は明日まで雨です。 計画なら山川へフェリーで渡って、指宿などをめぐって鹿児島市に泊まる予定でした。
ただ、予定を合わせた禄太郎さんとは日程が1日ずれてしまいました。 自分一人だけですから、柔軟に変更することができます。
熊本の天気予報を確認したら、18時以降の阿蘇の降水確率は30%となっていました。
ならばということで、ここから阿蘇へ直行することにしました。 「運がよかったな。 今回は引き分けということにしておいてやるぜ。 また来るぜ」ってところでしょうか。 別に負け惜しみではありませんよ。
気象庁のレーダー・ナウキャストによると、大隅半島では強く降っているものの、薩摩半島はそれほどでもありません。
南東から湿った空気が入り込み、山にぶつかって雨になっているようです。
07:50になって、テントの中の荷物を炊飯棟へ移動させます。 レーダーの予言通り、08:00になるとほとんど雨がなくなりました。
とはいえ雨雲は常に変化しているので、いつまた降りだすか分かりません。 急いでテントを畳んで、炊飯棟に入れてしまいます。
ウエスで拭うものの乾かすことはできませんので、フライシートなどは用意してある45Lゴミ袋に入れてからダッフルボストンに収納します。
昨夜の設営の際に、慌てていたのでテント横の張り綱用ペグを蹴飛ばして曲げてしまいました。
SnowPeekのソリッドステークは鍛造製で、個人的には最強のペグだと思ってます。 まさかひん曲げてしまうとは思いませんでした。 焼きが入っているのは先端だけなんですね。 プラハンで叩いて元に戻せましたが。
やはり鹿児島でのキャンプでは何かが起こります。
08:59 ローソンに立ち寄ってから出発します。
そろそろガソリン残量がレッドゾーンです。 小林市でR265に入る直前に給油したいのですが、そこまでは保ちそうにありません。
09:14 鹿屋でスタンドを見つけたので給油しようとしたら、対向車線の車列が繋がっていました。
交通整理する警察官も数多くいて、いったい何の騒ぎでしょうか? スタンドの人に訊ねてみたら、「今日は基地で航空ショー(エアーメモリアルinかのや)がある」と言われました。
確かにスタンドの隣に金網があって、その隣が海上自衛隊鹿屋航空基地だったようです。 さすが鹿児島、やる方もみる方もこの程度の悪天候は関係ないようです。
いったんR220に入って鹿屋市街をバイパスしてから、再びR269に戻ります。
10:25 交差点で信号待ちをしていたら、「鉄道記念館」という看板を見つけたので、立ち寄ってみました。
こじんまりした建物ですが、かつて国鉄志布志線の末吉駅だったそうです。
館内の半分は使われていた鉄道グッズの展示スペースになっていました。
もう半分はライオンズクラブの寄り合い所になっていて、お年寄りがたむろしていました。
10:57 小林市まで行ってからでは混みそうなので、都城のマックで早めの昼食にします。 朝マックの時間帯を過ぎていたので、ダブルQPとナゲットでがっつりいきます。
鹿児島から阿蘇へは、R265を延々と北上することにしていました。
4月末から降水量が多いので、通行止めになっていないか心配していましたが、道路情報を確認した限りでは問題なさそうです(夜間通行止めが一箇所あるだけ)。
11:31 出発します。 そのまま道なりでR10へと入り、さらにR221へと左折します。
しとしと雨の降るなか、R221を淡々と走り小林市へ。 12:18 R265への分岐前にセルフがあったので、予定通り給油します。
確か9年前にもこの辺りに来ています。 あの時は、スーパーの中にあったマックに立ち寄ったのですが、今は独立してスーパーよりも立派になっていました。
12:33 R265に入ります。 西米良までは75km。
12:40 R265に入ってしばらく行くと、陰陽石という案内板が目に入りました。 何だかよく分かりませんが、立ち寄ってみることにしました。
一応、神社という形になっているようです。
なるほど。 こういうものですか。 これが陰陽石だそうです。
なかなかリッパな大きさですね。 これは一見の価値があります。
写真ではスケール感が伝わらないと思いますが、高さが17.5mもあるそうです。
近くには女岩というのもありました。 どうしてこれが女岩なのかはよく分かりませんが。
秘境編へ続く
禄太郎
陰陽石に行かれたんですね。私はトランで7年前に行きました。
案内板が壊れてなくなってしまっているのかもしれませんが、「陰石」は「陽石」の裏手側にあるやつです。リンク先に当時のレポがあります。(写真小さいけど)
ダブリン市民から禄太郎への返信
そうだったんですね。 てっきりあれが陰石なのかと思ってました。
それにしても男根信仰というのはあちこちにあるものなのですね。
ツーレポ拝見しました。 トランザルプが懐かしかったです。