ホンダ、マレーシア工場の生産能力を10万台に倍増 (ロイター) - Yahoo!ニュース
ホンダ<7267.T>は19日、マレーシア工場に第2ラインを建設し、生産能力を10万台に倍増すると発表した。総投資額は約86億8000万円。
第2ラインは2013年の稼働を予定しており、「ジャズ(日本名フィット)」などの小型車やハイブリッド車(HV)を中心に生産する。
第2ラインの立ち上げにともない、新たに約700人の従業員を採用する。第1ラインと合計したマレーシア工場の生産能力は現在の5万台から10万台となる。第2ラインの新設に先行し、テストコースと完成車検査場の拡張も進めている。
また、マレーシア市場における需要の高まりを受け、12年末からHVを現地生産する。日本から輸入している「ジャズ ハイブリッド」を既存ラインで生産。13年以降は第2ラインに移管する。
いつから第一ラインの生産能力は5万台になったのかな?
ホンダの増産ラッシュは北米だけでなくアジア大洋州でも始まっています。 典型的な日本企業の投資パターンですけど。
HPMの第二工場とどちらが先に出来上がるんでしょうね。
ホンダ、東南アジア生産能力4割増 域内で相互供給:日本経済新聞
ホンダは19日、マレーシアの四輪車工場で第2ラインを建設し、年間生産能力を10万台に倍増させると発表した。ハイブリッド車(HV)を生産し、周辺国への輸出も検討する。インドネシアの増強を含め、東南アジア全体の生産能力を2年後に4割増の55万台に拡大。各拠点が完成車を相互に融通する柔軟な生産体制を強化し、成長市場を開拓する。(中略)
ホンダはタイ工場から「シビック」や「シティ」をインドネシアに、インドネシア工場からはミニバン「フリード」をタイ、マレーシアにそれぞれ輸出。域内で完成車を相互に供給することで各拠点の生産効率を高めている。ハイブリッド車も現地生産することで、相互供給する車種を増やし、成長市場の開拓を強化する。
東南アジア諸国の中でマレーシアはHVの需要が比較的高い。ホンダはHV専用車「インサイト」など11年はHVを約4600台販売した。今後も需要が伸びると見て、現地生産に踏み切る。マレーシアの新車市場は年間およそ60万台。ホンダは11年にマレーシアでHV(約4600台)を含めて約3万2500台を販売した。
マレーシア国内でホンダが10万台売れるようになるのは相当先になるでしょう。 かといって輸出競争力はタイやインドネシアに劣ります。
おそらく投資を決めたのは、パートナー(DRB-HICOM)の強い要請があったのでしょう。