ヤマハ柳社長「インドネシアの需要回復は3~4か月で」 | レスポンス (ビジネス、企業動向のニュース)
ヤマハ発動機の柳弘之社長は8月7日の決算発表会見の席上、6月15日に導入されたインドネシアの2輪車ローン販売における頭金規制の影響について「(規制導入から)3~4か月で収束するのではないか」との見通しを示した。(中略)
柳社長は「頭金の不足を貯めるまでには3~4か月かかるので、楽観的かもしれないが、その後は回復が見えてくるだろう」と観測した。これまでの影響についても「業界ではもっと減少するのではないかという見方もあったが、最悪の状況ではないなと感じている」と語った。
そういう問題なのか?
ヤマハ柳社長「インドネシア事業でテコ入れ強化」 | レスポンス (ビジネス、企業動向のニュース)
ヤマハ発動機が8月7日に発表した2012年12月期の第2四半期累計業績は、新興国の2輪車需要の低迷などにより、連結営業利益は50%の大幅減益になった。
主力のインドネシアでの2輪事業が複合的な要因で低迷しているためで、柳弘之社長は「新商品の継続的な投入などにより、下期から来年にかけてテコ入れを図りたい」と、強調した。インドネシアの上期(1-6月)の2輪市場は前年同期を5%下回ったものの、ヤマハ発動機の出荷は31%も落とした。
ヤマハって典型的な”キリギリス企業”で、ちょっと景気が回復すると構造的な改革が必要なのを忘れてしまうところがあります。
今度の冬への備えは万全なのかしら?
ヤマハ発動機柳社長、インドネシアのシェアを次期中計で4割に戻す | レスポンス (ビジネス、海外マーケットのニュース)
ヤマハ発動機は8月7日に都内で開いた決算会見で2012年度のインドネシアでの出荷計画を前年度比24%減の240万台に下方修正したことを明らかにした。総需要予測もローンの頭金規制の影響を織り込んで同13%減の700万台に見直したが、ヤマハ発動機のシェアは前年度の39%から34%にまで低下する。
今年度の販売が総需要よりも落ち込みことについて柳社長は「競合他社、とくにホンダの商品力が昨年下期からかなり強くなっている。当社は今年5~6モデル投入して挽回する計画だったが、最量販モデルがうまく機能していない」と述べた。
ヤマハ発動機は2010年度にはインドネシアで46%のシェアとなるなど、かつては4割を超える地位を保ってきた。柳社長は決算会見後、一部報道陣に「今後、商品のテコ入れや、ファイナンスの巻き戻しなどをやって次期中計の中では40%を目指していきたい」と語った。ヤマハ発動機は現在、2013年度から2015年度までの次期中期経営計画を策定中。
2009年にはホンダを抜いてシェアトップになったこともありました。
それでHY戦争の局地戦になってしまったようですね。