尻屋崎をぐるっとひと回りして帰る途中、こちらに気付いて林に逃げ込む猫を見た。 いや、あのしっぽはキツネじゃないか? キタキツネって、青森にもいるのだろうか?
12:49 入場したゲートのところに戻ってきた。 この建物はなんだろう?
「土足厳禁」の張り紙があるドアを開けると、中は清潔な休憩所になっていた。 これはいい。 合羽を脱いで上がらせてもらう。
さっそく弁当を食べよう。 温めてもらっていたので、まだほのかに温かい。
友人Hから返信が来ていた。
12:45 Re:尻屋崎なう
テレビの天気予報では、下北ではこれから40ミリの雨が降ると言っているぞ。気をつけて。
なるほど。 雨雲レーダーをチェックしてみよう。
この雨雲が過ぎれば雨は止みそうだが、まだその気配はない。 計画ではこの後に恐山へ向かうことになっているが、この天候では行っても楽しめないだろう。
それより心配は今夜の野営だ。 雨の中でテントを張るのは気が重い。
13:20 出発する。 県道6号を西へ向かうとむつ市街に出る。 薬研で設営してからだと、昨夜のように買い出しに行きそびれる可能性もあるので、ここで買い出ししていく。
13:56 「マエダ」というスーパーの本店に到着。 Hから連続してメール着信あり。
13:28 Re:雨宿り
大間からフェリーで函館においで。
ということは?
13:33 乗れました
函館着1800の予定です。この後、天気予報を確認し、必要に応じてホテルを手配します。
良かった。 これでひと安心だね。
おそらくこの悪天候が味方して、キャンセルが出たのだろう。 今から大間へ直行すれば、確かに函館に渡れる可能性はある。
だがそれでは昨年の二の舞だ。 今回のコンセプトは「東北(とくに青森)を堪能する」ことであり、ここで渡ってしまっては何にもならない。
広大な北海道に行くのなら、事前に入念に下調べをしてルート設定をしておかないと、移動ばかりに時間を費やすことになってしまう。
雨を怖がって予定を変えていては、却って追い込まれてしまうだろう。 ここは強行突破が吉とみた。 Hに薬研にてキャンプする旨を返信して、スーパーに入る。
お盆ということもあって、店内はとても混雑していた。 この「あんこうともあえ」というのがソソられたのだが、小さいパックでも一人じゃ食べきれないな。
黒毛和牛なんかも割と安い。 「十和田バラ焼き」が食べたかったんだが、この商品は玉ねぎを加えて炒める必要がある。 雨が降っていたら、外での調理は難しい(炊事棟があればできるだろうが)ので断念する。
大間産の本生まぐろがお手頃価格だった。 豪華一点主義でいってみよう! ビールと黒霧島2Lパックなども購入する。
14:37 スーパーを出発する。 R279で大畑に出てから薬研へ向かうが、その前にセルフで給油する。 昨年、ここのセルフが営業していたら、七戸で路頭に迷うことはなかったのだが。
乾き物関係のつまみを買ってなかったので、途中のコンビニ立ち寄って購入。 ちなみに大畑の手前にもエネオスのセルフがあった。
15:20 大畑川を渡ったあと、県道4号に入る。 昨年はこの辺りで引き返したのだった。 このあとバイク3台とすれ違う。 大畑の町へ買い出しに行くのだろう(大畑にも「マエダ」はあるので、わざわざむつ市で買い出しをする必要はなかった)。
15:31 恐山との分岐点に到着。 右へ行くと薬研だ。
走っていると案内板があった。 どうやら野営場を過ぎてしまったようだ。
100mほど戻ると看板が出ていた。 ここを右に入ると、野営場に続く砂利ダートになる。
15:34 国設薬研野営場に到着。 雨はほとんど降っていない。
管理棟で受付をして、温泉の場所を教えてもらう。 予約はしていないが問題はなかった。
こんなシールをもらった。 よくリアBOXなんかに張っているライダーを見かける。 今まで50回以上キャンプをしてきたが、初めてだね。
この天気なので誰もいないかと思ったが、結構利用者は多い。 写真に写ってないところにもテントが張ってある。
駐車場側にもテントサイトがある。 こちらに設営しよう。
炊事棟の中にバイクやテントを持ち込んでいる人もいた。 他に利用者がいないならともかく、公共スペースを専有するのは感心しないな。
16:10 手早くテントを立てたら、2km離れた無料の「元祖かっぱの湯」へ。 バイクで5分だ。
この奥にあるらしいのだが。
看板があった。 17時までということなので、ちょうど良かった。
階段を降りた先が脱衣所になっている。 鍵付きのロッカーもあった。 左の格子状の部分は、露天風呂の屋根になる。
お湯の色は若干緑がかっているかな? 結構広い湯船だが、温泉が流れ込むエリアは上のほうが温度が高い。
対照的に体を洗ったりする場所はない。 下水処理ができない(川に垂れ流し)ので、石鹸は使えない。 体を洗いたい場合は、手前の老人福祉センターか修景公園レストハウスの「夫婦かっぱの湯」を利用する。
テントに戻ると、雲間から夕日が見えた。 どうやら雨雲は過ぎ去ったようだ。
昨夜はちょっと寂しい食糧事情だったが、今日は本まぐろの刺身だ。 わさびも奮発してちょっと高いのを買っちゃったぜ。
ビールを飲みきって黒霧島に移行する。 言うことないね。
そういえば友人HはT朗君と合流できたのだろうか?
19:27 T朗と合流しました
旅館きらら、悪くないです。大浴場があります。
Hは大浴場が好きだからね。
本日もラジオを聴きながら、21時半頃に眠りに落ちた。
夜中に目を覚ますと、メールの返信が来ていた。
23:20 作戦会議の結果
明日は帯広の然別峡の鹿の湯を目指すことにしました。金で時間を買う=高速を使うことになりそうです。T朗と同行です。明日も0430起床で頑張って行きます。それでは、おやすみなさい。
はい。 おやすみなさい。
本日の走行距離 312.6km
Google Earth用KMZファイル(網張温泉~薬研) → 20120813.kmz
三日目へ続く。
禄太郎
尻屋崎っていいですね。ここにはいつか行ってみたいです。それにきれいな休憩所は利用者に親切でいいですね。特に降雨時のライダーには天国でしょう。
ダブリン市民から禄太郎への返信
あの馬糞にはちょっと困りましたけどね。 幸いニオイはしませんでしたが、量がすごいし...
柵とかないので、寒立馬は自由に歩きまわっているようです。
あの休憩所は「今夜はここに泊まろうかしら」と思わせるほど居心地がよかったです。 ちゃんと清掃されているのはもちろん、使う人がルールを守っているから成り立っているんですね。