2012年 9月 2日(日)
昨夜はビールに酎ハイ、焼酎に赤ワインと、いろいろ飲んでしまったので、さすがにスッキリとは起きられなかった。
友人Hは先に起きて、うどんを茹でて食べていた。 自分はまだ何も食べる気になれなかったので、テントの中でコーヒーを入れて飲む。 こういうときは、先日買った1.0Lのポリタンクが役に立つ。
犬の散歩に来ている人が多い。 柴犬もいた。
急に雨が降ってきて、Hもテントに一時避難する。 気象庁の雨雲レーダーの動画を見ると、東から西へ雲が流れているようだ。
雨が上がり、今後1時間以上は雨雲が掛からないと判断して、自分もテントを出る。
今回のキャンプ場では、朝日を考慮した設営はできなかった。 雲が多くて日射が続かないのでまだ助かる。
木の向こう側に停めてある軽バンは中がキャンプ仕様に改造されていて、竹中直人風のお父さんが小学2年生くらいの娘さんを連れて、オートキャンプしていた。
昨夜使い切れなかった食材がまだ残っている。 特に豚しゃぶ用に買ったロース肉はなんとかしなければ。
カップ麺を食べるのはやめにして、残っているうどん玉と長ネギと椎茸と一緒に茹でて食べる。
どこからともなく犬がやってきて、Hに食べ物をねだる。 青い首輪をしていて、人懐っこい犬だ。
広い公園だが、ノーリードで離すのはよくないね。 お前の飼い主はどこにいるんだ?
ゴミを漁りだしたり、しまいにはHがつまみに買ったカルパスを勝手に食べ始めた。 どんだけ飢えてるんだか。
ちなみにこのキャンプ場の水場は、後ろに写っている水道一つだけ。 トイレは事務所脇の駐車場にある。
先にテントを畳んでから、バーベキュースタンドなどを片付ける。 バイクに荷物を積み込んだところで雨が強くなってきた。
それほど長くは続かないだろうと判断し、公園のテントで雨宿りする。
Hが「あれは犬の紐じゃないか?」というので、ふと前を見ると案内板にリードが掛かっていた。
もしかしてあの犬のものだろうか。 首輪を着けていたので気にもしなかったが、あれは捨て犬だったのだろうか? そう考えれば、あのがっつきかたも理解できる。
しばらく目をこらしたが、あの犬は帰って来なかった。
雨が上がったのでバイクに戻ると、Hのバイクの傍に大きな水たまりが出来ていて、地面に置かれたテントが浸かっていた。 「あと2分あれば積めたのに」とはHの弁。 防水バッグにすればいいのに。
10:50 出発する。 R118から常陸大宮市街で県道21号へ右折する。
大桂大橋を渡ってR123へ左折する。 雲は相変わらず多いが降りそうな感じはない。
11:16 城里で県道61号へ右折する。 この61号が信号が少なくて、とても気持ちのよい道だった。
でも峠の空気感が「夏はもう終わり」と伝えてくる。 そういえばもう9月になったんだっけ。
新学期は明日からだが、なんだか自分たちが夏休み気分が抜けなくて、まだ遊び足りない子供のように思えてくる。
11:32 笠間市で県道50号へ合流する。 ここからは新R4目指してひたすら西進するのみ。
11:48 ENEOSのセルフを発見して給油。 ENEOSには珍しく、先に給油してから店内で支払うタイプだった。
ここでこの先の降雨状況を確認する。 小山から古河に掛けての降り方が酷い。
走りだすと左前方に黒い雨雲が見えてきた。
12:33 新R4まであと3kmというところで、前方にマクドナルドが見えた。 「アイスコーヒーが飲みたい」と、Hを誘って休憩する。 ドライブスルーには車列が出来ていたが、店内はそれほど混雑していなかった。
しばらくすると結構な勢いで雨が降ってきた。 どうやら雨宿りして正解だったようだ。
朝食のボリュームが多かったので最初は飲み物だけだったが、長居をすることになったので結局昼メシを食うことにした。
天気も不安定なので、今日はこのまままっすぐ帰る予定だった。 新R4に乗ってしまえば、小山から古河の県道56号との分岐まではすぐだ。
実はHのバイクの交換用タイヤが昨日ウチに届いていた。 日を改めて作業を行う予定だったが、まだ時間が早いので今日やってしまわないかともちかける。 タイヤ交換で一日潰すのももったいないしね。
しばし考えたのちに、「今日タイヤ交換をしてしまおう」という判断になった。
13:23 雨が小止みになった隙に、ふたりとも合羽を着込んで出発する。 Hは新しいブーツカバーを買ったらしいが、持ってくるのを忘れたらしい。
13:28 新R4へ合流。 前を走るクルマの水しぶきが気になるが、雨の峠は超えたようだ。
13:44 県道56号へ降りる頃には、ほぼ雨は上がっていた。 この先は路肩が狭いので、できるだけ信号待ちで大型車の前に出る。
13:55 利根川橋を渡る。 ここから県道3号に入るまでは左車線を守る。
14:00 R125から県道3号へ左折。 ここからは中央寄り車線の方が流れがよい。
14:31 R16へ合流。 ここから家までは50分くらいだろう。
15:23 オンタイムで帰宅。 リポDを補給後、Hは汗だくになりながら前後タイヤおよびチェーンを交換、ジョルカブに使っていたGIVI箱の移植を行ない、18時過ぎに帰っていった。
自分はHを途中まで見送ったあと、炊飯器をセットして犬の散歩に出かけた。
本日の走行距離 156.3km
Google Earth用KMZファイル(常陸大宮~自宅) → 20120902.kmz
禄太郎
近場でもちゃんと旅らしさが感じられるレポでしたね。
私だったら阿蘇エリアに1泊で出かけるような感じでしょうかね。
私は泊まりツーの時、宿に着いたらあとは風呂とビールだけで、それ以外のことは極力したくなく、コンビニに出かけることさえおっくうになるくらいなんです。そんな私から見たら食材の買い出しと調理ということが信じられません。今回は到着が早かったとは言え、凄いです。炭火焼きのししゃもが喰いたくなりました。
ダブリン市民から禄太郎への返信
炭火焼きすると、卵のしっとり感は残したままパリっと焼けるので美味しいですよ。
自分も一人ならコンビニ弁当で十分だったりするんですが、友人Hが手間ひま惜しまず調理してくれるので。 いつも感謝しています。
炭が熾るまで時間が掛かって焦れったく思うこともありますが、炎を見つめながら酒を呑むというのも落ち着くものです。