2012年 9月30日(日)
05:25に目が覚めた。 結局、朝の4時くらいまで、走り屋と思しきクルマがたびたび通り過ぎた。 いまだに居るんだね、ああいうバカは。
ところで足柄峠は神奈川県と静岡県の県境だが、本当に神奈川県側でキャンプしているのだろうか?
点線が県境だ。 大丈夫。 ギリギリでクリアしている。
昨夜はカバーを付けずにシュラフに入って寝たのだが、暑くなったので開いて掛けて寝た。
だが明け方は結構冷えたようで、テントの中が結露していた。
明るくなってきたので、外に出てみる。 左手の山は矢倉岳。 確かに万葉っぽいといえば、ぽい雰囲気だ。
朝もやのなか、朝日がテントを照らす。 気持ちのいい朝だ。
東屋の中はとてもキレイだった。 降っていたら、この中にテントを張っていただろう。
今日の朝食はスープワンタン。 コーヒーを持って来るのを忘れてしまった。
バイクはバス停に置いていたのだが、昨夜もドーナツターンをやっていたバカがいた。
バス停からはよほど注意しないとテントは見えない。
公園の案内板の裏に、足柄峠の説明があった。 何故ウラに?
県道を走るクルマからはほとんど気付かれることはない。
撤収作業中におばさんが二人やってきた。 他にも集まってくる。
毎年来ているようだが、今夜は十五夜なので月見会でもするのだろうか? 残念ながら今日はこれから台風がやってくる訳だが、月が出ても出なくても、集まることに意義があるのだろう。
07:54 出発する。
トイレは300mくらい離れたところにある。 テントで催してからだと間に合わない。
普通、県境は峠に置かれることが多いのだが、足柄峠の場合は少しズレている。 峠に足柄城址があって小山町に属するからだろう。
毎年9月のお祭りで、南足柄市と小山町の小学生が綱引きして、城の陣取り合戦をしているらしい。
「足柄の関」の跡があるが、これは作り物で実際の関所の位置は不明らしい。
足柄山は金太郎伝説の地。
昨夜上って来た県道78号を戻る。 昔はこんなに広くなかったのだが、ヘンに整備するからバカが走りにやってくるのだ。
富士山は雲に隠れている。
とはいえ広い道はすぐに終わり、県道78号は昔ながらの山道に戻る。 足柄駅へと下っていく。
足柄駅から県道150号でR246方向へ。 この道はずっと富士山が見えてなかなかいい道だ。 天気が良ければ最高だろう。
バイクを入れて記念撮影。 ちょうど山頂の雲が切れてくれた。
この辺りに住んでいる人は、富士山があるのが当たり前になっているので、いちいち感動しないんだろうな。 それはそれで不幸なことかもしれない。
県道394号に右折し、一色交差点でR246を横切る。 そのまま道なりにシモンズ富士小山工場の方へ進む。
ナビの指示通りに走っていたら、渚園に行く途中で出くわした通行止めにまた引掛ってしまった。 Googleなら道路情報も含めてナビ出来そうに思うのだが。
富士スピードウェイの東ゲート前を通過。 今日はレースの日ではないようだが、走行会があるのかクルマが多い。
県道147号で明神峠へ。 最初は良いペースで上っていくが、だんだんと勾配がきつくなり、最終的には2速でなんとか上っていく
これは下りの標識だが、勾配はなんと18%。 眼下にスピードウェイが見える。
昔はコンクリ舗装が明神峠まで続いていて、峠付近は細くて九十九折になっていた。
この道も昔からブラックマークがたくさん付いているが、以前は標高の低い区間だけだった。
三国峠からの下りで、先々週に撮れなかった写真を撮る。
08:47 山中湖からは道志みちへ。 ペースの速いベンツに引っ張ってもらう。
これからツーリングに行く、たくさんのバイクとすれ違う。 道の駅どうしも、先々週よりバイクが多かった。
09:48 城山でマックを発見。 朝マックの時間帯に間に合った。 コーヒーが飲みたい。
ここから先は、高尾~日の出~青梅~飯能と抜けていく。 嫁の実家にお土産を届けて、帰宅したのは12:07だった。
帰宅したときはまだ天気が良くて、こんなに早く帰ってくることはなかったかもと思ったが、14:40にレーダーを確認すると青梅はもう降っていた。
慌てて犬の散歩に出かけたが、なんとか降り始めのうちに戻ってくることができた。
伊豆には昨年末にも嫁と犬を連れて旅行に来たが、バイクで走ったのは久しぶりだった。
石廊埼灯台に行くのがメインだったので、他にはほとんど立ち寄ることがなかったが、有名な温泉も多数あるところなので、次回はいろいろ入ってみたいと思う。
それに伊豆でキャンプしたことはまだないので、来年の春先あたりにやってみたいと思っている。
本日の走行距離 130.8km
Google Earth用KMZファイル(足柄峠~自宅) → 20120930.kmz