AIMP3を試す

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我が家の音楽ライブラリーは、iTunes上でALACフォーマットにて構築しています。

iTnuesを使っている理由は、ライブラリ管理がしやすいからです。 iTunes Storeは全く使っていません。 昔はロスレスフォーマットを使える音楽管理プレーヤーは、iTunesくらいありませんでしたし。

現在はFLACフォーマットが普及して、対応機器やプレーヤーも増えてきました。
ハイレゾやDSDなどの流行りで、foobar2000Frieve Audioなどを使う人も多いようです。

iTunesは音が悪いという話も聞くのですが、以前はALACを扱えるプレーヤーがなかったので、比べたことがありませんでした。

iTunesもWASAPI(共有モード)には対応しているようです(ASIOドライバには対応しませんが)。
QuickTime Playerの設定を確認してみたら、ちゃんと「Windows Audio Session」になっていました(Windows7 Pro x64、iTunes 11.0.1.12)。

qt_wasapi.jpg

出力先を「Windows Audio Session」にすると「サウンド出力」のレートやサイズは変更できなくなります。


ALACがオープンソースになって、標準で対応するプレーヤーも増えました。 前出のfoobar2000も対応していますね。 foobar2000については、SAYA.Incの詳しいガイドもあります。


でも、へそ曲がりな自分はまずAIMP3から試してみることにしました。
AIMP3も標準でALACに対応しています。 iTunesの楽曲保存フォルダーを開けば、ライブラリに自動的に登録されます。

aimp3.jpg

ロシア製ソフトですが、インストール時に日本語を選択すると、楽曲名なども含めて完全に日本語化されます。
あと last.fm連携プラグインが標準で入ってます。

aimp3_driver.jpg

DACとは光接続のままなので、「WASAPI Exclusive」を選びました。
光デジタル接続なので、出力は192kHzまで表示されます。 CDからリッピングしたデータばかりなので44.1kHzにしています。

aimp3_clock.jpg

試しに96kHzにしてみましたが、なんとなく変わるような気がしますが、良いのか悪いのかは分かりません。
ちなみにビット数のところは、グレーアウトして変えられませんでした。


で、iTunesと差異があったかというと... ありました。

でもその差異も、素人が言葉にして表現するのは難しいですね。 彫りが深いというか、輪郭がくっきりしてるというか。
情報量が多いのは感じますが、曲によってはちょっと聴き疲れしそうな感じです。

いずれにせよ、ブラインドで当てられるかというと自信はないです。

腕組して音楽と対峙する人なら、こういう変化も見逃せないのだと思いますが、BGM的にながら聴きする自分にとっては操作性の方が大事です。
機材の音質確認をするときには、iTunesよりいいかもしれません。