SD-1955+を買って、なるほど確かに音の鮮度は高く感じられたのですが、「SD-1955+というDACのキャラクター」はイマイチよくわかりませんでした。
そもそもDACが個性を主張するべきなのかどうかもよく分からないのです。
ところで以前にDACについての記事を書きましたが、S.M.S.Lには他にもDACがあるようです。
・SD-793 V2 PCM1793 光・同軸(USBなし)
・SD-192 CS4344 光・同軸(USBなし)
・SD-022+ CS4344 光・同軸・USB、ASIO対応
・SD-650 CS4398 光・同軸・USB、ASIO対応
以前は SD-1305A(TDA1305T 光・同軸・USB)とか、SD-270(PCM2704 光・同軸・USB)という製品もあったようですが、基板を見ても古い世代の製品のようです。
SD-793 はV2になって基板も新しくなってますが、無音時にホワイトノイズが出るという話も聞きます。 価格もSD-022+より高いので、あえて使う必要はないように思います。
SD-192は、やがてSD-793 V2を置き換えるのではないでしょうか?
SD-398とSD-650の違いは、SD-398がトランス内蔵で、SD-650がACアダプタということでしょうか。 価格はSD-650の方が5千円くらい安いです。
S.M.S.LのDACは使っているチップから型番を取っているものが大半(例えばSD-398はCS4398。SD-022+は元がUSB-デジタルコンバーターだったので、USBレシーバーのTE7022から取ったとおもわれる)なんですが、SD-650は何の由来なんでしょうね?
とりあえず PCM1704を使った安いDACを買って、SD-1955+と比較してみたいですね。