秋月に頼んでいたオペアンプ3種が届きましたので、テストしてみました。
ちなみにDAC7のオペアンプは、I/V変換にOPA2604が2つ、差動合成(LPF)にTL072が1つ使われています。
前回も今回もI/V変換のオペアンプを交換しています。
まず期待のMUSES 8920Dから。 VA100Evoのオペアンプを交換して遊んでいた、7年前にはまだなかったんですよね。
交換直後は残響が強すぎて「なんじゃこれ」でしたが、一昼夜経つと落ち着いてました(以下のオペアンプも一晩置いています)。
ちょっと音が痩せ気味かなと思いますが、OPA627やAD797とOPA2604の中間くらいのグレード感に感じました。 でもミッチー(及川光博)が別人に聴こえたので、クセが強いように思います。
続いてこれも比較的新しいLME49860NAを聴いてみます。
グレード感としては、MUSES 8920Dを越えてAD797に比肩するレベルですね。 全体的に欠点が少ない感じです。 NE5332の系譜というのも納得です。
ただ欠点がない代わりにコレ!という魅力(特徴)も感じないように思います。
最後にLME49720NA。 LME49860NAの結果からあまり期待していなかったのですが、49860より活き活きとしていて好印象です。
ただ低音がちょっとボワつくというか、締りがないような気もします。
いろいろ聴いてOPA627に戻したら、「あー、やっぱ凄いわ」と思ってしまいました。 慣れたのかクセも気にならなくなってきたし。
という訳で今はOPA627で聴いています。 自分自身「結局それかよ」という感じですが、まだ試してみたいオペアンプはあるので、あくまで暫定王者というところです。
相棒になるLPFのオペアンプも試してみたいですね。