関西電力、過剰な電力供給で燃料費を無駄遣い

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電力供給サービス:関西の需要が6%減少、過剰な供給力で発電コストを無駄遣い - スマートジャパン

関西電力が2月26日に発表した今冬の需給状況報告を見ると、需要が最大になったのは2月19日(火)の午前10時~11時で2432万kWだった。当日の供給力2656万kWに対する需給率は91.6%である。(中略)
 
今冬の需要は関西電力が10月の時点で政府に報告した予測値も大幅に下回っている(図2)。1月と2月の需要は最大で2537万kWになる予測だったが、現在のところは2432万kWが最大で、100万kW以上も少ない。この数字を見ても6%の減少率になる。
 
一方で供給力は予測を大きく上回り、最大は1月23日(水)の2892万kWだった(図3)。当日の需要は2234万kWしかなく、需給率は77%という低さだ。この週は連日2800万kW台の供給力を続けており、需要に合わせて適切に調整できなかったとみられる。結果として、発電コストの一部が無駄使いされたことになる。
 
関西電力は4月から電気料金を値上げすることを発表したが、過剰な供給力を維持して燃料費を無駄遣いしていることは利用者には納得しがたい。安定供給を前提にしながらも適切な需給バランスを維持する能力が電力会社に求められる。

原発依存体質が染み付いているから、こういう無能さをさらけ出すことになるんだよ。

電力供給に余裕があるのなら、大飯原発は停めるべきですね。